首都圏反原発連合(反原連)は11月15日、毎週金曜日に呼びかけている首相官邸前抗議を行いました。集まった人たちは、関西電力をめぐる原発マネー還流疑惑の徹底追及や、安倍政権の退陣を訴え。「再稼働反対」「安倍政権は原発やめろ」と声をあげました。
抗議の冒頭にマイクを握った反原連のメンバーは、「関電疑惑をしっかり追及していきましょう」と訴え、コールをスタートしました。この問題の真相が解明されるために反原連は、「関電疑獄追及キャンペーン」を展開。ホームページ上でこの間の報道や院内集会の様子、緊急抗議の呼びかけなどを確認することができます。
参加者によるスピーチエリアが設けられた国会正門前では、「『桜を見る会』など、次つぎと新しい問題が起こっている。これ以上、安倍政権を続けさせてはいけない」「関電疑惑を追及するために、国会内外で頑張ろう」などの訴えが相つぎました。
川崎市から参加した60代の男性は、「関電疑惑は、原発を推進する道理がまったくないからこそ起きたと思います。そんな原発を推進し続ける、安倍政権は必ず退陣させたい」と話しました。
(「しんぶん赤旗」2019年11月16日より転載)