四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求めている「伊方原発をとめる会」は5月20日、原子力規制委員会に対し、同日公表された伊方原発3号機の再稼働の前提となる「審査書案」の撤回を申し入れしました。 申し入れに
しんぶん赤旗
ベント失敗の可能性・・福島第1・2号機 東電が調査結果
東京電力は5月20日、福島第1原発事故で、2号機の原子炉を覆う格納容器の破損を防ぐため、内部の圧力を下げる「ベント」と呼ばれる排気作業が失敗した可能性が高いとする調査結果を発表しました。ベントをした場合に、格納容器内の
甲状腺がん、5人に・・福島県 & 規制委 緊急時の被ばく線量限度・・上限250ミリシーベルト改定案
東京電力福島第1原発事故を受け、当時18歳以下だった県民を対象に実施している甲状腺検査について、福島県は5月18日、2巡目の検査で3月末現在、15人が甲状腺がんやその疑いと診断されたことを明らかにしました。このうち手術
福島第1原発 汚染水対策の現状は・・共産党国会議員らが視察
日本共産党の島津幸広、真島省三両衆院議員と党福島県議団、いわぶち友参院比例候補らは5月18日、東日本大震災での過酷事故から4年2カ月がたつ今も、放射能汚染水の外洋流出など危機的な状況が続く東京電力福島第1原子力発電所(
福井地裁 差し止め執行停止却下・・高浜原発 関電申し立て
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働差し止めを命じた福井地裁の仮処分決定を不服として、関電が行った執行停止の申し立てについて、同地裁(林潤裁判長)は5月18日付で退ける決定をしました。住民側の弁護団が19
福島第1事故 予見可能・・福島地裁 津波研究者が証言/生業訴訟
国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めた「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟(中島孝団長)の第12回口頭弁論が5月19日、福島地裁(金澤秀樹裁判長)で行われました。 地震・津波研究の第一人者、元東大地
避難者住宅の提供中止反対・・支援ネットが声明
東京電力福島第1原発事故で、避難指示区域外の地域から避難(自主避難)している避難者に対する住宅の無償提供を福島県が2017年3月で打ち切ろうとしていると報じられた問題で、避難者支援をしている「東京災害支援ネット」(弁護
火山監視常設組織を・・規制庁が案 原発への影響助言
原子力規制委員会の原子力施設における火山活動モニタリングに関する検討チームの会合が5月18日開かれ、原子力施設に影響を及ぼすような火山現象のモニタリングに関して、規制委に助言する常設組織を新たに設置する案が事務局の原子
自主避難者への住居無償提供・・福島県が終了を検討/17年3月末まで 、反発必至
福島県が、東京電力福島第1原発事故で政府の避難指示が出ていない地域からの自主避難者に対し、避難先の住居の無償提供を2017年3月末に原則として終了する方向で検討していることが17日、関係者の話で分かりました。月内に県内
“福島に生きる”第五福竜丸が原点・・ガラス店を営む 石井千代子さん(70)
福島県郡山市でガラス店を営む石井千代子さん(70)は、東京電力福島第1原発事故後、気持ちが晴れない状況が続いています。 「何をやっても放射能のことが頭から離れない。何かが覆いかぶさったように包まれている」 ■生業訴訟
再生エネ抑制やめよ・・真島議員 原発20%固執批判
日本共産党の真島省三衆院議員は5月13日、経済産業委員会で、エネルギー基本計画と2030年のエネルギー需給見通し(エネルギーミックス)の問題で質問しました。 エネルギー基本計画では、「電源コストが低廉で、安定的に発電
「原発回帰」の再検討を・・藤野議員 住民本位の改革主張
日本共産党の藤野保史議員は5月15日の衆院経済産業委員会で、経済産業省が4月に示した「エネルギー需給見通し」で2030年時点の原発の構成比を20~22%とした問題について質問しました。新増設や建て替えを前提にした「原発
「地震国に原発いらぬ」・・反原連が官邸前抗議行動
首都圏反原発連合(反原連)は15日夜、原発に反対する首相官邸前抗議行動を行いました。北陸電力志賀原発(石川県)の直下にある断層が活断層の可能性があることが明らかになるなど、地震国・日本で原発を稼働させる危険性が浮き彫り
地下1〜3キ口地震多発・・大涌谷周辺、熱水活動不安定に
気象庁は5月13日、神奈川県・箱根山の火山活動の解説資料を発表し、大涌谷周辺で4月26日から活発に続く火山性地震の震源分布図を明らかにしました。今月5日夜にそれまでより深い地下5キロ弱でマグニチュード(M)2・6の地震
志賀原発を廃炉に 規制委見解、受け止めて・・北陸電力に決断迫る 石川の3団体
原子力規制委員会の評価会合で、北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)1号機原子炉直下などを通る断層について「活断層の可能性を否定できない」とする見解で一致したことを受け、原発問題住民運動石川県連絡センター・同能登地域
浜岡原発廃炉を要請・・「静岡の会」が中部電に
中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)が停止して4年目を迎えた5月14日、岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会(原発なくす静岡の会)は、同原発を再稼働しないよう中部電力静岡支店に要請しました。 代表の林克・県労働
原発ビジネスやめよ・・井上氏 日蒙EPAに反対
日本共産党の井上哲士議員は5月14日、参院の外交防衛委員会で、日本がモンゴルと2月に締結した経済連携協定(EPA)に関して質問しました。井上氏は、同協定にもりこまれた投資環境の整備がモンゴルでのウラン資源開発を後押しし
福島第1は労災倍加・・田村智子氏 国の対策要求
日本共産党の田村智子議員は5月13日の参院東日本大震災復興特別委員会で、福島第1原発事故収束作業の労災事故について政府の対策強化を求めました。 同原発では約7000人が働き、今年1月に雨水受けタンクの点検作業中に労働
活断層否定できぬ・・原子力規制委 専門家が一致/志賀原発の直下
1号機は廃炉濃厚に 北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)の敷地内の断層が活断層かどうかを評価している原子力規制委員会の専門家チームは5月13日の評価会合で、1号機原子炉直下などを通る断層について「活断層の可能性を否
もんじゅ保安規定違反・・12年以降6件目 &女川も点検不備 &川内1号 使用前検査に遅れ
原子力規制委員会の5月13日の定例会合で、原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)に対して、新たに保安規定違反が指摘されました。規制庁によれば、2012年に発覚した大量の機器点検漏れ以降6件目です。 規制