関西電力高浜原発3、4号機(福井県)について、再稼働の前提となる原子力規制委員会の審査が11月18日開かれ、関電が提出した補正申請書の不備が指摘されました。再補正が必要となりますが、関電はこれまでの説明内容に変更はない
原発
浪江町津島地区の住民・・「完全賠償求める会」設立
東京電力福島第1原発事故で避難している福島県浪江町津島地区の住民は11月16日、二本松市の男女共生センターで「原発事故の完全賠償を求める会」の設立総会を開きました。 総会には津島地区の住民約200人が参加して、国や東
東電に慰謝料増額など要求・・福島 飯舘村民の半数が申し立て
東京電力福島第1原発事故で、全域が避難指示区域に指定された福島県飯舘村の村民のうち約半数に当たる2800人余りがこのほど、現行の慰謝料では生活再建ができないとして、裁判外紛争解決手続き(ADR)機関の原子力損害賠償紛争
福島原発「完全に止水できてない」・・トレンチ 東京電力が会見
東京電力は11月17日、福島第1原発2号機のトレンチ(電源ケーブルなどが通る地下トンネル)からの高濃度汚染水の抜き取りに向けた、タービン建屋とトレンチの接続箇所をセメント材で埋める作業について「完全に止水できている状況
“福島に生きる”新規農業 復興に挑戦・・除染作業員 菅野雄樹さん(25)
福島県二本松市の菅野雄樹(かんの・ゆうき)さん(25)は、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故からの3年8ヵ月は「自分を見つめ直した時間たった」といいます。 「3・11」当時、仙台市でスポーツインストラクター(技術
プルサーマルは延期・・電事連会長が意向 &セシウム濃度 過去最高値に・・福島第1井戸 &原燃再処理工場 床清掃中にぼや
電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)は11月14日の記者会見で、使用済み核燃料を再処理して製造したウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を原発に使用するプルサーマル計画の実施を延期する意向を明らかにしました
災害対策全国交流集会の参加者・・福島被災地を視察 時間止まったまま 原発だめ人間の復興と原発ゼロを/福島
災害被災者の支援と対策の改善を求める運動を学びあう災害対策全国交流集会が1115日、東日本大震災・原発事故被災地の福島市内で始まりました。2日間の日程。テーマは「被災者本位の復興と原発ゼロをめざして」です。8月に甚大な
福島第1 トレンチ止水、不完全か・・汚染水抜き取りに影響も
東京電力福島第1原発2号機のトレンチ(ケーブルなどが通る地下トンネル)で高濃度の放射能汚染水の抜き取りが難航している問題で、東電は11月13日、水の行き来をせき止めるためタービン建屋とトレンチの接続箇所にセメント材を投
東電に費用負担責任 放射性廃棄物処分で大島氏・・参院環境委 市田氏質問
参院環境委員会は11月13日、東京電力福島第1原発事故で生じた放射性廃棄物を日本環境安全事業株式会社(JESCO)が運営する中間貯蔵施設に保管し、30年以内に福島県外で最終処分することを明記した法改定について、参考人質
国民多数は原発反対 官邸前行動・・意思表示続ける
首都圏反原発連合(反原連)は11月14日夜、首相官邸前抗議行動を行いました。国民多数の声を無視して原発の再稼働へと突き進む安倍晋三政権に対し、集まった1700人(主催者発表)の参加者は「いりません!原子力発電」などと書
汚染水の海洋放出・・漁連「だまし討ち」と怒る
福島第1原発事故発生直後の2011年4月に東電が行った放射能汚染水の海洋放出をめぐる状況も一部が明らかになりました。全国漁業協同組合連合会の部長は「だまし討ち以外の何物でもない」と怒りをあらわにしています。 11月1
電源喪失「備えしなかった」・・福島原発事故 旧保安院幹部語る/政府が調書公開
政府は11月12日、東京電力福島第1原発事故で政府の事故調査・検証委員会(政府事故調)が当時の原子力安全・保安院幹部らから聴取した際の調書を内閣官房のホームページで公開しました。 今回、新たに公開されたのは45人の個人と
高浜稼働40年超狙う・・関電 老朽原発の点検検討 &「大間」20年末を想定・・Jパワー社長が完成時期説明
関西電力が、稼働から約40年が経過する高浜原発1、2号機(福井県)について、20年程度の運転延長を目指し、特別点検の実施を検討していることが11月13日分かりました。政府が稼働期間が40年程度となる全国7基の原発につい
吉田調書 報道に「重大な誤り」・・朝日新聞 第三者機関が見解
東京電力福島第1原発事故の「吉田調書」報道をめぐり、朝日新聞社が記事を取り消した問題で、同社の第三者機関「報道と人権委員会」は11月12日、「内容に重大な誤りがあり、公正で正確な報道を目指す姿勢に欠けた」とする見解をま
温室ガス削減目標・・安倍政権の遅れ際立っている
アメリカのオバマ大統領と中国の習近平国家主席が北京で会談し、地球温暖化を抑えるため2020年以降の温室効果ガスの削減で合意、米中がそれぞれの目標を公表しました。アメリカと中国の2国だけで世界の温室効果ガス排出の4割以上
核燃処理 再稼働路線やめよ・・井上氏「安全神話に不信感」/参院原子力特委
日本共産党の井上哲士議員は11月12日の参院原子力問題特別委員会で、使用済み核燃料処理という根本的な問題が解決できないもとで、「国が前面に出れば解決するかのように振りまいて、再稼働の議論が進められてきた。これ自体がまや
原発輸出推進に反対・・原子力損害補償 条約・法案は可決 衆院本会議 笠井議員
衆院本会議は11月13日、原子力損害の補完的補償条約(CSC)と、同条約のための原子力損害賠償資金補助法案など2法案を賛成多数で可決しました。日本共産党、みんな、生活、社民の各党は反対しました。 日本共産党の笠井亮議
汚染土試験搬入 初年4万立方メートル・・環境省が方針
東京電力福島第1原発事故の汚染土を保管する中間貯蔵施設をめぐり、環境省は11月12日、同施設の運用開始後、最初の1年間で県内各地から汚染土計4万3000立方メートル程度を試験的に搬入する方針を明らかにしました。汚染土の
原発事故・いわき市民訴訟 元の生活に戻して・・福島地裁支部 原告が訴え & 川内原発 1400人異議申し立て
国と東京電力に原状回復と損害賠償を求めたいわき市民訴訟の第8回口頭弁論が11月12日、福島地裁いわき支部でありました。 原告側は、いわき市の中山間地でシイタケやナメコなどを栽培してきた高萩民雄さん(66)と佐藤一雄さ
トルコ原発予定地の活断層調査 不透明な業者選定・・笠井議員追及
日本共産党の笠井亮議員は11月12日の衆院外務委員会で、経済産業省が委託したトルコでの活断層調査の不透明な業者選定を追及しました。 経産省が日本原子力発電に委託し、さちに4社に再委託する同調査。トルコの原発建設予定地