
震災から9年がたち、ハード面の復興は目に見えて進んでいる印象を与えますが、被災者の生活再建、心の復興は大きく遅れ、道半ばの状況です。 まず、住まいの再建はまだ終わっていません。全壊や大規模半壊などで、家を再建するため
震災から9年がたち、ハード面の復興は目に見えて進んでいる印象を与えますが、被災者の生活再建、心の復興は大きく遅れ、道半ばの状況です。 まず、住まいの再建はまだ終わっていません。全壊や大規模半壊などで、家を再建するため
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から9年となった3月11日、全労連、全日本民医連などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は、原発からの撤退とエネルギー政策の転換を訴える「イレブン行動」を東京・新宿駅前で行い、原発ゼ
岩手では1月末までに、自宅を流された被災者のうち建設購入、補修再建、賃貸アパートへの入居で63%が自立再建をしました。災害公営住宅には5009世帯・8872人が入居し、合計84%の被災者が住宅を確保したことになります。
フクシマを忘れない・・長野・飯田 原発ゼロへアピール 長野県飯田市で3月11日朝、「フクシマを忘れない」「脱原発」をアピールする行動に35人が参加しました。アピール行動は「3・11フクシマを忘れない実行委員会」の呼びか
台湾の環境団体などは3月10日、東京電力福島第1原発事故から9年に合わせ、南部の高雄市内の公園で、脱原発を実現し、自然エネルギー100%の社会をめざすための行動を呼び掛ける記者会見を行いました。台湾メディアが伝えました
魚とれず存続の危機 岩手県の三陸沿岸は漁業・水産加工業が基幹産業です。大震災の津波で壊滅的被害を受けた漁港、冷蔵施設、水産加工場が再建されています。しかし、ここ数年、深刻なのは漁獲高の減少です。 「震災から9年で建物
首都圏反原発連合(反原連)は3月11日、東京電力福島第1原発事故9年、首相官邸前抗議開始8年にあたってステートメントを発表しました。 安倍政権について、原発事故の現実からいっさい学ぶことなく、また圧倒的多数の国民世論
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から9年となった3月11日、被災地では犠牲者を悼む人びとの姿がありました。死者1万5899人を出し、いまだに2529人の行方が分かっていません。避難生活を続けている人も4万7737
陽光に映える真新しい駅舎。駅前はロータリーがつくられ、役場の連絡所も隣接しています。14日のJR常磐線全線再開通に向けて再建された双葉駅です▼福島第1原発から約4キロ。駅周りの道路や歩道は整備が進んでいますが、近くの店
東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から9年の3月11日、被災地では「あの日を忘れない」と追悼の碑に手を合わせ、献花する人たちの姿がたえませんでした。 福島県浪江町請戸の大平山霊園は、福島第1原発から5キロに位置し
東京電力・福島第1原発の事故発生から9年。3号機では昨年、炉心溶融(メルトダウン)を起こした1~3号機の原子炉建屋では初めてとなる使用済み核燃料プールからの燃料取り出しが始まりました。しかし当初計画から4年以上の遅れと
東京電力福島第1原発事故で福島県から北海道に避難した被害者253人が、精神的苦痛を受けたとして国と東電に対し約42億4000万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が3月10日、札幌地裁でありました。武藤貴明裁判長は89人に約
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から3月11日で9年。住まいを失い、いまなお避難生活を続けている人は復興庁の調べで約4万8千人(2月10日現在)。原発事故の影響で、避難指示が解除されても故郷に戻れる人は少なく、解
東京電力福島第1原発事故で、福島県富岡町に出されていた避難指示の一部が3月10日午前6時、解除されました。対象は、放射線量が比較的高い「帰還困難区域」内で14日に全線で運転再開するJR常磐線の夜ノ森駅周辺。同町の帰還困
餓死した牛たちを思い「無念」の碑を建てた牧場主。避難所で子どもたちのために臨時学級をつくった教員…。2月から始まった福島県立博物館の「震災遺産を考える」特集展は、地元の人たちの9年間の苦悩と願いがつまっていました。 (
未曽有の大規模広域災害となった東日本大震災と東京電力福島第1原発事故の発生からきょうで9年です。岩手、宮城、福島の被災3県を中心に甚大な被害が広がり、避難の長期化と復興の立ち遅れによって、被災者は今も大きな苦難を抱えて
東日本大震災、東京電力福島第1原発事故から3月11日で9年。被災地の現状と復興の課題について、福島、宮城、岩手3県の日本共産党県議団長に聞きました。 福島県では避難生活を続けている人が4万人以上(県発表)、実際にはそ
いまだ携帯トイレ… 東日本大震災から9年を迎えた今も、被災したままの自宅に暮らしている「在宅被災者」が大勢残されています。復旧以前に実態把握すらされていません。宮城県石巻市の在宅被災者の実情をみました。 実態調査されず
避難解除後も続く故郷喪失 被害長期化・固定化が進む 東京電力福島第1原発事故から9年。福島県沿岸部の楢葉町、浪江町、大熊町、双葉町、富岡町などの住民が東電に損害賠償を求めた福島原発避難者訴訟(早川篤雄原告団長、216人
国の支援継続が必要 東京電力福島第1原発事故後、周辺自治体で急増した介護需要。福島県葛尾(かつらお)村の馬場弘至副村長は「周辺自治体は同じ悩みを持っている」と語ります。介護保険サービスの給付費増大と、それに伴う介護保険