北海道議会第４回定例会開会日の２６日、日本共産党道議団（真下紀子団長）は道庁前で開会日宣伝をしました。はたやま和也衆院比例候補も参加しました。

　真下氏は、鈴木直道知事による泊原発３号機の再稼働容認の意向に対し、各地の道民説明会を終えて、意見照会の回答期限を迎えたばかりと指摘。「精査も検討も持たずに再稼働を容認する姿勢は、あまりに拙速だ」と批判しました。

　重大事故のリスクはゼロではないと原子力規制庁が認めた議会質問を示し「豊富な資源を持つ北海道は再生可能エネルギーに切り替え、環境と共存する道に進もう」と呼びかけました。

　丸山はるみ道議は、道内で進む訪問介護事業所の危機的状況を示し、「暮らし最優先の道政にするために、道民の声をしっかりと議会に届けていきます」と力を込めました。

　はたやま氏は、高市政権は暮らしよりも大企業や大軍拡を優先しており、「台湾有事」発言では道のホタテ輸出にまで問題が及んでいると批判。「国政でも地方政治でも、間違った問題とは堂々と対決し提案もしてきたのが日本共産党であり党道議団です。安心できる地域づくりに全力をあげます」と訴えました。

（「しんぶん赤旗」2025年12月1日より転載）