太陽光や風力など再生可能エネルギーを主力電源化するためにはどんな課題があるのか―。東京都内で研究者らのシンポジウムが2月2日開かれ、100人が参加しました。再エネの大量導入は技術的・経済的に可能であり、課題は制度的・政
しんぶん赤旗
台湾 脱原発「変えず」・・蔡政権 自然エネなどへ転換

【北京=釘丸晶】台湾の蔡英文(さい・えいぶん)政権は1月31日、再検討を行っていた2025年までの脱原発政策について、これまで通り、脱原発の方針を進めることを決めました。エネルギー政策を担当する経済部(経済省)が発表し
原発推進こそ無責任・・反原連、官邸前抗議

首都圏反原発連合(反原連)は2月1日、首相官邸前抗議を行いました。冷え込む中、参加者は「未来のために原発やめろ」「再稼働やめろ」と声を上げました。 通常国会が召集されてから初の抗議。安倍晋三首相は、施政方針演説で原発
除染土どこへ? 地元に説明なく埋め立て実験・・住民不安「ばらまくな」の声

東京電力福島第1原発事故後、除染によって出た大量の汚染土をめぐって環境省は昨年、埋め立ての安全性を確認する実証事業を計画。福島県内と栃木、茨城で実施しています。「除染土を全国にばらまくな」という声が高まっています。(都
規制委から是正要求・・茨城 放射能漏えい施設 党聴取で判明
日本原子力研究開発機構の核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)で1月30日に放射性物質が漏えいした問題で、事故が発生した施設が、核燃料廃棄物の保管状況が適切ではないとして国の原子力規制委員会から是正措置を求められてい
福島第1事故から8年 汚染水タンク増え続け・・毎日約100~150トン 余裕わずか

東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の事故から3月11日で8年になります。東電は1月30日、事故収束作業が続く同原発構内を合同取材団に公開しました。本紙も参加しました。(三木利博) 構内では今も約4000人以
2019年予算案 エネルギー・中小業者・・新型原子炉の開発支援/中小企業対策費 一般歳出のわずか0・3%

2019年度当初予算案のエネルギー対策費は9104億円(18年度比82円減)です。新たな原発開発など将来にわたり原発を存続させる予算が並びました。 世界の潮流に背向け固執 小型炉などの新たな原子力技術の開発支援に6・
核燃料施設で放射能漏れ・・茨城・東海村 警報響き9人避難
日本原子力研究開発機構の核燃料サイクル工学研究所(茨城県東海村)で1月30日、核燃料物質の入った容器をグローブボックスの中から取り出す作業をしていた施設で放射性物質を検知する警報が発生し、施設内にいた作業者9人が室外に
核燃料つまむ「指」・・福島第1の2号機 内部調査機器公開

東芝エネルギーシステムズは1月28日、東京電力福島第1原発2号機の原子炉格納容器内を調査する機器を報道関係者に公開しました。底部に溶け落ちた核燃料(デブリ)を直接つまんで硬さなどを調べる機能を搭載。東電は2月中旬から下
東電 柏崎刈羽原発ケーブル火災・・「温度変化で断線」

東京電力は1月28日、昨年11月に柏崎刈羽原発(新潟県)で起きた地下トンネルのケーブル火災について、温度変化によりケーブルが縮んで断線したことが推定原因とする調査結果を明らかにしました。当初、警報場所の情報を消防に伝え
原発ゼロ基本法制定へ・・全国連絡会 市民と共同進める
全労連、全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は1月26日、総会を東京都内で開きました。 ▽野党が共同提出した「原発ゼロ基本法」制定を求める国民的大運動を広げる▽「福島を忘れない 3・9全
女川原発県民投票 実現めざし市民集会・・仙台 党派超え250人

自民議員も「脱原発」 東北電力女川原子力発電所(石巻市・女川町)の再稼働の是非を問う県民投票の実現を目指す「みんなで決める会」の学習・討論集会が1月27日、仙台市で開かれました。市民や超党派の県議・市議など250人が参
原発ゼロの道開こう・・全国連絡会が交流集会

全労連、全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は1月26日、野党が共同提出している「原発ゼロ基本法」制定をめざす運動をさらにひろげようと、「第5回原発ゼロをめざす運動全国交流集会」を東京都内
今年 原発ゼロ元年に・・反原連が官邸前抗議 藤野氏スピーチ

首都圏反原発連合(反原連)は1月25日、首相官邸前抗議を行いました。安倍政権が進めてきた原発輸出計画が次々と破綻する一方、安倍政権や財界は国内の原発の再稼働や老朽原発の運転延長に突き進んでいます。参加者は「原発輸出もう
原発事故の損害語る・・いわき市民訴訟、口頭弁論
原発事故被害の完全賠償を求める、いわき市民訴訟(伊東達也原告団長)の第33回口頭弁論が22日、福島地裁いわき支部で開かれ、原告本人尋問が行われました。 4人の原告が、原発事故によって具体的にどのような損害を受けたかに
グリーンランドの氷床・・10年前より4倍速く融解/研究グループ

人工衛星の観測などでグリーンランドの氷床の融解が10年前より4倍速くなっていることがわかったと、米オハイオ州立大学などの研究グループが科学誌『米科学アカデミー紀要』電子版(1月21日公表)に発表しました。これまで考えら
原発関連廃止費用14.7兆円・・本紙集計 高コストくっきり

福島第1原発1~4号機以外の商業用原発の解体に伴う固体の放射性廃棄物(低レベル放射性廃棄物)の発生推定量は計48万7000トンに上ります。この中には、人間社会から10万年、隔離が必要な炉内構造物が含まれています。 廃
福島3号機プール燃料取り出し・・設備に14件の問題点 & 核燃料取り出し「月内100体」断念・・もんじゅ
福島3号機プール燃料取り出し・・設備に14件の問題点 東京電力は1月21日、福島第1原発3号機の使用済み核燃料プールから核燃料を取り出すための設備でトラブルが相次いだ問題で、設備の動作確認・点検した結果、14件の問題点
原発輸出の総破綻・・国内外で推進路線を断念せよ
日立製作所が、英国での原発建設計画の凍結を正式決定しました。安倍晋三政権が「成長戦略」の目玉として進めてきた「原発輸出」計画は次々と破綻しており、今回の日立の決定によって、輸出案件は事実上ゼロになります。原発輸出を日本
志賀原発の活動性評価対象・・陸域の3断層を追加
北陸電力志賀(しか)原発2号機(石川県志賀町)について原子力規制委員会は1月18日、再稼働に必要な新規制基準にもとづく適合性審査会合を行いました。北陸電は、敷地内の断層のうち、活動性の有無を評価する対象断層として陸域の