中部電力浜岡原発(静岡県御前崎市)が停止して4年目を迎えた5月14日、岡原発廃炉・日本から原発をなくす静岡県連絡会(原発なくす静岡の会)は、同原発を再稼働しないよう中部電力静岡支店に要請しました。 代表の林克・県労働
原発
原発ビジネスやめよ・・井上氏 日蒙EPAに反対
日本共産党の井上哲士議員は5月14日、参院の外交防衛委員会で、日本がモンゴルと2月に締結した経済連携協定(EPA)に関して質問しました。井上氏は、同協定にもりこまれた投資環境の整備がモンゴルでのウラン資源開発を後押しし
福島第1は労災倍加・・田村智子氏 国の対策要求
日本共産党の田村智子議員は5月13日の参院東日本大震災復興特別委員会で、福島第1原発事故収束作業の労災事故について政府の対策強化を求めました。 同原発では約7000人が働き、今年1月に雨水受けタンクの点検作業中に労働
活断層否定できぬ・・原子力規制委 専門家が一致/志賀原発の直下
1号機は廃炉濃厚に 北陸電力志賀(しか)原発(石川県志賀町)の敷地内の断層が活断層かどうかを評価している原子力規制委員会の専門家チームは5月13日の評価会合で、1号機原子炉直下などを通る断層について「活断層の可能性を否
もんじゅ保安規定違反・・12年以降6件目 &女川も点検不備 &川内1号 使用前検査に遅れ
原子力規制委員会の5月13日の定例会合で、原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県)に対して、新たに保安規定違反が指摘されました。規制庁によれば、2012年に発覚した大量の機器点検漏れ以降6件目です。 規制
地球温暖化対策・・低い目標 産業界が圧力
2030年までの日本の地球温暖化対策がようやく姿を現しました。年末の国際交渉に向け、各国は3月までの目標提出を求められていました。日本は大幅に遅れた上、極めて低い目標を示そうとしています。背景には対策に消極的な産業界の
「原発コスト安く見せる」 「原発20%超」が前提・・発電コスト試算 有識者会議了承
経済産業省の有識者会議が5月11日開かれ、2030年時点の原発や再生可能エネルギーによる発電コストの試算を見直した報告書を大筋で了承し、焦点となっている原発の発電コストは4月末の案に比べ1キロワット時当たり0・2円高い
火山観測・研究強化を・・田村参院議員 「国立の機関必要」
日本共産党の田村智子議員は5月11日の参院決算委員会で、箱根山の活動が活発化するなかで、強化が求められる国の火山防災対策について質問し、専門人材の不足など不十分な観測・研究体制を指摘し、国立の研究機関の必要性を強調しま
原発事故リスク費ごまかし・・電源別コスト、経産省試算どうみる/立命館大学教授・大島堅一さんに聞く
電源別の発電コストを見直している経済産業省が「発電コスト検証ワーキンググループ」で新たな試算を提示しました。2011年の前回試算で、「コスト等検証委員会」委員を務めた立命館大学教授の大島堅一さんに原発や再生可能エネルギ
福島第1 20ミリシーベルト超被ばく1.5倍・・長期作業不可 増える恐れ/14年度
東京電力福島第1原発で2014年度に働いた作業員のうち、被ばく線量が20ミリシーベルトを超えたのは992人で、13年度と比べて1・5倍に増加したことが5月9日、東電の資料で分かりました。作業員の被ばく線量は5年間で10
損害賠償請求 初の全国組織・・被害者団体
東京電力福島第1原発事故で国や東電に損害賠償を求めている被害者団体が5月8日、福島市で記者会見を開き、「原発被害者団体連絡会」を設立すると発表しました。国や東電への要望活動や、情報共有を目的とする初の全国組織で、9団体
高浜原発 地震動策定が不十分・・関電など説明に 福井県専門委員
福井県原子力安全専門委員会は5月7日、会合を開き、県内原発の東京電力福島第1原発事故をふまえた「安全性向上」対策や新規制基準適合性審査の状況などについて関西電力と原子力規制庁から説明を受け、審議しました。 委員からは
規制委 「活断層でない可能性高い」・・美浜原発 審査で今後議論も
関西電力美浜原発(福井県美浜町)の原子炉直下などを通る敷地内の断層について、原子力規制委員会の専門家チームの会合が5月8日開かれ、″活断層ではない可能性が高い″とする評価書案を大筋で了承しました。他のチームの専門家の意
再稼働 認められない・・反原連が官邸前抗議行動
首都圏反原発連合(反原連)は5月8日、原発に反対する首相官邸前抗議行動を行いました。原発に依存する政策をすすめ、川内原発、高浜原発を突破口に再稼働へ暴走する安倍政権。1300人(主催者発表)の参加者は、「川内原発再稼働
電気・ガス市場全面自由化 料金不透明化やめよ・・消費者団体も要望
電気事業法等改定案が衆院で審議されています。同法案は、電気・都市ガス・熱供給事業の市場を全面自由化することで10兆円を超える「総合的なエネルギー市場」を創出し、電気やガスなどこれまでの事業の垣根を越えた総合エネルギー産
南海トラフのプレート境界 浅い所でも「ゆっくり滑り」・・九州大など 日向灘で微動観測
南海トラフの浅いプレート境界でも「スロースリップ」と呼ばれるゆっくりとした滑りが起きることを裏付ける微動を日向灘の海底で観測したと、九州大学や鹿児島大学、長崎大学、東京大学などの研究チームが5月8日付の米科学誌『サイエ
初参加者が見た福島・・大震災・青年ボランティアセンター/民青同盟
日本民主青年同盟中央委員会が主催した東日本大震災・全国青年ボランティアセンター(第8次)の活動が5月6日までに終了しました。初参加者が見た福島の現状は─。 (菅野尚夫) 沖縄の島袋恵裕さん(28)置かれた状況は共通・・
温室効果ガス 削減目標見直しを・・井上議員 「奇策」を批判/参院外交防衛委
日本共産党の井上哲士議員は5月7日の参院外交防衛委員会で、政府が4月30日に示した2030年の温室効果ガス削減目標(2013年比で26%削減)の要綱案について追及し、抜本的な見直しを求めました。 政府案は、基準年を京
住民側が即時抗告・・川内原発差し止め却下に対抗
九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)について、再稼働差し止めを求めた仮処分申請を却下した鹿児島地裁の決定を不服として、周辺住民ら12人は6日、福岡高裁宮崎支部に即時抗告しました。 鹿児島地裁は先月22日の
福島の現実は 聞き取り調査、前半のまとめ・・全国青年ボランティアセンター
福島県内4ヵ所に設けられた全国青年ボランティアセンター(日本民主青年同盟中央委員会主催)は5月4日までに被災地フィールドワークや聞き取り調査の前半の活動を終えました。前半の活動に参加した青年たちが「見て、聞いて、考えた