東京電力福島第1原発事故で緊急避難を強いられ、持病の薬も持ち出せないまま妻が白血病で死亡したとして、福島県浪江町の70代の男性が東電に慰謝料などを求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)で和解が成立しました。東電が約1500万円を支払います。福島原発被害救済新潟県弁護団が11月14日、明らかにしました。
弁護団によると、和解を仲介した原子力損害賠償紛争解決センターは、原発事故によって妻の死亡時期が早まったことは否定できないと認めました。
東京電力福島第1原発事故で緊急避難を強いられ、持病の薬も持ち出せないまま妻が白血病で死亡したとして、福島県浪江町の70代の男性が東電に慰謝料などを求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)で和解が成立しました。東電が約1500万円を支払います。福島原発被害救済新潟県弁護団が11月14日、明らかにしました。
弁護団によると、和解を仲介した原子力損害賠償紛争解決センターは、原発事故によって妻の死亡時期が早まったことは否定できないと認めました。