安倍政権は2030年を見据えたエネルギー政策の方向性を示す「第5次エネルギー基本計画」を、今夏にも閣議決定しようとしています。5月16日に示された計画案は、電力量に占める原発の割合を30年度に20~22%にするなどとし
Articles by kyou yamamoto
汚染水処分 夏に公聴会・・福島第1原発
東京電力福島第1原発の汚染水タンクにたまり続けている高濃度のトリチウム(3重水素)を含む放射能汚染水の処分方法をめぐって、経済産業省の小委員会が5月18日の会合で、国民の意見を聞くための公聴会を夏ごろに開催することを決
島根原発3号機了解願い提出へ & 高浜原発4号機定期検査で停止
島根原発3号機了解願い提出へ 中国電力は5月16日、建設中の島根原発3号機(松江市)をめぐる原子力規制委員会への新規制基準適合性審査申請に関連し、立地自治体である島根県と松江市に、22日に事前了解願いを提出すると発表し
原発事故東電の和解拒否・・加害者の意識 まったくない/賠償出し渋り 世論の監視を
東京電力福島第1原発事故に伴い全町避難を強いられた福島県浪江町の住民約1万5000人が町を代理人にして、東電に精神的賠償の増額などを求め、2013年に国の原子力損害賠償紛争解決センターに裁判外紛争解決手
福島に生きる・・きれいな津島に帰して
浪江町津島訴訟原告牧場主 古山 久夫さん(62) 「あまりにも私たちをバカにしている」と、怒り心頭なのは福島原発浪江町津島訴訟原告の牧場主・古山久夫さん(62)です。 国の直轄の除染で出た放射性廃棄物の
もんじゅ訴訟終結へ・・東京地裁 廃炉認可受け
高速増殖原型炉もんじゅ(福井県敦賀市)の半径250キロ圏に住む105人が国に原子炉設置許可の取り消しなどを求めた訴訟の口頭弁論が5月7日、東京地裁(古田孝夫裁判長)であり、原告側か訴えの取り下げを申し立て
福島原発のトリチウムって?
Q 東京電力福島第1原発事故の汚染水問題の特集(3月14日付)で「トリチウム」の解説がありました。なぜトリチウムができるのか、崩壊して何になるか、ベータ線とは何か、人体への影響なども説明してください。(長野
福島に生きる・・コントや替え歌で訴え
原発ゼロをめざす須賀川の会 長井みさ子さん(69) 原発ゼロをめざす須賀川の会(堂脇和秀代表)の長井みさ子さん(69)は、月1回の福島県須賀川市内のスーパー前でのアピール行動に参加しています。 2012
大飯4号機再稼働狙う・・関西電力、9日にも
関西電力は5月2日、大飯原発4号機(福井県おおい町)を5月9日にも再稼働させると原子力規制委員会に連絡しました。発電と送電開始は11日以降、営業運転は6月上旬の見通し。新規制基準に基づく再稼働は5原発8基
津波15・7メートル予測・・東電 原発事故公判で鮮明“対策怠った旧経営陣”/社員らが証言
東京電力福島第1原発事故をめぐって、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電の元会長勝俣恒久被告(78)ら旧経営陣3人の公判が東京地裁(永渕健一裁判長)で続いています。4月に集中して開かれ、同社で事故前に津
福島第1に外国人実習生・・敷地内で就労 被ばく量把握せず
東京電力は5月1日、福島第1原発の敷地内で、外国籍の技能実習生6人が働いていたことを明らかにしました。東電は昨年2月、関係省庁と協議の上、技能実習生を福島第1原発で働かせない方針を示していました。 東電
市民でつくる太陽光発電・・宮城・女川町 収益の一部給付型奨学金に
東日本大震災で建物の7割以上が全・半壊するなど、壊滅的な被害を受けた宮城県女川町で、「住民が主役の復興を」と市民が共同し、全国の支援を受けながら、太陽光発電に取り組んでいます。 「NPO法人おながわ・市
原発事故 福島県の自主避難者・・一方的追い出しやめて/提訴に怒り 住宅確保こそ
山形・米沢市 東京電力福島第1原発事故によって福島県内の避難指示区域外から山形県米沢市の雇用促進住宅に自主避難した8家族が、裁判に訴えられ立ち退きと家賃の支払いを迫られています。突如被告になった避難者は、
福島に生きる・・母の死無駄にしない
福島県南相馬市に住む管野英明さん(58)は、浪江町、大熊町、楢葉町など同県双葉郡をエリアに表札、印鑑、機能性表示食品などを行商する自営業者です。 「ゆくゆくは店を持って営業する計画でいましたが、その可能
原発裁判通じ理論進化・・社会的な変化・世論が判決に影響
元裁判官で原発訴訟に取り組んでいる井戸謙一弁護士は、各地でたたかわれている原発訴訟について、裁判を通じた「理論の進化」を指摘しています。原発訴訟の現段階について聞きました。(松沼環) 嘉判官
玄海今すぐ止めろ・・官邸前で抗議 反原連
首都圏反原発連合(反原連)は4月20日、首相官邸前抗議を行いました。九州電力は18日、配管からの蒸気もれトラブルで停止していた玄海原発3号機(佐賀県)の発電を再開。参加者は「玄海原発いますぐとめろ」「安倍
核燃料サイクル見直せ・・日弁連 専門家招き講演会
高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)の廃炉決定などで破たんがいっそう明らかな核燃料サイクル問題の講演会が4月19日、都内で開かれました。講演した専門家からは「もんじゅ廃炉決定を機に、核燃サイクルを再検討
福島と生きる・・原発と健康相いれず
いわき市民訴訟原告 鈴木範子さん(63) 福島県いわき市の鈴木範子さん(63)は、宮城県石巻市出身です。高校まで石巻市で過ごし、仙台市で看護の勉強をして資格を取り、その後、いわき市で看護師として30年間働き
東電裁判 津波対策遅れ 危機感・・社員が事故前状況を証言 & 2号機建屋の穴開け始まる 福島第1
東電裁判 津波対策遅れ 危機感・・社員が事故前状況を証言 東京地裁 東京電力福島第1原発事故をめぐって、業務上過失致死傷罪で強制起訴された東電旧経 営陣3人の第7回公判が4月17日、東京地裁でありました。
福島に生きるということ・・旧「警戒区域」に本屋開店/被災実相伝える教科書を
旧「警戒区域」の福島県南相馬市小高区に4月9日、本屋「フルハウス」を開店した作家の柳美里さん。福島市出身・在住で、高校教師を務める詩人・和合亮一さんと、福島に生きるということ、福島のこれからについて語り合