原発事故「不合理認められない」・・いわき市民訴訟 原告が意見陳述 & 南相馬市が「脱原発都市宣言」

 福島県浜通り地域最大の都市である、いわき市民約1400人が国と東電を相手に損害賠償を求めている「いわき市民訴訟」の第10回口頭弁論が3月26日、福島地裁いわき支部(杉浦正樹裁判長)で行われました。原告2人が意見陳述しま

大間原発「凍結」署名 3カ月で14万超 函館市 町会連合会が経産省に提出 ・・「市民の不安受けとめて」

 電源開発(Jパワー)が青森県大間町で建設中の大間原発について、津軽海峡を隔て対岸に位置する北海道函館市の町会連合会(183単位町会)は3月25日、建設凍結を求める署名14万6184人分と要望書を経済産業省に提出しました

過酷事故対策怠る・・福島原発訴訟 国責任浮き彫り & 川内1号、使用前検査を30日に開始

 「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟の第11回口頭弁論が3月24日、福島地裁(潮見直之裁判長)で行われました。  前回行われた原告側専門家証人の陳述にたいする被告の国と東電側の反対尋問。成元哲(ソン・ウ

“福島に生きる”飯舘村民 憩いの場に・・老舗手打ちうどん店「ゑびす庵」高橋ちよ子(66)・義治さん(68)夫妻

 高橋ちよ子さん(66)、義治さん(68)夫妻は、親の代から続く老舗の手打ちうどん店「ゑびす庵」を福島県飯舘村で営んできました。  4年前の東京電力福島第1原発事故で福島市荒井に避難してきました。「商売をやめようと思った

科学の目でリスク見つめ、被災者全体の連帯めざす・・福島の医師として今伝えたいこと 福島医療生協・わたり病院医師 齋藤紀さんに聞く

 福島で医師として住民の生活と健康に向き合っている福島医療生協・わたり病院医師、日本原水協代表理事の齋藤紀(おさむ)さん(67)に、東京電力福島第1原発事故から4年たった今、伝えたいことを聞きました。 (柴田善太)