東京電力福島第1原発事故で発生した高濃度の放射能汚染水を処理設備(アルプス)で処理した後に薄めて海に流す案などを政府が検討している問題で、全国漁業協同組合連合会(岸宏会長)は6月23日に開いた通常総会で「海洋放出に断固
原発
福井の老朽原発廃止を・・大阪の市民団体 関電に申し入れ
「老朽原発動かすな!大集会inおおさか」実行委員会が6月23日、福井県に立地する関西電力の老朽原発を即時廃止決定するよう求めて、美浜町と関電、原子力規制委員会に申し入れました。 若狭の原発を考える会の木原壯林(そうり
きょうの潮流
政府の原子力防災会議が今週、宮城県にある東北電力女川(おながわ)原発の重大事故を想定した避難計画を了承しました。その場で安倍首相は「被ばく防護措置と感染防止対策の両立も図っています」と発言しています▼感染症対策との「両
もんじゅ敷地の試験研究炉 低、中出力炉が有力候補・・文科省、敦賀市会に説明(福井新聞)
地域振興へ 活用法の検討重要 廃炉作業中の高速増殖原型炉もんじゅ(敦賀市)の敷地で文部科学省が計画している試験研究炉の新設を巡り、文科省は24日、建設可能な炉型として熱出力500~1万キロワットの低出力炉か中出力炉、さ
現旧幹部に92億円請求・・関電株主代表訴訟 “原発 汚い金動く”
関西電力の役員らが、高浜原発が立地する福井県高浜町の森山栄治元助役(故人)と関連企業から多額の金品を受け取っていた原発マネー還流問題で、個人株主5人は6月23日、八木誠元会長ら現旧取締役14人、同監査役8人に92億円余
鹿児島県知事選あす告示・・横山氏、川内原発停止掲げ
鹿児島県知事選が25日告示(7月12日投開票)されます。日本共産党は、政治団体「原発ゼロ・九条実現めざす1万人の会」の横山ふみ子氏(医師)=無所属新=を推薦して支援に力を尽くしています。 知事選には、自民、公明の推薦
茨城県議会 原発県民投票条例案を否決・・共産党賛成 “9万人の願い重い”
茨城県東海村の日本原子力発電東海第2原発の再稼働の賛否を問う「県民投票条例案」について、同県議会は6月23日の本会議で、同条例案を賛成少数で否決しました。賛成したのは日本共産党(2人)と立憲民主党(1人)、一部の無所属
きょうの潮流
かつて全国の子どもがテレビの「ひょっこりひょうたん島」を楽しみにしていました。岩手県生まれの井上恒(ひさし)さんもその一人。テロップに流れる自分と同じ名前の作者を不思議な気持ちで見つめていたそうです▼成長して井上ひさし
防護・感染症対策は困難・・原発広域避難で知事答弁
茨城県議会委 山中議員質問 茨城県の大井川和彦知事は20日、内閣府が示した感染症下での原子力災害に伴う広域避難の考え方について「防護措置と感染症対策の両立は困難」との認識を示しました。県議会予算特別委員会で日本共産党の
再処理施設 廃液規制に緩さ・・市民団体が政府に指摘
原子力規制委員会が先月、審査書案を了承した日本原燃の六ケ所再処理工場(青森県六ケ所村)について、環境NGOの「FoE Japan」と原子力規制を監視する市民の会は6月17日、経済産業省と規制委の事務局である原子力規制庁
原発汚染水処分 意見募集再延長・・来月15日まで
東京電力福島第1原発の放射能汚染水を処理した後に薄めて海に流す案などの処分方法を政府が検討している問題で、経済産業省は12日、書面での意見募集の期間を1カ月延長し7月15日までに変更すると発表しました。延長は2回目。詳細
汚染水 放出決定先送りを・・福島第1 国連専門家が日本に要請
国連の人権専門家らが6月9日、東京電力福島第1原発の汚染水の海洋放出にかかわるいかなる決定も、新型コロナウイルス感染症の危機が去って国際的議論ができるようになった後まで先延ばしするよう、日本政府に要請しました。国連人権
感染症流行下の原子力災害避難・・「具体性なく無責任」
新型コロナウイルス感染症拡大を受けて、内閣府は今月、感染症の流行下での原子力災害時における防護措置の基本的考え方をまとめました。しかし、専門家からは「具体性がなく無責任」などの声があがっています。 感染症の流行下に原
漂流する六ケ所再処理工場(下)・・不要なプルトニウム
原子力規制委員会は原子力施設の許可の際、法令に基づいて経済産業相などへの意見聴取を行うとされています。日本原燃の六ケ所再処理工場についての意見聴取では、経産相に対し「『エネルギー基本計画』との整合性を含め」意見を求める
東海第2原発県民投票条例案・・茨城県議会 審議開始
知事は賛否を明らかにせず 茨城県議会が6月8日開会し、日本原子力発電東海第2原発(茨城県東海村)再稼働の賛否を問う「県民投票条例案」が上程されました。 条例案は「いばらき原発県民投票の会」が8万6703人分の署名を添
漂流する六ケ所再処理工場(中)・・竣工予定の延期24回
日本原燃の六ケ所再処理工場(青森県)は1993年の着工以来、竣工(しゅんこう)予定を24回も延期しています。原因は、設計ミスや配管の溶接不良など施工ミス、試験でのトラブルなど。さらに原子力規制委員会の審査では、施設の管
東電責任 国民に転嫁・・紙氏「汚染測定は少なすぎ」 & 原発推進 勘定を圧迫・・岩渕氏「事故処理費膨らむ」
東電責任 国民に転嫁・・紙氏「汚染測定は少なすぎ」 改定復興庁法成立 復興庁設置法等改定案が6月5日、参院本会議で自民党、公明党などの賛成多数で可決しました。日本共産党は反対しました。 同法案に盛り込まれている特別会
漂流する六ケ所再処理工場(上)・・原発より未熟な技術
原子力規制委員会が、日本原燃の六ケ所再処理工場(青森県)に対して、新規制基準に“合格”しているとする審査書案を了承し、意見公募(12日まで)を実施しています。再処理について現在、その必要性が問われています。どんな問題が
福島の原発汚染水 海洋放出ノー・・若者“勝手に決めるな”
オンライン企画 各党からも参加 福島県の青年有志のグループ「DAPPE」(ダッペ=平和と平等を守る民主主義アクション)は6月7日、東京電力福島第1原発事故の汚染水の海洋放出をやめ、国民的議論を求めるオンライン企画「勝手
「海洋放出反対」声あげ・・福島汚染水問題 環境団体がセミナー
国際環境NGOの「FoE Japan」は6月6日、東京電力福島第1原発事故による汚染水の海洋放出をめぐる問題についてのオンラインセミナーを開きました。 福島第1原発事故の汚染水処理をめぐっては、国の小委員会が薄めて海