「さよなら原発!北九州連絡会」は29日、北九州市のJR小倉駅前で389回目の行動をしました。
参加者13人が「玄海原発今すぐ廃炉」、「なくせ原発」などと書かれた、プラカード、横断幕を掲げてスタンディングをしました。
事務局長の深江守さんは、放射性物質のトリチウムの放出量について「玄海原発が一番多い」と指摘。その上で、原発は「分からないことが多すぎる」とし、廃炉すべきだと主張しました。
事務局の青井龍夫さんは、原発は危険な上にコストもかかるとし、「再生可能エネルギーに転換すべきだ」と話しました。
参加した河野京子さん(75)は、コロナ禍でも原発政策を推し進める政府に対し、「許せない」と批判。「これから自然災害も心配」と話しました。
緊急事態宣言が解除され、約2カ月ぶりに再開したものの、同市でのコロナ感染者が増えているため、時間を短縮して行動。当面の間、中止することを決めました。
(「しんぶん赤旗」2020年5月31日より転載)