経済産業省原子力安全・保安院の「美浜発電所3号機2次系配管破損事故調査委員会」が9月6日福井市で開かれ、9月末に中間とりまとめを行うことを確認しました。とりまとめでは、二次系配管の安全管理について国の関与を明確にするほか、下請けまかせにされている保守点検方法の見直し、再発防止策などについてまとめるといいます。
この会議には、西川一誠・福井県知事、中川英之・福井県原子力安全専門委員長らも参加し、国の安全規制の見直し、高経年化対策、経緯を県民に明瞭に説明することなど要望しました。しかし、老朽化した原発の高経年化対策の検討については、とりまとめの対象に入りませんでした。