
死者三人を出した福井豪雨から十八日で一カ月になりました。二人が今も行方不明のまま。被災者はどんな生活をしているのでしょうか。再び被災地を訪ねました。東海北陸信越総局・唐沢俊治記者 地場産業の「越前漆器」で有名な鯖江市河和
死者三人を出した福井豪雨から十八日で一カ月になりました。二人が今も行方不明のまま。被災者はどんな生活をしているのでしょうか。再び被災地を訪ねました。東海北陸信越総局・唐沢俊治記者 地場産業の「越前漆器」で有名な鯖江市河和
関西電力は、17日午後3時ごろから、美浜原発3号機の蒸気噴出死傷事故を受け、点検のため停止した3原発(美浜2号、高浜2号、大飯4号)にいて、配管の肉厚を測定する作業に着手しました。 この日の検査は、美浜原発2号機のタービ
関西電力は十六日夕、福井県内にある同社の原発で、配管の肉厚未点検部分が新たに四カ所見つかったことを明らかにしました。 関電によると、新たな未点検個所が見つかったのは、事故を起こした美浜原発3号機と、高浜原発1号機、大飯原
関西電力美浜原発3号機(福井県美浜町)の配管破裂による死傷事故では、関電の検査のあり方が問題になっています。 犠牲者を出した関電の下請け会社、木内計測(本社・大阪市)は、定期検査で計器類の検査を請け負っていました。原発で
関西電力美浜原発事故で亡くなった検査会社・木内計測の従業員、田岡英司さん(四六、中川一俊さん(四一)、井石智樹さん(三〇、高鳥裕也さん(二九)の四家と同社の合同葬─「お別れ会」(木内計測主催〉が十四日午前十一時から、福井
福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出死傷事故で、経済産業省原子力安全・保安院は十三日、電気事業法などに基づき同原発への立ち入り検査を行った後、記者会見。破損した二次系配管の最も薄い部分は、これまで関電が説明して
保安院が立ち入り福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出事故で、経済産業省原子力安全・保安院は十三日、電気事業法などに基づき同原発の立ち入り検査に入りました。 原発への立ち入り検査は、二〇〇二年八月に発覚した東京電
福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出死傷事故で、関電は十二日、一九九〇年に国に報告した二次系配管についての管理指針を公表しました。同社はこの指針に基づき計算した結果、破損した配管の余命を調べる検査は、十五年前の
関西電力は十三日までに、美浜原発3号機で起きた死傷事故を受け、プルトニウムとウランの混合酸化物(MOX)燃料を一般の原発で燃やすプルサーマル計画を、当面凍結する方針を決めました。 関電は、年内にフランスの核燃料会社とMO
福井県美浜町の美浜原発3号機で蒸気噴出死傷事故を起こした関西電力は十三日、同県の要請を受け、類似の二次系配管などの点検を行うため、稼働中の八基の原発を順次運転停止すると発表しました。 同社は、電力需要を賄うためとして、八
福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出死傷事故で、破損した二次系配管について関電が四年前、「合理的な点検基準を策定し運用している」として、運転管理は適切とする報告書をまとめていたことが分かりました。当時の通産省も
破裂した配管は、原発(加圧水型軽水炉)の二次冷却系といわれる主要配管です。直径が五十六センチもありながら、肉厚はもともと一〇ミリしかありません。この肉厚がわずか一・四ミリまですり減っていました。 ■国の基準なし この配管
福井県の西川一誠知事は十二日、関西電力が二○○七年度に実施予定のプルサーマル計画について、「(原発の)安全という大前提があるのだから、安全の問題が解決されてから議論が始まる」と述べ、死傷者を出した美浜原発事故を受け、一時
十二日に開かれた原子力安全委員会で松浦祥次郎委員長は、美浜原発3号機事故当時、タービン建屋に約二百人の作業員がいたことについて触れ、「労働安全の観点から(対策を)検討してほしい」と経済産業省原子力安全・保安院に要望しまし
関西電力美浜原発の事故で亡くなった木内計測社員の井石智樹さん(三〇)の葬儀が十二日、福井県小浜市の葬儀場で行われ、遺族・友人・同僚ら巨人余が最後の別れを惜しみました。葬儀には関電の藤洋作社長も訪れました。 兄、貴樹さん(
関西電力美浜原子力発電所3号機(福井県美浜町)の蒸気噴出事故で、県警敦賀署捜査本部は十二日までに、破損した配管が検査対象リストから漏れ、点検が行われていなかったことを重視し、月内にも業務上過失致死傷容疑で強制捜査に乗り出
四人の死者を出した関西電力・美浜原発3号機事故で、日本共産党福井県委員会と同嶺南地区委員会は十二日、県に原因究明と再発防止など八項目を申し入れました。佐藤正雄党県副委員長(県議)ら八人は、運転中の原発建屋に多くの労働者を
福井県議会は十日、臨時県議会を開き、福井豪雨対策として住宅支援、産業支援などを盛り込んだ一般会計四百十億八千四百六十三万円余、特別会計三億六千四百八十八万円余の八月補正予算案を可決しました。 西川一誠知事は提案理由説明で
福井県美浜町の関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出死傷事故を受け、経済産業省原子力安全・保安院は十一日、全国の電力会社などに対して、火力発電所の配管についても点検を指示することを決めました。 3号機の事故では、破損した配管が
関西電力美浜原発3号機の蒸気噴出死傷事故で、経済産業省原子力安全・保安院は十日、損傷した二次系配管個所について、大きな圧力が掛かって引き伸ばされ、限界を超えて破損する「延性割れ」との見方を示しました。さらに原因調査を進め