安倍首相自ら宣伝し他国に売り込んできた、原発輸出戦略が行き詰まりを見せています。今月、日本政府と三菱重工業がトルコの原発建設計画を断念する方向でトルコ政府と調整に入ったと伝えられます。英国での建設計画も出資企業が集まら
しんぶん赤旗
安倍首相の責任問われる・・英原発計画「凍結」 小池書記局長が会見
日本共産党の小池晃書記局長は12月17日、国会内で記者会見し、日立製作所が英国の原子力発電所建設計画のための出資企業集めに難航し、同計画を凍結する公算が大きくなったとの一部報道に言及し、世界の流れに逆らう原発輸出を「ト
COP24 パリ協定実行段階へ(上)・・「実施ルール」道筋つく 途上国に不満 課題も

ポーランド南部カトウィツェで2週間にわたって開かれた国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は、気候変動に取り組むパリ協定の「実施ルール」を採択して12月16日未明閉幕しました。とりあえずパリ協定は202
COP24の閉幕 温暖化対策・・本気で実行の時
ポーランドのカトウィツェで開かれていた国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は、地球温暖化対策を定めたパリ協定の「実施ルール」を採択して閉幕しました。パリ協定の目標達成に向けた枠組みを具体化し、それを機
日本の石炭融資 時代遅れ・・オイルチェンジ・インターナショナル コリン・リースさん語る

エネルギーをめぐる資金の流れを調べ、再生可能エネルギーへの資金を推進する市民団体「オイルチェンジ・インターナショナル」のコリン・リースさん(米国)に、日本の石炭火力推進の問題点について聞きました。 (カトウィツェ〔ポー
福島第1 増え続ける放射能汚泥・・水処理2次廃棄物 処分方法決まらず

事故発生から8年近くたった今も収束の見込みのない、東京電力福島第1原発。日々、増え続ける放射能汚染水を浄化処理した後の水がためられたタンクが、敷地を埋め尽くしています。 困難な問題は、それだけではありません。汚染水の
社会リポート 福島第1原発 アルプスで分離 2次廃棄物・・水処理後の汚泥 放射能の“本体”

被ばくや環境への影響 懸念 東京電力福島第1原発では、多核種除去設備(アルプス)で放射能汚染水を処理した後に残る汚泥などの「水処理2次廃棄物」の取り扱いが大きな問題の一つです。この廃棄物は「スラリー」などと呼ばれ、処分
COP24 NGOが評価・・各国の目標 報告受け見直しを & 「パリ協定」実施ルール 各国の真剣さが問われる
COP24 NGOが評価・・各国の目標 報告受け見直しを 【カトウィツェ(ポーランド南部)=岡本あゆ】国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)が12月15日、閉幕しました。環境NGO・地球環境市民会議(C
COP24inポーランド パリ協定「実施ルール」採択・・会議閉幕 温室効果ガス削減促進へ

「国際社会が断固として取り組むロードマップ」 【カトウィツェ(ポーランド南部)=伊藤寿庸】国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は12月15日深夜から16日未明(現地時間)にかけての総会で、地球温暖化対
原発被害者 真の救済へ・・いわき市民訴訟原告団が総会

「元の生活をかえせ・原発被害いわき市民訴訟」原告団は12月15日、福島県いわき市社会福祉センターで総会を開き、来年1月から始まる専門家尋問や原告本人尋問を成功させる意思統一を図りました。 原告弁護団の笹山尚人弁護士が
なんだっけ 原子力損害賠償法って?

Q 原子力損害賠償法(原賠法)が改定されたけど、どんな法律なの? A 原発で重大な事故が起きた際の賠償制度を定めたもので、1961年に制定されました。事故を起こした電力会社に、過失・無過失にかかわらず賠償責任がある
COP24inポーランド 「ルール」策定 協議続く・・島しょ国など“高い目標を”/「民衆の声聞け」若者ら訴え

COP24inポーランド 「ルール」策定 協議続く・・島しょ国など“高い目標を” 【カトウィツェ(ポーランド南部)=伊藤寿庸】国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は会期を延長して12月15日まで、パリ
原発固執の政権ノー・・反原連が官邸前抗議

首都圏反原発連合(反原連)は12月14日、首相官邸前抗議を行いました。「原発ゼロ」を求める圧倒的な民意を無視し、再稼働・輸出に突き進む安倍政権。冷たい風が吹くなか、参加者は「世界の流れに逆行し、原発に固執する安倍政権を
福島に生きる 相馬市でイチゴ生産 岩本知子さん(69)・・全国の応援、励みに

福島県相馬市本笑(もとわろう)でイチゴ栽培を35年以上取り組んできた岩本知子さん(69)は、東日本大震災のとき家にいました。縦揺れと横揺れが長く続き、屋根瓦が音をたててくずれ落ちてきました。 隣の家の住人は、子どもを
COP24inポーランド 化石燃料への投資撤退が加速・・1000機関を超える 問われる日本の姿勢 & 「化石賞」はポーランド

COP24inポーランド 化石燃料への投資撤退が加速・・1000機関を超える 問われる日本の姿勢 【カトウィツェ(ポーランド南部)=岡本あゆ】カトウィツェで開催中の国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)
震災・原発 「復興、10年で終了できない」・・高橋氏 復興相発言を批判

高橋千鶴子議員は12月4日の衆院東日本大震災復興特別委員会で、復興期間終了後の生活支援相談員継続を要求しました。 高橋氏は、地震、津波地域は復興の“総仕上げ”の時期を迎えたとの渡辺博道復興相の発言に触れ、「復興・創生
南海トラフの懸念・・「原発停止ありうる」 規制委員長
原子力規制委員会の更田豊志委員長は12月12日の定例記者会見で、南海トラフ地震の懸念が高まって海沿いの住民らが事前に避難を始めた場合、「仮定の話だが、原子力施設の停止を求めることは十分あり得る」と述べ、稼働中の原子力発
水密化で“浸水防げた”・・福島原発群馬訴訟 国申請の専門家証言
東京高裁 東京電力福島第1原発事故に伴い、福島県から群馬県に避難した住民が東電と国に損害賠償を求めた群馬訴訟の控訴審の第4回口頭弁論が12月13日、東京高裁(足立哲裁判長)であり、国側が申請した今村文彦・東北大学教授(
主張 もんじゅ後継開発・・破綻した道をまたすすむのか
巨費を投じながらほとんど運転できず廃炉が決まった高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)の後継炉開発について、経済産業省は、今世紀後半に本格運用するなどという工程表の骨子をまとめました。原発の使用済み核燃料から取り出したプルト
COP24inポーランド 「実施ルール」・・先見えず 先進国と途上国 交渉難航

【カトウィツェ(ポーランド南部)=伊藤寿庸】国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は12月14日に最終日を迎えます。 気候変動対策を定めたパリ協定の2020年以降の「実施ルール」を決める今回のCOP2