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美浜3号機事故 B系統の主給水管も必要肉厚半分以下の1.8ミリに‥経産省の事故調査委員会が明らかに

関西電力美浜原発3号機の配管損傷・蒸気噴出死傷事故で6日、経済産業省の「美浜発電所3号機2次系配管破損事故調査委員会」が福井市で開かれました。同委員会の報告によると、復水器から蒸気発生器に給水するA,B二つある系統のB系統の主給水管で、必要最小肉厚が国の基準で4.7ミリ以上必要であるところ、1.8ミリしかありませんでした。福井県警が立ち会いの下、関電が同系統の配管肉厚測定を実施したといいます。

この配管は、今回破損したA系統の配管同様、流量測定器構造物「オリフィス」の下流で、特に減肉が発生しやすい場所でした。またA系統同様、国により超音波による詳しい検査が義務づけられているにもかかわらず、一九七六年の運転開始から28年間一度も点検・検査されていませんでした。

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