3・11から10年 私の証言 茨城・ひたちなか市 菅井きよえさん(77) 原発ゼロ 遺志つぐ

元原子炉運転員だった夫。事故の映像にただただ涙した―  あの日あの時、私はベッドで寝たきりの夫・正晴と老健施設の5階にいました。「ドン、ガタガタ」と大ゆれ。夫のベッドのすき間に座布団、服を入れた袋など詰めこみ、夫の上にか

原発運転 資格ない・・新潟の住民団体 東電に申し入れ & 核ごみ捨てる場 いりません・・札幌で署名

原発運転 資格ない・・新潟の住民団体 東電に申し入れ  新潟県の東京電力柏崎刈羽原発が立地する柏崎市と刈羽村の住民5団体で構成する「原発を再稼働させない柏崎刈羽の会」(本間保代表)は26日、東電社長と柏崎刈羽原発所長あて

2021焦点・論点 東京電力福島第1原発事故10年・・立命館大学名誉教授(放射線防護学) 安斎育郎さん

廃炉作業 自然エネへの転換 国は責任持って民主的議論を  3月は東京電力福島第1原発事故から10年になります。安斎育郎・立命館大学名誉教授(放射線防護学)は事故直後から、福島県での放射能汚染の調査や相談を続けてきました。

東日本大震災・原発事故から10年 志位委員長と福島の市民との懇談(詳報)・・“福島切り捨て”に対抗する運動を

 東日本大震災と東京電力福島第1原発事故から10年の節目にあたり、2月26日に行われた日本共産党の志位和夫委員長、笠井亮衆院議員、岩渕友参院議員と福島県の住民や市民団体の代表者とのオンライン懇談の詳報を紹介します。  志

東日本大震災・原発事故10年 がむしゃら10年・・宮城 「南三陸志津川さんさん商店会」会長 山内大輔さん(42)

 東日本大震災で町の中心地が壊滅的な被害を受けた宮城県南三陸町。まちの復興に向けた重要拠点となるのが、かつての中心部に造成された高台で2012年に仮設、17年3月3日に本設オープンした「南三陸さんさん商店街」です。運営主

汚染水タンク53基 ズレ・・福島第1 13日の地震 最大19センチ & 新たに「未完了工事」・・東電 柏崎刈羽 検査終了「未定」に

汚染水タンク53基 ズレ・・福島第1 13日の地震 最大19センチ  東京電力は2月25日、福島第1原発の構内で放射能汚染水などをためているタンク53基が、13日深夜に発生した福島県沖の地震でずれ動いたことを確認したと発

論戦ハイライト 原発事故から10年 「廃炉」の定義さえあいまい・・衆院予算委 高橋議員が追及

 2月22日の衆院予算委員会で、東日本大震災・原発事故から10年となるのを前に、東京電力福島第1原発の廃炉についてただした日本共産党の高橋千鶴子議員。「廃炉」の定義さえ曖昧なまま、完了まで「30~40年」と区切る国の姿勢

きょうの潮流

 「原発事故によって全域が『警戒区域』に指定された場所です。老夫婦で、あるいは独りで帰還されている高齢者が多いのです。心配です」▼福島県の南相馬市小高区に住む作家、柳美里さんは自身のブログやSNSで発信し続けました。13