NPO法人「原子力資料情報室」は11月14日、東京電力が今月中旬にも始めようとしている、福島第1原発4号機の使用済み燃料プール内の核燃料の取り出しについて、「慎重な作業を求める」声明を発表しました。
声明は、作業中に燃料が落下、損傷した場合の「対応計画の策定及び公開」を求めているのをはじめ、輸送される燃料集合体の健全性も問題だとして、「スケジュールありきではない、現場の状況にあわせた極めて慎重な対応が必要」と指摘します。
そして、東京電力に対して、開かれた場で、計画を再点検することや適切な情報公開などを求めています。