九電・玄海原発訴訟 吉井英勝元国会議員の意見陳述から(下) 過酷事故の警告を再三無視

 原発の蒸気発生器などでは、熱交換のための多数の細管が、冷却水の流れで生じる振動によって装置と細管が触れ合って減肉することや、ピンホール規模の沸騰蒸気による乾いた金属表面と沸騰水に包まれたぬれた状態の繰り返しで、不純物が

きょうの潮流

 東京電力福島第1原発事故をめぐって国と東電に損害賠償などを求めた集団訴訟。福島、群馬、千葉、愛媛の4件で高裁判決が出され、訴訟は最高裁に。その原告らによる会見がありました▼事故から10年以上たっても、裁判を続けなければ

未来の選択 住民の総意で 島根原発稼働問う住民投票を・・鳥取・米子と境港 直接請求署名スタート

 鳥取県の「島根原発稼働の是非を問う住民投票を実現する会・米子」(住民投票の会・米子)と「境港の未来を考える会」は、それぞれ米子市と境港市で住民投票条例制定を直接請求するための署名活動を開始、米子市で20日、キックオフ集

原発避難を語る 母親たちを変えた記録(下) 再稼働に「つらい体験なんだったの」 地道に社会よくしたい

 「10年はあっという間でした。日々の生活に必死でしたから」。内田啓子さん(47)は、東京電力福島第1原発事故の10年を振り返って、こう話します。  内田さんは、2010年10月、福島県田村市にある中古の家を購入し、家族

原発避難を語る 母親たちを変えた記録(上) 悩み・苦しみを共有して交流 「社会変えたい」と勇気が

 1冊の冊子があります。『原発避難を語る―福島県から栃木県への避難の記録―』(以下、証言集)。東京電力福島第1原発事故によって、避難を余儀なくされた母親たちの魂の記録です。原発事故は女性たちをどう変えたのか、2人の話を紹