原発問題全道連絡会と国民大運動北海道実行委員会は12月26日、1986年4月26日に起きた原発事故を忘れない日にと、札幌駅前でチェルノブイリデー宣伝をしました。「泊原発は再稼働せず直ちに廃炉を」との呼びかけに「子どものために安全な未来を残したい」と氷が張った道路を踏みしめ、次々にペンをとりました。
「泊原発は廃炉にすべきです」というのは白石区の石岡英司さん(66)。「ちょっとした事故で北海道はだめになってしまう。風力や、たい肥発電といろいろ考えるのが道政なのに、高橋はるみ知事は16年間何もしてこなかった」と憤ります。
水力発電所で働いていたという78歳の男性は「原発は反対。コストが高いし、無駄です。政府はコストが安いと国民にうそをつき続けている」としっかりサインしました。
49歳の女性は「事故が起きたら、どうしたらいいのかわからない。福島の事故のこともあるし。原発からは逃げられないから、事故が起こる前に署名して原発をなくしたい」と力を込めました。
メンバーは「とめよう なくそう原発」と書いた赤や黄色ののぼりを立て、「泊原発を再稼働させない署名です」と声をかけてビラを配りました。
(「しんぶん赤旗」2018年12月27日より転載)