まもろう平和、なくそう原発を掲げた市民集会が11月24日、高知市の中央公園で開かれ、参加した2000人は、「原発再稼働を急ぎ、集団的自衛権行使で戦争できる国づくりめざす安倍内閣を退陣に追い込もう」という集会宣言を大きな拍手で決めました。
4歳の男の子を連れた団体職員の森下乃文さん(39)は「子どもの未来のために原発も戦争もいらないの声をあげたい」と話すなど、戦争ノー、原発ノーの思いを一つにする人たちが風船やプラカード、楽器をもって会場を埋めました。
主催者を代表して、原発をなくす高知県民連絡会の山崎秀一共同代表が「安倍首相は争点を隠したまま衆院選をやろうとしている。全国で平和を守れ、原発再稼働反対の声を上げている人と連帯して安倍内閣を打倒し、戦争も核もない日本をつくろう」とあいさつ。憲法懇談会の中西法貴弁護士が「閣議決定で集団自衛権行使を認める安倍内閣のやり方は憲法を内閣の下に置くもので許されない」と批判しました。
参加者は市内3コースに分かれてデモ行進しました。会場では、昼ごはんやお菓子を食べながら歌やミニ講演を楽しみました。
日本共産党の浜川ゆりこ衆院四国ブロック比例候補、春名なおあき衆院高知1区・四国ブロック比例候補、谷崎治之衆院高知2区候補もデモ行進し、参加者と交流しました。
(「しんぶん赤旗」2014年11月25日より転載)