原発を推進する安倍晋三政権が望んでいたとおり、再稼働のジャマにならない新しい「基準」ができ施行されたとたん、電力会社がいっせいに再稼働を申請する―。これを「原子力ムラ」の“やらせ”と呼ばないで、なんと呼べばいいのでしょう
原発
福島第1原発 トリチウム最高濃度・・海近く井戸60万ベクレル地下水で上昇
東京電力は7月7日、福島第1原発の港湾近くの観測用井戸で5日に採取した地下水から、1リットル当たり60万ベクレルの放射性トリチウム(三重水素)を検出したと発表しました。これまでで最も高い濃度といいます。 この井戸は港湾か
被災して初めて分かった・・一番信じられる今度は共産党/福島市仮設の鈴木愛子さん
福島市仮設に避難 双葉町出身・・鈴木愛子さん(73) 福島市内のさくら仮設住宅で避難生活をおくる双葉町出身の鈴木愛子さん(73) は「ずっと自民党できたけど、今度は共産党です」と話します。 「被災して初めて支援を受ける立
トリチウム濃度上昇・・福島第1 海水で最高値2300ベクレル
東京電力は7月6日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の1~4号機取水口内北側で3日に採取した海水から1リットル当たり2300ベクレルのトリチウム(3重水素)が検出されたと発表しました。この場所で採取した海水から検出さ
東電の再稼働表明 国の責任重大・・“安全よりお金か”新潟知事
「お金と安全と、どちらが大切か。安全と答えたが、うそだった」―。柏崎刈羽原発の再稼働審査を原子力規制委員会に申請する方針への理解を求めた東京電力の広瀬直己社長に対し、新潟県の泉田裕彦知事がのべた痛烈な言葉です。 7月5日
日本は再生可能エネ大国・・原発の40倍の潜在力
原発に替わるエネルギー源として太陽光や風力などの再生可能エネルギーが注目されています。年間消費電力の9割を再生可能エネルギーでまかなう市があると聞き、訪ねました。 (細川豊史) 日本最北の市、北海道稚内市(人口約3万8千
す施行 原発新基準 穴だらけ・・原発再稼働は論外
原発の再稼働の条件となる新規制基準が7月8日施行されます。電力各社は、一日も早く再稼働しようと、8日朝から、いっせいに原発再稼働の前提となる申請をします。安倍自公政権は「世界最高水準」などと新基準をテコに再稼働をしゃにむ
放射性物質が90万ベクレル・・福島第1 海側の観測用井戸/付近海水でトリチウム検出
東京電力は7月5日、福島第1原発(福島県大開町、双葉町)の海側に新たに掘削した観測用井戸で同日に採取しに地下水から、放射性ストロンチウムなど、ベータ線を出す放射性物質(全ベータ)が1リットル当たり90万ベクレル検出された
「再稼働の申請許すな」・・各地で 秋田、福井、名古屋、岡山、長崎など
原子力規制委員会の新規制基準にもとづき、北海道、関西、四国、九州、東京の5電力会社が原発の再稼働に向けた審査申請をすることが明らかになった7月5日、全国各地で「再稼働を許すな」との声が上がりました。 秋田 秋田県の「さよ
原発再稼働 安倍政権の推進政策のもと・・8日、4社が10基申請へ/北海道・関西・四国・九州
北海道、関西、四国、九州の4電力は、原子力規制委員会が新規制基準を7月8日に施行するのに合わせ、5原発計10基の原発再稼働審査を同日中に申請すると、いっせいに名乗りを上げました。5日、規制委が明らかにしました。9日以降の
原子炉への注水 一部が別経路へ・・福島第1
東京電力は7月4日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の2号機タービン建屋内にある、復水貯蔵タンクを水源とした原子炉注水ラインのうち、本来は閉じていなくてはいけない弁が開いていたために、水の一部が別の経路に流れていたと
今日、官邸前で原発抗議行動・・反原連など/各地でも
首都圏反原発連合(反原連)は5日、「大飯原発を停止せよ」「再稼働反対」「すべての原発即時廃炉」などを訴える61回目の首相官邸前抗議行動をおこないます。官邸前と国会正門前にスピーチエリアが、国会正門前北側にファミリーエリア
福島の声 政府に示す・・県民連絡会と共同センター 原発ゼロの決断を
7月8日に施行される原発の新規制基準をテコにした再稼働をやめ、原発ゼロをただちに決断するよう、原発問題福島県民連絡会と、ふくしま復興共同センターは3日、経済産業省と原子力規制委員会に要請しました。 菅原一秀経済産業副大臣
原子力公聴会に43人動員・・福島で05年 東電「推進に期待」
福島市で2005年8月に開かれた原子力委員会主催の「原子力政策大綱案に関する公聴会」に東京電力社員などが出席していた問題で、東電は7月3日、計43人を動員していたとする社内調査結果を発表しました。東電福島復興本社は「(原
伊方原発 再稼働申請させないで・・とめる会 愛媛知事に公開質問書
原発新規制基準が施行される8日に、四国電力が伊方原発3号機再稼働申請を行うことを表明していることから、伊方原発をとめる会は2日、四電に再稼働を申請しないよう求める公開質問書を中村時広愛媛県知事に提出し、文書で8日までに回
楢葉町で高線量破片・・第1原発15キロ、東電が調査
東京電力は2日、福島第1原発から南に約15キロ離れた福島県楢葉町の井出川河口付近で、表面の放射線量が毎時3・4ミリシーベルトの破片のようなものが見つかったと発表しました。材質などは不明で、東電は2011年3月に原子炉建屋
海側地下水の濃度上昇・・ストロンチウムなど
東京電力は7月2日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)敷地内の海に近い場所の観測用井戸で採取した地下水から高濃度の放射性物質が検出され海へ漏れている疑いがもたれている問題で、新たに追加した井戸で1日に採取した地下水から
大飯運転継続認める・・規制委 活断層の結論ないまま/結論先にありき
原子力規制委員会は7月3日、全国で唯一稼働中の関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機について「直ちに安全上重大な問題が生じるものではない」とする現状評価書を了承しました。8日の新規制基準施行後も、9月の定期検査入り
柏崎刈羽原発6、7号機 東電、再稼働申請決める・・安全置き去り 地元無視
東京電力は2日の取締役会で、柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機について再稼働の前提となる安全審査を原子力規制委員会へ申請することを決め、広瀬直己社長が同日発表しました。規制委の新規制基準が8日に施行されるのを
参院選と原発・・再稼働と輸出やめてこそ安心
参院選の公示が目前に迫り、各党の政策も出そろって、論戦が事実上スタートしています。暮らしと景気、消費税増税、環太平洋連携協定(TPP)参加、憲法改定などいずれも大きな争点ですが、見過ごせないのは原発問題です。東京電力福島