きょうの潮流

 東京電力福島第1原発で増え続ける放射能汚染水を除去設備で処理した後のトリチウム(3重水素)を含む汚染水。国の小委員会が「海洋放出の方が確実」とする報告書を大筋了承し、地元の漁業者などから強く反対する声が上がっています▼

小泉防災相 原発30キロ圏にヨウ素剤・・住民事前配布を自治体へ要請/本県 「配布対象要件明確に」

 原発などの事故の際に甲状腺被ばくを防ぐ医薬品「安定ヨウ素剤」について、小泉進次郎原子力防災担当相は2月4日、施設から30キロ圏内の住民にも積極的に事前配布するよう、関係する24道府県に要請したと発表した。原子力災害対策

29日 原発ゼロめざすシンポ・・原発問題住民運動全国連絡センター筆頭代表委員・全国革新懇代表世話人 伊東達也さんに聞く

被災者支援と原発ゼロ 運動の発展を探求  全国革新懇(平和・民主・革新の日本をめざす全国の会)、福島県革新懇、郡山市革新懇は、29日に福島県郡山市内で「3・11から10年へ―原発ゼロをめざすたたかいのシンポジウム」を開き

「赤旗」創刊92周年に寄せて・・原子力発電に反対する福井県民会議共同代表委員 中嶌哲演さん

原発の危険性 報道続ける  長年、原発ゼロを求め続けてきて感じるのは、マスメディアの報道のあり方に問題があるということです。原子力村や原子力行政の本質が批判的にきちんと報道されてこなかった。しかも、どんなに大きな集会があ

福島第1汚染水 国の小委が報告書・・海洋放出「社会的影響は大」 “現実的選択肢”大気放出も

 東京電力福島第1原発で増え続ける放射能汚染水をめぐって、処理装置でも除去できない高濃度のトリチウム(3重水素)を含む汚染水の処分方法について社会的影響などを検討してきた国の小委員会(山本一良委員長)が1月31日、報告書