東京電力は19日、福島第1原発3号機の格納容器内の映像と画像を公開しました。事故時に溶融した炉心の影響で損傷し穴が開いたとみられる原子炉圧力容器の底部の様子が事故後、初めて撮影されました。
東電は5~19日、福島第1原発3号機の格納容器内を小型のドローンを用いて調査、撮影しました。圧力容器の下部の土台(ペデスタル)内の調査では、圧力容器底部にあいた穴とみられる映像が得られました(写真=東電提供)。
映像には圧力容器(RPV)の底部と見られる構造物の破断面が写っており、破断面からは茶色い付着物が垂れ下がっています。画面左上は圧力容器内と見られ、圧力容器内にある筒状の構造物(CRガイドチューブ)が引っかかっている様子が写っています。
東電は「燃料デブリの取り出し工法を検討する時には貴重なデータ」と説明しています。
(「しんぶん赤旗」2026年3月22日より転載)