放射性物質を環境中に漏出させた日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構が共同運営する大強度陽子加速器実験施設「J−PARC」(茨城県東海村)の問題で、原子力規制委員会は5月29日、同じような漏えいを起こす可能性
敦賀2号機 冷却不能時の評価命令へ・・規制委 保管燃料で7月末報告要求
原子炉建屋直下に活断層があると認定された日本原子力発電敦賀原発2号機(福井県敦賀市)について、原子力規制委員会は5月29日、活断層が動いて使用済み核燃料プール内の冷却水が失われた場合を想定し、保管中の燃料に与える影響を評
来月中に活断層調査・・もんじゅ 建屋の真下などに破砕帯
規制委、13日に事前の評価会合 日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)について、原子力規制委員会は5月29日、敷地内の破砕帯(断層)が活断層かどうかを評価する現地調査を6月中に行うことを明らかに
原発ゼロへ6・2行動・・反原連が詳細発表
首都圏反原発連合(反原連)は5月29日までに、「再稼働反対」「原発ゼロ」をかかげて6月2日に国会議事堂周辺でおこなう「反原発☆国会大包囲」の詳細を発表しました。 午後4時から5時まで国会を大包囲。5時から7時まで国会正門
南海トラフ巨大地震・報告 原発対策 言及なし・・内閣府担当 「議論しなかった」
南海トラフ巨大地震に関して内閣府の作業部会が5月28日まとめた最終報告では、原発事故への対策については一切言及されませんでした。 東日本大震災では、東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で地震の揺れと津波によって電
南海トラフ地震 学校・病院事前移転を・・対策最終報告 国の財政援助必要に
内閣府の作業部会(主査・河田恵昭関西大教授)は5月28日、マグニチュード(M)9クラスの南海トラフ巨大地震対策の最終報告を発表しました。津波被害を避けるため、学校、病院など子どもや患者、高齢者ら災害弱者が集まる施設につい
最後の警戒区域再編・・福島・双葉町で実施
東京電力福島第1原発事故で、全域が立ち入り禁止の警戒区域とされた福島県双葉町が5月28日午前0時、放射線量に応じて2区域に再編されました。これで第1原発の半径20キロ圏内に設定されていた警戒区域は全てなくなりますが、放射
原発防災計画 1県37市町村が未策定・・笠井議員追及「再稼働は論外」
日本共産党の笠井亮議員は5月28日の衆院原子力問題調査特別委員会で、原発事故時の住民避難などを定める地域防災計画が3割近くの自治体でできていない実態を明らかにし、「原発再稼働など論外だ」と主張しました。 原子力規制委員会
内部被ばく計30人に・・茨城・東海村放射能漏れ
日本原子力研究開発機構と高・エネルギー加速器研究機構が共同運営する加速器実験施設(J‐PARC、茨城県東海村)の放射能漏れ事故で、原子力規制庁は5月26日、新たに24人の研究者らの内部被ばくを確認したと発表しました。内部
福島 「帰りたい、でも…」 警戒区域再編に揺れる思い・・避難先で開業 仮設店舗1年
居酒屋店長が包丁を握り、酒屋の4代目が笑顔で接客。福島県大玉村で食料品や日用雑貨を販売する仮設店舗「えびすこ市・場」の日常です。渡辺吏店長(53)ら11人は、東京電力福島第1原発事故で全町避難が続く同県富岡町の商売仲間。
原発ノー駅前ライブ 「6・2ノーニュークスデイ参加を」・・出演者と一緒に声あげ 東京・新宿
「6・2 NO NUKES DAY(ノーニュークスデイ)」を大勢の参加者で成功させようと5月26日、東京・新宿駅前でカウントダウンライブ(主催は同実行委員会)と、首都圏反原発連合(反原連)による街頭宣伝が行われました。
敦賀原発 活断層の結論・・原電が異常な抵抗
原子力規制委員会が原子炉建屋直下に活断層があると結論づけた敦賀原発(福井県敦賀市)2号機。敦賀原発を所有する日本原子力発電が、なりふりかまわない“抵抗”を続けています。 (松沼環) 前日の記者会見 規制委は5月22日、2
南海トラフ巨大地震確立・・今後30年で60~70% 政府調査委
政府の地震調査研究推進本部地震調査委員会(委員長・本蔵義守東京工業大学名誉教授)は5月24日、南海トラフ沿いを震源域とするマグニチュード(M)8~9の巨大地震が今後30年以内に発生する確率を60~70%とする新たな長期評
装置誤作動想定せず 換気扇フィルターもなし・・東海村の実験施設放射能漏れ事故
茨城県東海村の実験施設(J‐PARC)では放射能漏れ事故の原因となった陽子ビームの誤作動を想定せず、放射性物質のフィルターを換気扇に設置しないなど、十分な漏えい防止策を取っていなかったことが5月25日、分かりました。 事
放射能漏れ 6人被ばく・・加速器 研究施設 防止策は不備/茨城・東海
茨城県東海村にある日本原子力研究開発機構と高エネルギー加速器研究機構が共同運営する大強度陽子加速器施設(J―PARC)で装置から放射性物質が漏れて施設内にいた6人が被ばくしたほか、外部にも漏れ出す事故があったことが5月2
新規制基準 放射性セシウムの放出量・・「100テラベクレル下回ること」記載/規制委新たな「安全神話」に
原発の新規制基準づくりを検討している原子力規制委員会の専門家チームの会合が5月24日開かれ、4月に規制委が了承した新規制基準案に対する意見公募の結果を議論しました。規制委は、原発で重大事故が起きた場合に放出される放射性物
全原発廃炉まで声あげる・・官邸前行動/各地でも
首都圏反原発連合(反原連)は24日、「即時原発ゼロ」を訴える首相官邸前抗議行動を行いました。原発輸出のトップセールスを進め、7月に策定する新規制基準をもとに原発再稼働に踏み出そうとする安倍晋三内閣。3000人(主催者発表
「6・2行動」・・再稼働反対、「原発ゼロ」掲げ
原発をなくす全国連絡会と首都圏反原発連合、さようなら原発1000万人アクションの3団体が6月2日、再稼働反対、「原発ゼロ」を掲げ、「6・2NO NUKES DAY」の統一ロゴで、東京での一大行動をよびかけています。 安倍
原発ゼロ 6・2行動成功へ・・新潟 立地県から廃炉求める
原発をなくす新潟県連絡会は、6月2日に東京で開かれる「NO NUKES DAY」(ノーニュークスデイ)に、バス3台、200人を目標に参加の取り組みを強めています。当日は、原発をなくす全国連絡会が主催する「原発ゼロをめざす
大飯原発 停止し徹底審査を 福井・共産党嶺南地区委・・規制委に要請
福井県の日本共産党嶺南地区委員会は5月21日、関西電力大飯原発(同県おおい町)の耐震安全性審査の徹底を原子力規制委員会に要請しました。山本雅彦地区委員長、山田かずお参院選挙区候補、佐藤正雄県議、猿橋巧おおい町議、渡辺孝高