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原発・コメ 質問に答える/静岡・沼津 岩渕参院議員迎え集会

トーク集会で語る岩渕参院議員(左)=24日、静岡県沼津市

 日本共産党の岩渕友参院議員を迎えたトーク集会が24日、静岡県沼津市で開かれました。主催した党静岡県委員会と伊豆、東部両地区委員会が30~50代の党員を中心に実行委員会をつくって企画し、リモートを含め約70人が参加。事前に集めた声や会場からの質問に岩渕氏が答えました。

 原発問題について岩渕氏は「全国で原発の再稼働がねらわれています。(静岡にある)浜岡原発もその一つです」と述べ、「東電福島原発事故から14年8カ月たちますが、今も数万人が避難生活を送っています」と報告。「政府の施策によって原発事故の被害者に分断と自己責任が押しつけられています」と告発し、柏崎刈羽原発の再稼働の動きを批判しました。

 「コメが高くて大変」の質問に岩渕氏は、「需要に応じた生産」という高市内閣の方針を「現実的でない」とし、「市場任せでなく、政府の責任によって、国民が安心して生産と供給できるようにすることが必要」と述べました。

 集会後の入党懇談では、「国民をないがしろにする政治はだめだ。共産党は信頼できる」と、60代の男性が入党しました。

(「しんぶん赤旗」2025年11月26日より転載)