北陸電力志賀原発2号機(石川県)で、雨水約6・6トンが流入し原子炉建屋1階に設置してある照明器の分電盤が漏電、ショートしていたことが10月19日わかりました。同日の原子力規制委員会の定例会合で、報告されました。 同じ
Articles by kyou yamamoto
“福島に生きる”「忘れないために観て」・・ドキュメンタリー映画上映会に取り組む 堂脇明奈さん(33)
「社会に目を向けるようになった5年間でした」と語るのは、福島県須賀川市でドキュメンタリー映画「大地を受け継ぐ」の上映会に取り組む堂脇明奈さん(33)です。 同市で有機栽培のキャベツを作っていた樽川久志さん(当時64)
原発賠償有限責任化許さない・・国会内で日弁連が学習会
原発事故の損害賠償をめぐる電力会社の責任を、現行の無限責任から限度額を設ける有限責任化の動きに対し、日本弁護士連合会は10月14日、院内学習会を開きました。約80人が参加し、消費者団体の代表らから「有限責任化は容認でき
国挙げ再稼働の音頭“柏崎刈羽動かし東電経営改善”/本末転倒世論に背く東電経営改善・・立石雅昭新潟大学名誉教授の話し
政府は今月(10月)、東京電力福島第1原発の賠償や除染・廃炉費用の国民負担と合わせ、東電の経営改革のあり方の検討を始めました。そのなかで「柏崎刈羽原発(新潟県)の再稼働の遅れ」を東電の経営改革の課題に掲げ、国を挙げて
高浜原発運転差し止め抗告審・・住民側「地裁決定擁護」で陳述
大阪高裁 高浜原発3・4号機の運転差し止め仮処分の維持を認めた大津地裁異議審決定(7月12日)を不服として、関西電力が申し立てた抗告審の第1回審尋が10月13日、大阪高裁で開かれました。 審尋(非公開)のあと住民側は
ケーブル35年交換せず・・施設火災で東電「漏電引火の可能性」
東京都内の約58万6000戸に影響が出た大規模停電で、原因とみられる火災が発生した埼玉県新座市の東京電力施設内のケーブルについて、東電が設置から約35年間、一度も取り換えていないことが10月13日、同社への取材で分かり
柏崎刈羽原発/事故時対策拠点を変更・・東電再稼働急ぐ姿勢示す
東京電力は10月13日、柏崎刈羽原発6、7号機(新潟県)に関する原子力規制委員会の審査会合で、事故時の対策拠点を3号機原子炉建屋内に設置するとしていた当初方針から、6、7号機に近い5号機原子炉建屋内に変更すると報告しま
東電施設火災・・一時36万戸停電
10月12日午後2時55分ごろ、埼玉県新座市の東京電力関連施設で火災が発生したと110番がありました。東電によると、午後3時半ごろ東京都内で停電が発生。同3時39分時点で約36万7000戸が停電となりましたが、同4時2
原発ゼロへGO・・新署名福島切り捨て許さない
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から5年7ヵ月の10月11日、全労連、全日本民主医療機関連合会などでつくる原発をなくす全国連絡会は、「ふくしまの復興と原発ゼロをめざす大運動」キックオフ集会を東京都内で開きました。
新型原子炉に住民抗議・・危険・高額・不必要
原発大国フランスで広がる新型原子炉反対運動についてのリポートを、パリ在住の飛幡祐規さんに寄せてもらいました。 仏ノルマンディー エッセイスト 飛幡祐規さん フランス北西部のコタンタン半島(ノルマンディー地方)に建設中
原発事故人生を暗転・・福島・生業訴訟原告尋問終わる/来年3月結審12月2陣提訴
東京電力福島第1原発事故の被災者ら約4000人が国と東電に原状回復と完金賠償を求めた「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ」福島原発訴訟(中島孝原告団長)の第21回口頭弁論が10月7日、福島地裁(金澤秀樹裁判長)でありま
高濃度汚染水漏れる・・福島第1基準の1万倍
東京電力は10月6日、福島第1原発で、放射能汚染水をためたタンクの上部から水が漏れているのが見つかったと発表しました。漏れた水には、国の放出基準の1万倍程度の高濃度の放射性物質が含まれていました。東電は、漏えい量を最大
検討委の設置早く・・川内原発住民団体、知事に要請
九州電力川内(せんだい)原発1号機が定期検査で約2ヵ月にわたり停止する中、「とめよう原発!かごしまの会」は10月6日、三反園訓知事が公約に掲げる「原子力問題検討委員会(仮称)」を早急に設置し、専門家を交えた議論を行い、
川内停止したままに・・鹿児島「三反園知事の公約実現へ世論広げる」/原発に物言う市民
三反園訓鹿児島県知事の誕生後の変化を追いました。 (鹿児島県・山口美咲恵、打保哲広、原田浩一朗) 10月3日夕、川内原発のゲートを通って、敷地内に入る大型観光バスが何台も続きました。大量の職員、作業員を動員した定期検査
福島廃炉の国民負担検討・・経産省東電委員会が初会合
経済産業省は10月5日、財界人や学識者らで構成する「東京電力改革・1F問題委員会」(略称・東電委員会)の初会合を開きました。東京電カホールディングス(HD)の「経営改革」とともに、東電が負担する福島第1原発の廃炉費用の
美浜3号機設置変更を許可・・老朽原発で2例目/「延長運転認めるな」の批判も
原子力規制委員会は10月5日、運転開始から12月で40年になる関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)が、新規制基準に適合しているとして、設置変更を許可しました。運転開始から40年を超える運転期間の延長認可を申請している
再稼働やめさせて・・新潟知事選16日投票/米山隆一候補に期待します
泉田裕彦知事が知事選の立候補を取りやめると聞いたときは、少しがっかりしましたが、米山隆一さんが「福島原発事故の検証なしに、再稼働の議論はできない」という泉田路線を継承すると立候補してくれたことでほっとしました。 米山
悔しさ 金で解決しない・・福島シンポ原発訴訟原告が訴え
原発被害者原告団全国連絡会は10月1日、福島県二本松市で「原発事故から6年目の今・福島のこれからを考える」と題したシンポジウムを開きました。県内外から380人(主催者発表)が参加しました。 4人のパネリストが報告しま
復水器に高濃度汚染水・・福島第1初期に発生2000トン
東京電力福島第1原発事故の発生当初に生じた非常に高濃度の放射能汚染水が、1~3号機の復水器内に約2000トンたまっていることが分かりました。28日に開かれた原子力規制委員会の検討会で、東電が原子炉建屋などにたまった汚染
伊方原発運転差し止めを・・大分県の住民が訴訟
大分県の住民264人が9月28日、四国電力伊方原発(愛媛県伊方町)の運転差し止めを求める訴訟を大分地裁に起こしました。原告団を代表して松本文六医師=大分市=ら約20人が訴状を提出しました。 訴状は、伊方原発には