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川内原発停止・廃炉を・・鹿児島県知事選 横山候補が第一声

川内原発ゲート前で訴える横山候補=25日、鹿児島県薩摩川内市

 鹿児島県知事選が25日告示(7月12日投票)されました。日本共産党が推薦する、政治団体「原発ゼロ・九条実現めざす1万人の会」の横山ふみ子候補(73)=無所属、新=が立候補し、薩摩川内(さつませんだい)市の九州電力川内原発ゲート前で出発式を行いました。

 自民、公明が推薦する現職の三反園訓氏など、7人が立候補しました。

 出発式で横山候補は、川内原発1・2号機の即時停止・廃炉、3号機増設の「知事合意」の白紙撤回をと訴え。馬毛島への米軍FCLP(空母艦載機離着陸訓練)移転、軍事基地化を阻止し、憲法9条と平和を守り抜こうと力を込めました。医師として、新型コロナウイルス感染症拡大防止のための対策強化を行っていきたいと訴えました。

 8年前の県知事選をたたかった後援会の向原祥隆会長は、「横山氏の立候補は川内原発を廃炉にする第一歩。県民の安全・安心な暮らしを守り、県民の願いを実現する横山氏を県知事に押し上げよう」と訴えました。

 日本共産党のたいら行雄県議は、現職の三反園氏が自民党にすり寄り、4年前の県知事選の前に結んだ、川内原発停止などの政策合意をほごにしたと強調。「横山知事を誕生させ、ウソとゴマカシの三反園県政を終わりにしよう」と呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2020年6月26日より転載)