東京電力福島第1原 発が立地し、事故により唯一全町避難が続く福島県双葉町の避難指示が来年3月4日に一部解除されることが12月26日、政府と同町の協議で決まりました。同町での避難指示解除は初めて。今後、政府の原子力災害対
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※除染進むも… 日常と非日常、混在・・ルポ福島第1原発の今(下)
日本記者クラブ取材団の一員として入った東京電力福島第1原発(1F=イチエフ)の廃炉現場。事故から8年9カ月がたち、広大な敷地の96%は軽装で過ごすことができ、巨大な工事現場という印象を持った。しかし、原子炉の近くでは全
※巨大タンク群 処理水どこへ行く・・ルポ福島第1原発の今(上)
東日本大震災で過酷事故を起こし、廃炉作業が進む東京電力福島第1原発に、日本記者クラブ取材団の一員として(2019年)12月上旬に入った。最も取材団の関心を集めたのが円柱形の巨大タンク群だ。中には汚染水から大半の放射性物
原発マネー 疑惑解明を・・高浜町議会委が請願採択
福井県高浜町議会の総務産業常任委員会が12月10日開かれ、関西電力幹部らが同町の森山栄治元助役(故人)から3・2億円の金品を受け取っていた問題の真相究明を求める請願が賛成多数で採択されました。 同請願は、高浜、おおい
関電の原発マネー不正還流を追及する学習集会を開催・・12月15日、敦賀市あいあいプラザ/藤野保史衆院議員を講師に
原発問題住民運動福井県連絡会と原発住民運動福井・嶺南センターは12月15日午後2時から、藤野保史衆院議員を迎えて、「関電の原発マネー不正還流を追及する学習集会」を福井県敦賀市あいあいプラザで開催します。 藤野氏は衆院
避難者と在住者分断・・原発訴訟2原告団 国を批判
東京電力福島第1原発事故で福島県から群馬県に避難した住民らが国と東電に損害賠償を求めている「群馬訴訟」と、「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の原告団は12月2日、福島県庁で記者会見しました。このなかで
2号機排気成功せず 福島第1・・規制委検討会で報告
東京電力福島第1原発事故で2号機のベント(排気)が成功していなかったとする調査結果が、11月28日の原子力規制委員会の検討会で報告されました。 報告によれば、現地調査の結果、2号機ベント時にガスが流れる配管の途中に放
※関電・原発と対峙 住民と共に40年・・共産党高浜町議 渡辺孝さん/福井
関西電力の高浜原発4基を抱える福井県西端の町、高浜町。議会で唯一、原発利権を追及してきた日本共産党の渡辺孝町議(71)に注目が集まっています。住民とともにたたかい続けてきた40年間をふりかえります。 (玉田文子) 人
元助役の警備会社が独占受注・・1億5千万円を随契で/福井・高浜町
関西電力幹部らに金品を贈った福井県高浜町の森山栄治元助役(死去)が取締役だった警備会社が、同町から20年間にわたり入札を経ない随意契約で580件を超える業務を受注していたことが11月22日、分かりました。同日、町の特別
原発マネー疑惑底深い・・笠井氏会見/福井県の報告書受け
日本共産党の笠井亮政策委員長は11月22日、国会内で会見し、福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)から同県幹部ら109人に金品がわたっていた問題で、福井県が公表した調査報告書について「関電マネーの還流疑惑が底深くて、本当
高浜町元助役 福井県職員にも金品 現金・商品券・小判・・109人に
関西電力幹部らに福井県高浜町の森山栄治元助役(死去)から多額の金品が渡っていた問題で11月21日、福井県職員109人にも同氏から少なくとも計122万円分の金品が贈られていたことが分かりました。県が設置した調査委員会が公
原子力施設上空飛行57件 青森で戦闘機も・・笠井議員に規制庁
原子力規制庁は11月20日の衆院経済産業委員会で、電力事業者が施設付近を航空機が通ったことを報告する「航空機飛行確認連絡票」の件数がこの3年間で57件あり、青森県六ケ所村の真北にある東通原発の上空を2機の戦闘機が旋回し
太陽光発電の買い取り・・11月から、固定価格買取制度が順次終了
おはようニュース問答 晴男 11月から、固定価格買取制度が順次終了するって話題だけど、どういうこと? 秋平 屋根などに設置した太陽光発電パネルをよく見るだろう。 晴男 そうだね。 秋平 その電気を自家用に使った残
関電原発マネー還流 交付金12事業も・・6年で11億円受注
高浜町元助役と深い関係「吉田開発」 関西電力幹部が、高浜原発が立地する福井県高浜町の元助役から多額の金品を受け取っていた原発マネー還流疑惑で、元助役と関係が深い建設会社「吉田開発」(同町)が、国の電源立地地域対策交付金
浜岡原発再稼働許すな 静岡・・ひまわり集会に1000人
静岡市葵区の駿府城公園で11月17日、中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)の再稼働を許さない「ひまわり集会」(実行委員会主催)が開催され、1000人が参加しました。 実行委員長の林克・原発なくす静岡の会代表が、経団連会
美しい故郷を返して・・福島原発津島訴訟 原告3人証言
東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民たちが国と東電に原状回復と損害賠償を求めた訴訟の第25回口頭弁論が福島地裁郡山支部(佐々木健二裁判長)で11月15日、開かれました。3人の原告
原発推進政権は退陣・・反原連が官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は11月15日、毎週金曜日に呼びかけている首相官邸前抗議を行いました。集まった人たちは、関西電力をめぐる原発マネー還流疑惑の徹底追及や、安倍政権の退陣を訴え。「再稼働反対」「安倍政権は原発やめ
再稼働発言で茨城・東海村長・・「過激で稚拙」と釈明/共産党議員らに
沸騰水型原子炉(BWR)を有する東海第2原発を抱える茨城県東海村の山田修村長が、業界誌の対談で「BWRについてもしっかりと再稼働していく必要がある」と述べていた問題で11月15日、日本共産党の大名美恵子村議と会派「みす
原発マネー還流 告発を・・関電疑惑 市民らが東京で集会
関西電力の原発が立地する福井県高浜町の元助役から関電幹部らに多額の金品が還流していた「原発マネー」還流疑惑を多くの告発人を得て検察に告発することを目指して「関電の原発マネー不正還流を告発する会」が11月14日、東京都内
初期被ばく 線量不明・・浪江訴訟口頭弁論 研究者が証言
東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県浪江町津島地区の住民たちが国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めた訴訟の第24回口頭弁論が福島地裁郡山支部(佐々木健二裁判長)で11月14日開かれました。 原告