東京電力は11月12日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、8月に300トンの汚染水漏れが発覚したタンクの北側の観測用井戸で10日に採取した水から1リットル当たり71万ベクレルの全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)を検出したと発表しました。
この井戸の水では10月半ばから高い濃度の全ベータが検出されており、7~9日には3日続けて過去最高値を上回る濃度を検出、9日には同55万ベクレルを検出していました。
東京電力は11月12日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、8月に300トンの汚染水漏れが発覚したタンクの北側の観測用井戸で10日に採取した水から1リットル当たり71万ベクレルの全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)を検出したと発表しました。
この井戸の水では10月半ばから高い濃度の全ベータが検出されており、7~9日には3日続けて過去最高値を上回る濃度を検出、9日には同55万ベクレルを検出していました。