2011年3月の福島第1原発事故を受け、ドイツ政府は3ヵ月の検討を経て、2022年までの原発からの全面撤退を決めました。なぜドイツで脱原発の判断が行えたのか。その先に、ドイツは何を見ているのか。ヒントとなる本をいくつか紹
原発
市田書記局長の参院代表質問・・原発汚染水の現実を認め、抜本解決を最優先に/首相答弁要旨
日本共産党の市田忠義書記局長が10月18日の参院本会議でおこなった、原発問題について代表質問をおこなった要旨は次の通りです。 原発汚染水の現実を認め、抜本解決を最優先に 福島第1原発の放射能汚染水問題は極めて深刻な現状に
福島第1 井戸から79万ベクレル・・トリチウム8月以降で最悪
汚染水漏れのタンク北側で 福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で高濃度の放射能汚染水が地下や海に漏れ出ている問題で、東京電力は10月18日、汚染水300トンが漏れたタンクの北側の観測井戸で17日に採取した水から、トリチウ
原発反対の官邸前行動・・再稼働やめ汚染水対策を
首都圏反原発連合(反原連)は10月18日、官邸前抗議行動を行いました。福島第1原発では放射能汚染水が海へ流出し、観測井戸で1リットル当たり79万ベクレルもの放射性物質が検出されるなど非常事態です。こんな状況で原発の再稼働
志位さん代表質問・首相答弁 福島県民はこう見る・・打開策示してくれた質問
打開策示してくれた質問・・福島・いわき市漁協代表理事組合長 矢吹正一さん 志位委員長の代表質問は、東電福島原発の放射能汚染水問題で、国の責任について具体的に指摘し、危機打開策をはっきりと提案してくれてよかった。 しかし
福島第1 汚染地下水あふれる・・くみ上げ設備の発電機停止
東京電力は10月17日、福島第1原発で汚染された地下水の海への流出を防ぐため、2号機タービン建屋海側の護岸近くで地下水をくみ上げる設備の仮設タンクから、放射性物質に汚染された地下水があふれたと発表しました。あふれた水はタ
福島第1 海への排水溝1400ベクレル・・放射性物質が前日の70倍
東京電力は10月17日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、港湾外の海につながる排水溝の下流で16日に採取した水から、ストロンチウム90などベータ線を出す放射性物質(全ベータ)が1リットル当たり1400ベクレルと、調
税金負担最高で474億円・・原発事故賠償支援の利息
東京電力に対して会計検査院が行った初の検査で、福島第1原発事故の賠償資金などに充てるため国から受けている財政支援の弁済期間と、国が税金で負担する利息を試算した結果、現在の支援総額3兆7893億円では弁済に11~23年かか
“指示の趣旨と違う”・・東電報告書で規制委員長
原子力規制委員会の田中俊一委員長は10月16日に開かれた定例会合で、福島第1原発で相次いでいるタンクからの放射能汚染水漏れについて東京電力が提出した報告書について「指示の趣旨と少し違うと率直に感じる」と述べました。 原子
福島第1 汚染水タンク囲む堰水位上昇・・東電、敷地内に水放出
東京電力は10月16日、台風26号による大雨で福島第1原発の放射能汚染水の貯留タンク群を囲む堰にたまった水の水位が上昇したため、9カ所のタンク群で堰の排水弁を開くなどして、敷地内に放出したと発表しました。ほとんどが堰から
規制委 放出基準を了承・・会合では疑問、懸念も
原子力規制委員会の汚染水対策検討ワーキンググループの会合が10月15日開かれ、東電が示した、福島第1原発の汚染水貯留タンクの周りを囲む堰(せき)内にたまった水の放出暫定基準を了承しました。会合では疑問も出されました。無制
立地県代表、再稼働させない・・原発ゼロ☆統一行動
のベ4万人が東京・霞が関、国会議事堂一帯で「原発ゼロ」を訴えた「10・13 ノーニュークスデイ 原発ゼロ☆統一行動」(10月13日)。国会正門前で開かれた大集会では、原発の再稼働申請がおこなわれている地域の参加者が各地の
汚染水漏れ “人員不足が原因”・・東電が報告書提出 水の移送ミス 1人で作業/タンク汚染水漏れ、「パッキンずれ落ち」
東京電力は10月15日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で相次いでいるタンクからの放射能汚染水漏れ事故について、原因や対応策をまとめた報告書を原子力規制庁に提出しました。そのなかで、対策に不可欠な要員配置や体制をとら
再稼働審査加速/電力に規制委“資料早く”・・新規制基準3カ月
いま日本の原発50基(東京電力福島第1原発1~4号機は廃炉決定のため除外)は一つも稼働していません。原子力規制委員会の「新規制基準」が7月に施行され、4電力6原発10基の再稼働に向けた審査が行われています。加えて先月2
原発ない日本、子や孫に・・デモ参加者の思い/立地県から集う/原発なくせ各地で
原発ない日本 子や孫に・・統一行動デモ参加者の思い/自分たちが変える 安全なエネルギーを 10月13日、東京・霞が関、官庁街を埋め、政府がすすめる原発再稼働に抗議した原発ゼロ☆統一行動の巨大デモ。戸惑いながら初めて抗議を
決して再稼働させない 原発ゼロ☆統一行動・・国会へ、全国から4万人
東京・日比谷公園、霞が関、国会議事堂一帯が10月13日、「再稼働反対」「原発ゼロ」を訴える人の声で包まれました。首都圏反原発連合(反原連)、原発をなくす全国連絡会、さようなら原発1000万人アクションの3グループによる共
原発防災訓練が終了・・九電・川内検証会合を後日予定
政府が九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)で、東京電力福島第1原発事故後初めて行った原子力総合防災訓練が、10月19日終わりました。 同訓練は2000年から年1回、各原発持ち回りで行われ、08年には福島第1
トリチウム32万ベクレルに・・福島第1原発 井戸 日追うごと上昇/せき内流出17トン
東京電力は10月11日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で300トンの高濃度汚染水漏れがあったタンクから北へ20メートル離れた井戸で、10日に採取した地下水から1リットル当たり32万ベクレルのトリチウム(3重水素)を
福島第1原発 汚染水どこへ・・汚染の拡大を制御できない非常事態
東京電力福島第1原発の汚染水問題は時間を追うごとに深刻さを増しており、汚染の拡大を制御できない非常事態となっています。しかし、汚染がどこから発生し、現在どこまで広がっているのか、いくつもの謎があります。 (神田康子)
3タンク 高線量・・福島第1 最大毎時69ミリシーベルト
東京電力は10月11日、福島第1原発で放射能汚染水を貯蔵するタンク3基の周辺で、最大毎時69・9ミリシーベルトと、高い放射線量を計測したと発表しました。計測したのは、3基とも1号機原子炉建屋の西側のタンク群。このタンク群