東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機の中央制御室床下に敷設された原子炉の安全設備にかかわる信号を伝送する安全系ケーブルで不適切な敷設が見つかった問題で、東電は11月11日、不適切な敷設のケーブルは6号機で175本、7号機で121本確認されたと原子力規制委員会に報告しました。
規制基準では、火災の影響を軽減するために安全系ケーブルの敷設には一般ケーブルとの間に分離板などを設置して、延焼を防止することが求められています。
東電の報告では、6号機で問題のあったケーブルは、分離板が倒れていたり、分離板の隙間を貫通させて異なる安全区分をまたいで敷設されるなどしていました。一部に建設時に敷設されたケーブルも含まれます。分離板については、6号機で設置されるべき1556枚のうち、190枚が欠損や未設置など問題が見つかりました。7号機では24カ所の不適切な施工が見つかりました。区分分離について東電が具体的な要求を施工業者にしていなかったことなどが原因としています。
規制委は4日、この問題で東電に配線の施設状況を調査し、13日までに報告することなどを指示。東電は6号機中央制御室床下以外の調査を進めるとしています。
(「しんぶん赤旗」2015年11月13日より転載)