「老朽原発うごかすな!実行委員会」は12月4日、大阪市北区の関西電力本店前で「老朽原発うごかすな!関電包囲全国集会」を開きました。集会後、難波までデモ行進しました。900人が参加しました。
原子力発電に反対する福井県民会議の中嶌哲演氏が主催者あいさつ。「美浜原発3号機の停止、廃炉を求めるとともに、高浜原発は再稼働させる前に廃炉を」と訴えました。
日本共産党の山本貴美子敦賀市議は「住民の命と暮らしを守るためには、原発の廃炉しか道はない」と語りました。
東京電力福島第1原発事故によって福島県から避難し生活している、京都、兵庫、関西の原発賠償訴訟団の各原告らは「普通の暮らしとは、放射能汚染を心配しなくてもよいということです」と話しました。
集会では、美浜原発運転差し止め仮処分について井戸謙一弁護士が報告したほか、関電に向かってポテッカーアクションもしました。
(「しんぶん赤旗」2022年12月5日より転載)