原子力規制委員会は3月18日、再稼働の前提となる新規制基準の適合性審査を進めている九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)について、各設備や機器の設計内容を示した「工事計画」を認可しました。 九電は近く、規制委が
しんぶん赤旗
「原発事故と死亡に相当因果関係があると認められた」・・上川法相
上川陽子法務相は3月17日の参院予算委員会で、福島原発事故によって避難を余儀なくされたためにうつ状態になり自殺した女性=当時58歳=について、「原発事故と死亡に相当因果関係があると認められた」とする認識を示しました。新
原発3基 廃炉決定 運転40年超 美浜と敦賀・・関電、再稼働へ3基申請
関西電力は17日午前の臨時取締役会で、美浜原発1、2号機(福井県)の廃炉を正式決定しました。日本原子力発電も同日午前、敦賀原発1号機(福井県)の廃炉を決めました。関電と原電は17日中に福井県などに廃炉の決定を報告。いず
東電の解釈「疑問も」・・規制委 柏崎刈羽 断層を調査 & 凍土壁凍結開始来月にずれ込む・・福島第1
原子力規制委員会は3月17日、再稼働の前提となる新規制基準への適合性審査を受けている東京電力 柏崎刈羽原発(新潟県伯崎市、刈羽村)の敷地内と周辺にある断層の活動性について現地調査を行いました。東電は2013年9月に6、
「創造的復興」の実態を告発・・日本科学者会議がシンポ
日本科学者会議は3月16日夜、第3回国運防災世界会議の一般公開事業としてシンポジウム「大震災の経験を学び 防災復興のあり方を考える」を仙台市内で開きました。 「創造的復興」と称して大企業重視や開発を優先し、被災者の生活
汚染水2万トンの処理間に合わず・・5月まで・福島第1
東京電力は3月16日、福島第1原発でタンクにためている放射能汚染水について、目標の5月までに処理しきれない分が2万トンに上ることを明らかにしました。汚染水の総量的60万トンの3%に当たります。海水を多く含んでいるため、
原発事故過去の話でない・・福島復興を考えるシンポ
「ふくしま復興を考える県民シンポジウム2015」が3月15日、福島市内で聞かれました。福島県・福島大学の主催(共催・日本赤十字社)。 内堀雅雄県知事が基調報告で、4年たっても11万9000人が避難生活を続けている県の
ストップ川内再稼働・・鹿児島でパレード
安倍政権が全国の原発再稼働の「突破口」に位置づける九州電力川内(せんだい)原発のある鹿児島県で3月15日、再稼働阻止を訴える「ストップ川内原発再稼働!3・11かごしまパレード」があり、1800人(主催者発表)が「再稼働
「今年は歴史的節目」 国連事務総長が講演・・国連防災会議関連企画
来日中の国連の潘基文(パン・ギムン)事務総長は3月15日、第3回国連防災世界会議の関連企画として東北大学が主催した仙台市内のシンポジウムで講演しました。今年は国連の掲げる「持続可能な開発」への歴史的な節目になるとし、そ
再稼働反対意思示す・・名古屋アクション500人
名古屋からも福島に連帯し原発再稼働反対の意思を示そうと3月15日、同市中区の白川公園で「原発ゼロを永遠に 名古屋アクション」が開かれました。首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさんの音頭で、若者から高齢
再稼働への批判相次ぐ・・脱原発めざす首長会議フォーラム
脱原発をめざす首長会議は3月14日、仙台市内で国連防災世界会議のパブリック・フォーラム「原子力防災と自治体の役割」を開きました。 全町避難が続く福島県浪江町の馬場有町長は、津波での死亡者182人に対して災害関連死は3
米規制委員長が来月訪日へ・・福島第1原発 廃炉作業を視察予定
【ワシントン=時事】米原子力規制委員会のバーンズ委員長は3月10日、ワシントン近郊で開かれた会合で、福島第1原発事故に触れ、「事故は世界の原子力安全を促進する上で、国際協力が重要だということを浮き彫りにした」と振り返り
“大震災5年 300人調査から”被災者の願い・・国と東電への怒り噴出
地震と津波に加え、東京電力福島第1原発事故の被害が続く福島県では、被災者の生活再建の遅れがより深刻であることが、被災者300人実態調査からも浮かび上がります。被災者からは原発事故をめぐって国と東電への怒り
「原発ノー」福島から発信 ・・県民大集会に6500人
東日本大震災・原発事故の翌年開催し、今回で4回目の「原発のない福島を! 県民大集会」が3月14日、福島市で開かれ、約6500人が参加しました。 幅広い団体の実行委員会には、ふくしま復興共同センター(事務局は福島県労連
電力4社 原発廃炉3月18日にも決定・・老朽5基、地元説明へ
関西電力と九州電力など電力4社が、運転開始から40年前後経過する老朽原発計5基の廃炉を18日にも正式決定する方向で最終調整していることが14日までに分かりました。4社は決定後、速やかに地元自治体に説明する方針。いずれも
きょう!金沢まで開業・・北陸新幹線 光と影
JR北陸新幹線は3月14日、東京-長野間が金沢まで延伸開業されます。東京から金沢まで最速2時間28分で結ばれ、生活、観光など多方面に影響が広がります。一方、新幹線建設に伴う地元負担は大きく、JRから分離されて第三セクタ
汚染土搬入を開始・・福島中間貯蔵 大熊町側先行で
環境省は3月13日、東京電力福島第1原発事故の除染で出た汚染土などの中間貯蔵施設への搬入を開始しました。 同日午後、福島県大熊町にある仮置き場から町内の施設に設けた保管場に汚染土を輸送。 施設は大熊、双葉両町にまたが
原発ゼロへ 抗議140回・・官邸前行動
「原発やめろ」「すべての原発再稼働反対」。ドラムのリズムに合わせ、力強いコールが響きます。首都圏反原発連合(反原連)は13日、140回目の首相官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発事故から4年たっても放射能汚染が深
福島の警告が原発廃止に道・・独 環境相、政策改めて強調
ドイツのヘンドリクス環境・原子力安全相は3月10日、「福島は警告し、(政策)転換を促した」と題した声明を発表し、「チェルノブイリ事故後25年たって起きた福島の事故は、原子カエネルギーを使うことが人間、自然
タンク付近放射能上昇・・福島第1地下水濃度2日前の30倍 & 堰の近くで高い線量
福島第1原発のタンク群を囲う堰(せき)の外に高濃度の放射能汚染水が流出した問題で、東京電力は3月11日、当該タンク群近くの地下水の放射能濃度が約30倍に上昇したと発表しました。 東電によると、タンクの堰の汚染水流出地