東京電力は12月24日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の汚染水タンクを囲む堰(せき)の2ヵ所で、たまっている水の水位が低下していると発表しました。最大で計225トンが外部に漏れた可能性があるといい、東電は地面に染み
原発
原発から琵琶湖守ろう・・大津地裁に住民 11基運転禁止提訴
原発の脅威から、滋賀県民の命と近畿1400万人の命の水源である琵琶湖を守ろうと、住民57人(うち大阪3人)が24日、福井県にある関西電力の美浜、高浜、大飯の各原子力発電所の運転禁止を求める裁判を大津地裁に起こしました。
敦賀の断層調査・・規制委 事前会合
日本原子力発電の敦賀原発(福井県敦賀市)2号機直下を走る破砕帯(断層)について、「耐震設計上考慮すべき活断層」とする評価書をまとめた原子力規制委員会は12月24日、評価書の見直しの要否を議論するための現地調査に先がけた専
親子で原発ノー「原発いらない コドモデモ」 ・・京都
人には地震は止められない 原発だったら止められる!・・原発を終わらせようと親子でアピールする「原発いらない コドモデモ」が12月23日、京都市内で行われ、子ども25人を含む約100人が師走の繁華街を行進しました。 親子連
総合資源エネルギー調査会基本政策分科会の委員からも批判
原発ありきの“できレース”・・日本消費生活アドバイザー・コンサルタント協会常任顧問 辰巳菊子さん 基本計画の原案が提示された12月6日、私が原案を手にしたのは夕方近くでした。同日夜の分科会で三村分科会長は「修正は可能だ」
エネ基本計画案 了承得ず意見公募開始・・“はじめに原発ありき”露呈
「エネルギー基本計画案」に対する意見公募(12月6日~1月6日)が、基本計画を議論する経済産業省資源エネルギー調査会基本政策分科会(三村明夫・新日鉄住金相談役名誉会長)の了承を得ずに始められていたことが、関係者への取材で
エネルギー計画案に怒り・・民意無視の原発回帰
昨年、国民的議論で決められた「原発ゼロ」目標を投げ捨て、安倍政権は原発を「基盤電源」と位置づけるエネルギー基本計画を年明けに閣議決定しようとしています。民意無視、原発回帰の基本計画に怒りが広がっています。(佐久間亮) 数
2日連続汚染水漏れ・・福島第1 タンク群囲むせきから
東京電力は12月22日、福島第1原発で汚染水を貯蔵するタンク群を囲むせきのうち、2カ所で漏水が見つかったと発表しました。タンク群では21日にも1カ所で漏水が見つかっており、3カ所で漏れていたことになります。 東京電力によ
原発ゼロ 再稼働やめて・・1万5000人、国会をぐるり/共産党議員も参加
首都圏反原発連合(反原連)は22日、「再稼働反対☆国会大包囲」を開催しました。原発を「重要なベース電源」と位置づけるエネルギー基本計画を年明けにも閣議決定して再稼働を進めようとする安倍晋三政権。東京・日比谷野外音楽堂での
暮らしのはて?なぜ?・・ベクレルとシーベルトの違いは?
福島第1原発事故が発生して以後、放射線にかかわる単位「ベクレル」と「シーベルト」が、市民の日常生活や日々のニュースによく出てくるようになりました。 「○○市の空間線量率は1時間当たり(毎時)△△マイクロシーベルト」「○○
原発訴訟の意見陳述・・玄海原発/大飯原発
被害予測の末公表告発・・佐賀・玄海原発 原発訴訟では最多の7137人が原告となり、玄海原発の廃炉を国と九州電力に求めている「原発なくそう!九州玄海訴訟」の第7回口頭弁論が12月20日、佐賀地裁(波多江真史裁判長)で開かれ
深い地層にも汚染水・・福島第1原発 新たな流出経路か
東京電力は12月20日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の4号機海側の深い地層の地下水から放射性物質が検出されたと発表しました。これまで東電は深い地層の地下水は汚染の可能性は低いとしてきましたが、汚染水の海への新たな
東海原発廃炉 5年間延長・・日本原電
日本原子力発電は12月19日、廃炉作業中の東海原発(茨城県東海村)について、完了時期をこれまでの2020年度から25年度に5年間延長すると発表しました。延長は10年に続き2回目。 東海原発は1998年、国内の商用原発とし
福島第1原発 海側観測用井戸・・190万ベクレル 最高値更新
東京電力は12月20日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の海側観測用井戸(1‐16)で19日に採取した地下水から1リットル当たり190万ベクレルの全ベータ(ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質)を検出したと
原発いらない声あげ続ける・・官邸前行動
首都圏反原発連合(反原連)は12月20日、首相官邸前で「即時原発ゼロ」訴える抗議行動を行いました。エネルギー基本計画案で原発を「重要なベース電源」と明記するなど、原発の再稼働を進める安倍晋三首相に対し、1500人(主催者
再処理工場は来年10月完成・・近く安全審査申請
日本原燃は12月19日、青森県六ケ所村に建設中の使用済み核燃料再処理工場の完成時期を2014年10月に延期することを決め、県に報告しました。完成時期の延期は20回目。稼働の前提となる安全審査を近く、原子力規制委員会に申請
福島第1 トリチウムが上昇・・漏えいタンク近くの井戸/福島第2も廃炉 佐藤知事が要求
東京電力は12月19日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、大量の汚染水漏れがあったタンク近くの観測用井戸(E‐10)で17日に採取した地下水から1リットル当たり2万5000ベクレルのトリチウム(3重水素)を検出した
女川原発年内にも申請・・東北電力、2号機を先行
東京電力は12月19日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、大量の汚染水漏れがあったタンク近くの観測用井戸(E‐10)で17日に採取した地下水から1リットル当たり2万5000ベクレルのトリチウム(3重水素)を検出した
100ミリシーベルト以下撤回を・・反核医師の会、規制委に抗議
核戦争に反対する医師の会は12月18日、原子力規制委員会が先月20日に発表した福島第1原発事故による汚染地域への「帰還に向けた安全・安心対策に関する基本的考え方」への抗議声明を発表しました。 声明は、「考え方」が「100
福島第1全て廃炉へ・・東電が5・6号機も決定/海側観測用井戸で、水の分析ミス
東京電力は12月18日の取締役会で、福島第1原発5、6号機の廃炉を決定しました。来年(2014年)1月31日付で廃炉とします。 東電はこれまでに、福島第1原発について、2011年3月の東日本大震災で放射能漏れ事故を起こし