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双葉町避難指示 一部解除を決定・・福島・来年(2020年)3月

 東京電力福島第1原 発が立地し、事故により唯一全町避難が続く福島県双葉町の避難指示が来年3月4日に一部解除されることが12月26日、政府と同町の協議で決まりました。同町での避難指示解除は初めて。今後、政府の原子力災害対策本部で正式決定します。

 主な解除対象は、太平洋に面する町北東部の避難指示解除準備区域で、同町の面積の4%に相当します。除染により線量が平均毎時0・16シーベルトに下がり、解除要件を満たすと判断されました。ただ、居住は想定されておらず、域内にある産業団地への企業誘致や、来夏開業予定の震災伝承施設への来訪者受け入れなどが検討されています。

 3月末までに予定されているJR常磐線の全線再開に合わせ、帰還困難区域となっている双葉駅周辺も避難指示が解除されます。

 町が2022年春に解除を目指し、住宅地や公共施設を整備する約560ヘクタールの東部の「特定復興再生拠点区域」は、全域で立ち入り規制が緩和される見通し。

 同県大熊町のJR大野駅周辺などについても、3月5日に避難指示が解除されます。駅周辺や再開を目指す県立大野病院の計4・2ヘクタールと、既に避難指示が解除された区域と駅とをつなぐ道路が解除対象。帰還困難区域内で除染が一巡した約292ヘクタールについては立ち入り規制が緩和されます。

(「しんぶん赤旗」2019年12月27日より転載)