多数の機器で点検時期の超過が見つかった日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、原子力規制委員会は5月13日までに、未点検機器の整備などが完了するまで、運転再開に向けた準備を進めないよう指示
ご当地電力サミット 太陽光・小水力・地熱・温泉熱・・中小企業経営者ら交流
経済界からも脱原発・再生可能エネルギーを推進しよう−。そんな考えで昨年(2012年)3月に設立した「エネルギーから経済を考える経営者ネットワーク会議」(鈴木悌介世話役代表)。5月11日に東京都内で総会・全国ご当地電力サミ
原発ゼロの日本を・・第2回大震災・原発事故シンポ
笠井議員が発言 「第2回大震災・原発事故シンポジウム~今私たちは何をすべきか」が5月12日、茨城県つくば市で開かれ、80人が参加しました。主催は、「平和と民主主義に根ざした研究を考える会」(筑波研究学園都市革新懇)。 日
福島第1原発 事故原因解明へ 規制委が検討開始・・2年経過多くの未解決問題
東京電力福島第1原発事故の原因究明をおこなうための検討会を原子力規制委員会は先月から、開始しました。今後は月1回程度開催するとしています。 現場検証は困難 これまでに、政府や国会、東電などが事故調査の報告書をまとめていま
東電下請けに改善命令・・長崎労働局 違法な二重派遣
厚生労働省長崎労働局は、東電福島第1原発事故の緊急作業で作業員を雇用した長崎県内の5次下請けのM工業と、同県内のYエンジニアリングなどに対し、二重派遣であり職安法違反を認定。これら供給元に対し2カ月を期限に是正報告書の提
福島第1 1号機電源喪失・・東電「電線が先」
東京電力は5月10日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)事故で1号機の交流電源が喪失したのは電線が機能喪失したためで、その時点では非常用ディーゼル発電機は動いていたとみられると発表しました。異常が発生したときに記録され
中間貯蔵施設 大熊町で調査・・17日から環境省
東日本大震災・東京電力福島第1原発事故から2年2カ月。全町民が福島県内や県外で避難生活していた浪江町。日本共産党のいわぶち友参院選福島選挙区予定候補らは5月9日、馬場いさお町議の案内で4月1日に放射線量によって帰還困難、
「3断層の連動」考慮を・・大飯原発評価会合 規制委が指摘
国内で唯一稼働している関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機が新規制基準案の地震・津波対策に適合しているかどうかを確認する原子力規制委員会の評価会合が5月10日開かれました。 規制委は、大飯原発の敷地・敷地周辺の3
東通 活断層の可能性・・原子力規制委の評価書案
東北電力東通(ひがしどおり)原発(青森県東通村)敷地内の破砕帯(断層)が活断層である可能性が高いと指摘されている問題で、原子力規制委員会の専門家の調査チームが5月9日、評価書案(たたき台)を検討しました。たたき台は「敷地
敦賀原発の活断層・・規制委委員長 「すぐに集約」
敷地内に活断層がある可能性が指摘されている日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)について、原子力規制委員会の田中俊一委員長は5月8日、「専門家会合で評価がまとまった場合、規制委は見解を遅滞なく集約する」とのコメントを発表
汚染水移送で高線量・・福島第1の地上タンク計画 東電発表
東京電力は5月7日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の南側にあるG6エリアと呼ばれる場所に設置を進めているタンクに地下貯水槽の放射能汚染水を移送する計画について、汚染水をタンクに入れると、周辺の放射線量が高くなり、敷
敦賀原発、活断層の可能性 来週にも評価書に・・規制委
日本原子力発電敦賀原発(福井県敦賀市)の敷地内の破砕帯(断層)に関する原子力規制委員会の専門家会合が5月15日にも、活断層の可能性が高いとする評価書を取りまとめる見通しです。 規制委の田中俊一委員長は8日の会見で、評価書
被ばく無視 “避難民戻せ”、維新が極端発言・・核武装の議論を、敵基地攻撃も
「日本維新の会」の国会議員から、原発や核兵器をめぐって危険な発言が相次いで飛び出しています。 「でたらめな推定によって設定された帰還制限区域、居住制限区域は直ちに廃止して、避難民を帰郷させる。これが科学的に唯一、正しい行
古文書 防災に生かす・・「田畑が火山灰でつぶされ村中総出で除去‥」
世界文化遺産に登録か!? 今、話題の富士山。日本を代表する山として親しまれてきました。過去には大きな噴火がありました。その実相は・・。(細川豊史) 数十万年の歴史を持つ富士山。最も近い大規模噴火である江戸時代の宝永噴火(
富士山噴火する?・・300年過ぎ、切迫性は常に/高橋正樹・日本大学教授
2011年東日本大地震の後、火山性地震の活発化や地殻変動、噴気異常などが日本の各地で起こりました。富士山直下でも地震が起こっています。噴火の前兆なのでしょうか。 (中村秀生) 富士山に詳しい日本大学教授・高橋正樹さん(
福島に生きる “元の牧草地に戻してほしい”・・川俣町・酪農家3代目 斎藤久さん(40)
斎藤久さん(40)は乳牛を育てる3代目の酪農家です。福島県東部に位置する阿武隈山系の川俣町で21頭の牛を飼っています。 事故後牛次々に 2011年3月の東京電力福島第1原発事故後、その年の秋までの間に5頭の牛が亡くなり、
安倍首相“原発セールスマン”・・反省なき原発輸出行脚
「反省なき原発輸出行脚」「トップセールス歓迎メーカー」−。5月4日付各紙にこんな見出しが躍りました。 ○…安倍晋三首相は、3日までの中東歴訪で、日本の原発を各国に売り込んで歩きました。トルコとアラブ首長国連邦で、原発輸出
原発4基受注、事実上確定・・三菱重工業とアレバの日仏連合がトルコとの優先的交渉権を獲得
【アンカラ=時事】安倍晋三首相は5月3日午後(日本時間同日夜)、アンカラのトルコ首相府でエルドアン首相と会談し、トルコ国内の原発プロジェクトに関する原子力協定締結で合意しました。これにより、優先交渉権が与えられた三菱重工
福島第1・・3号機で高線量がれき発見
原子力規制庁と東京電力は5月4日、福島第1原発3号機の原子炉建屋で、放射線量が毎時約540ミリシーベルトのがれきが見つかったと発表しました。作業員らの被ばくは確認されていないといいます。 同庁や東電によると、同日午後、原
福島県 東電に数十億円請求へ・・夏にも和解仲介申し立て
東京電力福島第1原発事故で、福島県が2011年度の風評被害対策費や税収減少分について東電に損害賠償を求め、今夏にも裁判外の紛争解決手続き(ADR)を行う原子力損害賠償紛争解決センターに和解の仲介を申し立てる方向で調整して