敷地内の破砕帯(断層)が活断層である可能性が高いとされている東北電力東通原発(青森県東通村)の問題で、原子力規制委員会の専門家チームは9月3日、2日間の日程で現地調査しました。調査は昨年12月以来、2回目。 初日の調査を
原発
汚染水 政府基本方針 技術的裏付け・現実性保障なし・・原発推進、破たん明白
東電福島第1原発の汚染水漏れ問題に関する政府の基本方針は、5月以来開かれていなかった政府の汚染水処理対策委員会が8月8日にようやく再開した際、付け焼き刃的に慌てて出してきた「緊急対策」「抜本対策」を焼き直しただけのもので
政府が「汚染水」で基本方針 地下水の海洋放出に「努力」・・福島原発 従来の対策を踏襲
安倍政権は9月3日、閣僚らによる原子力災害対策本部と原子力防災会議の合同会議を首相官邸で開き、東京電力福島第1原発の汚染水漏れ問題に関する基本方針を決定しました。同方針は、「抜本的な対策」といいながら、従来の方針を踏襲し
福島原発 トリチウム海洋放出提案・・原子力学会 汚染水、濃度薄め
東京電力福島第1原発事故を検証していた日本原子力学会の調査委員会(委員長・田中知東京大教授)は9月2日、最終報告書案の概要を公表しました。同原発内に大量にたまり、海への流出が問題となっている放射能汚染水の成分のうち、トリ
高線量 タンク底板接合部から・・福島第1原発
東京電力は9月2日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、高線量が検出された場所は、タンクの底板の接合部付近だったことを明らかにしました。 また1日、毎時1800ミリシーベルトの高線量を測定したタンクの反対側で、同17
再稼働申請6原発 30キロ圏自治体の避難計画・・「未策定」52%/川内はゼロ
原発事故が起きたとき、住民をどう避難させるのか―。住民避難のあり方などを定めた「地域防災計画」の重要なポイントとなる避難計画について、再稼働の申請があった6原発で調べたところ、避難の対象となる約52%の市町村でできていな
関電 大飯3号機が停止へ・・稼働原発1基に
関西電力は9月2日、大飯原発(福井県おおい町)3号機(出力118万キロワット)の運転を定期検査のために停止する作業を開始しました。全国50基の原発の中で唯一稼働を続ける同4号機(同)も15日には停止し、再び稼働ゼロとなり
規制委 大飯原発敷地内の断層・・専門家、大筋異論なし/連続性に疑問も
国内で唯一稼働中の原発で、敷地内の破砕帯(断層)が活断層ではないかと指摘されている関西電力大飯原発(福井県おおい町)について、原子力規制委員会の専門家チームは9月2日、評価会合を開きました。 関電は、敷地内の破砕帯(
汚染水の流出防止早く 人的資源の集中を・・エフ・オー・イー・ジャパン声明
国際環境NGO、FOE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)は8月30日、「新しいエネルギー基本計画の策定に向けて~原発ゼロの国民の声を、議論の前提とすべき~」と題した声明を発表しました。 「福島第1原発事故はいまだ
大飯3号機、きょう停止・・定期検査 4号機も15日に
関西電力の大飯原発(福井県おおい町)の稼働している2基のうち3号機(出力118万キロワット)が9月2日、定期検査のため運転を停止します。残る大飯原発4号機(同)も15日に停止する予定で、全国50基の原発は再び稼働ゼロと
タンク群最大1800ミリシーベルト・・福島第1 汚染水危機さらに/全責任を負い政府は対策を
東京電力福島第1原発で高濃度の放射能汚染水を保管しているタンクから300トンが漏れた問題で、東電は8月31日、同原発敷地内の同型タンク群4ヵ所で高線量を確認したと発表しました。このうち2ヵ所についてはこれまでに高い線量が
原子炉注水量減らす検討へ・・規制委
東京電力福島第1原発の放射能汚染水対策を検討する原子力規制委員会の作業部会が8月30日開かれました。担当の更田(ふけた)豊志委員は、汚染水の発生量を長期的に抑制するため、原子炉への注水量を減らす検討を始める方針を明らかに
東電報告 福島第1漏えいタンク・・すき間長さ2・5センチ推定
東京電力は8月30日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)敷地内のタンクから放射能汚染水が流出した問題で、タンクの水位の下がり方から、漏えいしたすき間(開口部)の大きさを推定し、原子力規制委員会に報告しました。 それによ
福島原発 汚染水漏れ 東電任せ 政府、腰重く・・「収束宣言」撤回、国が全責任を 共産党提起
「東電任せにせず、国として緊張感を持って対応していく必要がある。政府を挙げて全力で取り組んでいく」。安倍晋三首相は8月28日、訪問先のカタールの首都ドーハで、非常事態となっている東京電力福島第1原発の高濃度汚染水漏れへの
海を汚すな、原発汚染水 非常事態・・福島第1 空から見た
東京電力福島第1原発は、増える一方の放射能汚染水を安全に管理できない深刻な事態になっています。溶けた核燃料の冷却水、原子炉建屋内に流れ込む地下水は日々、汚染水として増大し、タンクが次つぎと満杯になっていきます。汚染された
高レベル廃液400トン超・・茨城東海村の再処理施設保管
原発の使用済み核燃料から出た高レベル放射性廃液が、日本原子力研究開発機構の東海再処理施設(茨城県東海村)に400トン超保管されていることが8月29日、分かりました。原子力規制庁が原子力機構に対し同日行ったヒアリングで明ら
震災時 出水源は燃料プール・・福島第1・1号機 検討報告書案
原子力規制委員会が設置した東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)事故の分析をおこなう検討会で8月30日、東北地方太平洋沖地震の際、1号機原子炉建屋4階で出水が目撃された問題について、出水源は地震の揺れであふれた5階
福島第1 排水溝の放射能上昇・・汚染水漏れタンク近く
東京電力は8月30日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)敷地内の汚染水タンクから放射能汚染水が流出した問題で、タンク群のそばを通る排水溝で29日に採取した水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質(全ベータ
再稼働・輸出 安倍政権に抗議・・汚染水 東電任せダメ/金曜日行動 各地で
東京電力福島第1原発事故の汚染水漏れ問題が重大な局面を迎えているなか、原発ゼロを目指す行動が30日、全国各地で行われ、原発の再稼働に反対する声が次々とあがりました。 「放射能汚染水対策より再稼働に力を注ぐ政府は許せない」
原発と教育を考える・・東京 日本教育学会がシンポ
日本教育学会(藤田英典会長)は8月28日から3日間東京で開いている大会で29日、公開シンポジウム「原発事故・放射能被災を学校教育はどう受け止めるか」を開きました。 東京電力福島第1原発の立地自治体・大熊町の大野小学校元校