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伊方原発 定検間隔延長するな・・とめる会が四電に要請

四国電力(手前)に申し入れる伊方原発をとめる会の人たち=2月8日、松山市

 四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の定期検査の間隔の延長を地元との事前協議の対象とする安全協定の改定を受け、伊方原発をとめる会は2月8日、松山市の四電原子力本部を訪れ、定検の間隔延長をしないよう申し入れました。

 四電幹部が昨年12月、13カ月以内に受ける定検の間隔を長くして連続運転の期間延長をめざす考えを原子力規制委員会に示したことを受け、同社と県、伊方町は今月4日に安全協定を改定し、定検の延長を事前協議の対象にしました。

 須藤昭男共同代表らは「より安全性を求めて期間短縮を検討するならともかく、期間延長は許されない。稼働率引き上げによる企業利益優先策であり、原発事故の危険性を高めることに直結し、県民の命と安全を犠牲にする方策であり、到底容認できない」と訴えました。

 担当者は「申し入れは本店に確実に伝える」と答えるにとどまりました。

(「しんぶん赤旗」2019年2月10日より転載)