東京電力柏崎刈羽原発(新潟県)でテロ対策上の不備が相次いで見つかった問題で、原子力規制委員会は12日、東電の原子力事業者としての適格性を再確認する方法について議論しました。 適格性の確認には、原子力規制庁の通常の検査
しんぶん赤旗
復興・汚染水 考える・・福島円卓会議が初会合 国と東電不参加
東京電力福島第1原発事故から12年4カ月の11日、学者・研究者らの呼びかけで「復興と廃炉の両立とALPS処理水問題を考える福島円卓会議」が開設され、福島市で初会合が開かれました。参加者は、会場に約80人、オンラインで約
汚染水放出撤回を 「漁業に打撃」 原発なくす会署名訴え
全労連や全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)などでつくる原発をなくす全国連絡会は11日、東京・新宿駅西口地下で、岸田政権が今夏に強行を狙う東京電力福島第1原発事故による放射能汚染水の海洋放出方針の撤回を訴えました。
汚染水の放出やめよ・・さようなら原発など 官邸前で抗議
東京電力福島第1原発事故による放射能汚染水の海洋放出を強行しようとする岸田政権に抗議し、「汚染水を海洋放出するな」と訴える抗議行動が10日、首相官邸前で行われました。最高気温が35度を超える暑さのなか駆けつけた200人
原発汚染水放出阻止・・日韓の労組連帯 ソウルで市民ら集会
韓国の市民や環境団体でつくる「日本放射線汚染水海洋投棄阻止共同行動」(共同行動)はソウルで8日、東京電力福島第1原発の放射性物質を含む「アルプス処理水」(汚染水)の海洋放出に反対する集会を開きました。集会は、訪韓中の国
汚染水放出・・宮城県議会で反対意見書
東京電力福島第1原発による放射能汚染水(アルプス処理水)の海洋放出の問題をめぐり宮城県議会は4日、本会議で海洋放出に反対する意見書を全会一致で可決しました。 意見書は、宮城県の基幹産業である水産業は東日本大震災による
汚染水放出 国際基準に合致/韓国が見解
【ソウル=時事】韓国政府は7日、東京電力福島第1原発(福島県大熊、双葉両町)の放射性物質トリチウムを含む処理水の海洋放出処理計画について、国際原子力機関(IAEA)などの国際基準に合致し、韓国の海域に及ぼす影響はほとん
汚染水放出反対 署名計25万超 東北3県の生協が提出 “復興が水泡に”
東京電力福島第1原発から出る「アルプス処理水」(高濃度のトリチウム=3重水素=を含む汚染水)の海洋放出問題で7日、東北3県の生活協同組合が、海洋放出に反対し、国民の理解が得られる別の方法で処分するよう求める署名約3万3
福島市議選あす投票 共産党4氏が全力・・汚染水放出ノー審判を
統一地方選後で最初の県都でのたたかいとして主要政党も力を入れる福島市議選(定数35、立候補46人)は、激戦のまま最終日を迎えました。日本共産党は、村山くに子、佐々木ゆう、おぐま省三、山田ゆたかの4人の現職全員が“当落線
一番大事なのは関係者との約束/原発汚染水 海洋放出中止の決断を 志位委員長が会見
日本共産党の志位和夫委員長は6日、国会内で記者会見し、東京電力福島第1原発事故に伴って同原発から出る「アルプス処理水」の海洋放出をめぐる政府の対応について問われ「一番大事なのは、政府と東京電力が『関係者の理解なしには、
海守る連帯 放出反対・・福島第1「処理水」 沖縄8団体が声明
東京電力福島第1原発の放射性物質トリチウムを含む「アルプス処理水」の海洋放出問題をめぐり、沖縄県内の環境保護などに取り組む8団体が連名で、原発「処理水」の海洋放出に反対する声明を出しました。8団体の代表者が6日、県庁で
原発攻撃“危機” 住民脱出も/ウクライナ ザポロジエ
【ロンドン、ベルリン=時事】ロシア占領下にあるウクライナ南部ザポロジエ原発で、ロシア軍が「危険な挑発行為」を準備していると警告が出され、懸念が広がっています。ロシア軍が破壊工作を仕掛けながらウクライナの仕業にするとの見
福島原発「処理水」 IAEAの報告書尊重・・韓国政府
【ソウル=時事】東京電力福島第1原発の処理水海洋放出計画を巡り、韓国政府の朴購然国務調整室第1次長は5日の記者会見で、国際原子力機関(IAEA)の包括報告書を「尊重する」と表明しました。IAEAは4日、処理水の海洋放出
「浅部断層」も考慮せよ・・福井地裁 美浜原発稼働で住民側
関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の運転禁止仮処分申し立てに対する第2回審尋が3日、福井地裁(加藤靖裁判長)で行われました。全国の原発で唯一運転開始から40年を超えて稼働している同原発に対し、県内の住民10人が1月
原発のリスクを実感・・岩手・宮古民商 宮城・女川バスツアー
岩手県宮古市の宮古民主商工会(民商)は6月27日、東北電力女川(おながわ)原発(宮城県石巻市、女川町)の見学バスツアーを開催し、17人が参加しました。 原発事故がもし起こった場合、宮古市にも影響があるとされるとして企
追加賠償 周知もっと・・福島 東電に復興団体など要望
東京電力福島第1原発事故による七つの集団訴訟確定判決を受けて、原子力損害賠償紛争審査会の中間指針見直しと賠償金の追加払いが確定し、4月からウェブ請求受け付けが始まったものの、追加賠償自体を知らない人が多くいることが分か
設備の使用前検査終了・・福島第1「汚染水」放出
原子力規制委員会は6月30日、東京電力福島第1原発(福島県大熊、双葉両町)の放射性物質トリチウムを含む「アルプス処理水」の海洋放出設備について、現地での使用前検査を終了しました。問題がなければ、1週間程度の手続きを経て
「処理水」巡り東電責任者が発言 理解醸成“必要条件でない” 漁業者との約束軽視
東京電力福島第1原発事故で出た「アルプス処理水」(高濃度のトリチウムを含む汚染水)の海洋放出計画をめぐって事態が緊迫するなか、東電の廃炉・汚染水対策の責任者が29日、地元や国内外での理解の醸成について、放出を実施するた
漁連との約束「順守」 株主総会 「処理水」巡り東電
東京電力ホールディングスは28日の株主総会で、福島第1原発事故で出た「アルプス処理水」の海洋放出をめぐり、東電が福島県漁連に「関係者の理解なしには、いかなる処分も行わない」と約束したことについて「この方針を順守してまい
政権追い詰めた市民と共産党 通常国会150日(4) 原発回帰 狙いは原子力産業の優遇
「もう二度と、自分たちと同じ思いをする人をつくりたくない」。そんな原発被害者の思いも、原発事故の教訓も踏みにじり、原発回帰にかじを切った岸田政権に、被災地をはじめ全国から「福島を忘れるな」と厳しい批判の声が上がっていま