もんじゅまたトラブル・・冷凍機から白煙を確認 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で火災報知器が鳴り、1次系ポンプのモーターなどを冷却するための冷凍機が停止するトラブルがあったことが、5日まで
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老朽美浜3号機「適合」・・規制委 運転40年超3基目
運転開始から12月で40年になる老朽原発、関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)について原子力規制委員会は8月3日、新規制基準に「適合した」とする審査書案を了承しました。40年を超えて運転延長をねらう原発では関電の高浜
水質悪化の警報 半年対応取らず・・もんじゅ
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」で昨年(2015年)11月、使用済み燃料プールの水質悪化の警報が出ていたのに、今年4月までの約半年間、適切な対応を取っていなかったことが8月3日、わかりました。プールの浄化
“環境問題は人権問題” ・・氷河融解 ■ 水資源収奪 ■ 石炭火力発電… /アジアのゲスト迎えシンポ
国際環境NGO・FoEJapanは8月1日、東京都内で、異常気象による災害などで深刻な被害を受けるアジア各国からのゲストを迎えて、「気候変動とたたかうアジアの人々」と題するシンポジウムを開催しました。約120人が参加し
帰還住民わずか4・2% 除染・賠償…問題は山積み・・福島・葛尾村/避難解除から1カ月半
2011年3月の東京電力福島第1原発事故のため全住民が避難していた福島県葛尾(かつらお)村の、帰還困難区域を除く避難指示解除準備区域と居住制限区域が6月12日に避難指示解除されてから1カ月半たちました。環境整備の遅れも
規制委に専門家ら批判・・原発の基準地震動見直し拒否
原子力規制委員会は7月27日、原発再稼働の前提となる審査で、想定する地震の揺れ(基準地震動)の算出方法を見直さないと決めました。元委員長代理の島崎邦彦東京大学名誉教授(地震学)が過小評価の恐れを指摘していました。担当だ
原発廃炉へ鳥越知事を・・反原連が官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は7月29日夜、毎週金曜日の首相官邸前抗議を行いました。東京都知事選挙で鳥越俊太郎知事候補は、東京から250キロ圏内にある原発の停止と廃炉を電力会社に求めるとしています。せみ時雨のなか、参加し
川内停止 来月にも要請・・鹿児島 三反園知事が九電に
鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事は7月28日の就任記者会見で、全国の原発で唯一稼働中の九州電力川内(せんだい)原発1、2号機(同県薩摩川内市)について、8月下旬から9月上旬に九電に対し、運転の一時停止と点検を
溶融燃料 圧力容器底に・・福島第1原発2号機 東電が発表 & 来月17日から燃料取り出し・・関電・高浜原発
溶融燃料 圧力容器底に・・福島第1原発2号機 東電が発表 高エネルギー宇宙線を利用した″透視技術″によって東京電力福島第1原発2号機の原子炉内部を測定した結果、圧力容器の中央部から溶け落ちた核燃料の大部分は容器の底部に
大飯原発 地震想定見直さず・・規制委 再計算検討打ち切り
原子力規制委員会は7月27日、前委員長代理の島崎邦彦東京大学名誉教授が、関西電力大飯原発(福井県)の基準地震動(原発で想定する地震の揺れ)が過小評価である可能性を指摘したことを受けて行った原子力規制庁の試算は、計算過程
プルトニウム15年末日本保有・・前年比0・1トン増47・9トン
内開府は7月27日、日本が国内外に保有するプルトニウムの総量が2015年末時点で前年比0・1トン増の約47・9トンだったと、原子力委員会に報告しました。 プルトニウムは原発の使用済み核燃料から再処理で取り出したもの。
関電 仮処分の執行停止を申立・・高浜3、4号機で大阪高裁 & 松山地裁も審尋を開始・・伊方差し止め申請
関電 仮処分の執行停止を申立・・高浜3、4号機で大阪高裁 関西電力は7月26日、大津地裁が出した高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転差し止め仮処分決定を不服として、大阪高裁に仮処分の執行停止を申し立てました。 関
伊方3号機トラブル ポンプ部品に隙間・・四国電力
伊方原発3号機(愛媛県伊方町)で1次冷却水を循環させるポンプで起きたトラブルについて、四国電力は7月25日、ポンプを洗浄する水が漏れるのを防ぐ部品の不具合が原因と発表しました。 四電によると、ポンプ3台のうち1台で、
南相馬 柳美里が出会う⑭・・幸福な日々 取り戻すために
原発事故によって1万人以上が避難している南相馬市で、帰還困難区域(1世帯2人)を除く避難指示が、7月12日に解除されました。 ⌘ ⌘ 解除前の住民説明会では、放射線量によって3段階ある避難指示区域のうち、
石炭火力発電 汚染排出データ非公開・・環境NPO法人が告発/安上がり、新規参入相次ぐ
石炭火力発電所の新増設が目白押しです。安倍政権が原発と並んで重要な電源と位置付け、電力自由化で″安い″電源として新規事業者も参入しています。その中には、汚染物質の排出データなどを非公開のまま着工している案件があることが
熊本地震3カ月・・研究成果と新たな課題/日本学術会議が報告会
熊本地震の発生から3カ月。日本学術会議がこのほど開いた、防災減災・災害復興に関わる学会による調査・支援活動の報告会で、地震活動について新知見が報告されました。これまでの調査・研究の取り組みが一定の成果をあげたとされる一
“福島に生きる”乗り越える力 育てる・・須賀川市立小学校教師 伊藤弥さん(56)
「生活とか生き方を見つめ直す5年間だった」。福島県須賀川市立小学校教師の伊藤弥(わたる)さん(56)は、東京電力福島第1原発事故後の5年間をそう振り返ります。 須賀川市に生まれ、東京の大学を卒業後、福島県で教師になっ
伊方原発 再稼働ノー・・愛媛で集会
四国電力が計画する伊方原発3号機の再稼働にノーの声を突き付けようと7月24日、「みんなで止めよう伊方原発・全国集会」が愛媛県伊方町で開かれました。全国各地で反原発の活動に取り組む市民団体のメンバーも駆けつけ、同原発近く
「節電要請」ない夏・・原発再稼働せず「ゼロ」目指せ
各地の梅雨明けとともに、いよいよ夏本番を迎えています。気温が急上昇する夏場は冷房や送風のため電力消費も急増する時期ですが、今年の夏は2011年に東日本大震災が起きてから初めて、政府が「節電要請」をしていない夏です。大震
原発事故 避難者訴訟で現地検証・・福島地裁いわき支部 管轄裁判所初
福島県双葉町や楢葉町、広野町などの住民が福島第1原発事故で東京電力に損害賠償を求めた避難者訴訟で、福島地裁いわき支部は7月22日、現地検証を行いました。福島第1原発立地地域を管轄する裁判所が検証するのは初めて。 島村