原子力規制委員会の東京電力福島第1原発の事故分析を継続的に行う検討会の初会合が4月1日開かれました。検討会は規制委の更田(ふけた)豊志委員と、旧原子力安全委員会で委員長代理を務めた久木田豊名古屋大学名誉教授ら外部専門家な
しんぶん赤旗
あす官邸前行動・・全国各地でも
「再稼働反対」「大飯原発を停止せよ」「原発いますぐ廃炉」と訴える首相官邸前抗議行動が4月3日午後6時から8時まで、首相官邸前、永田町・霞が関一帯でおこなわれます。首都圏反原発連合(反原連)が呼びかけているものです。 この
ディーゼル発電機から煙・・原子力機構「もんじゅ」
原子力規制庁によると、日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で4月30日、非常用ディーゼル発電機から煙が出る事故がありました。配管から燃料の重油が混ざった空気が出たためで、消防が火災ではないことを
懐かしの歌声 被災者に励み・・校歌歌う会呼びかけた 浪江小出身の吉田正勝さん
歌手生活32年間 ふるさとの懐かしい校歌が4月28日、会場いっぱいに響き合いました。東京・新宿区の歌声喫茶「ともしび」で開かれた「福島県浪江町の小学校校歌を歌う浪江・福島交流会」。同町立浪江小学校の新入生が今年度ゼロとな
除染 労働条件改善を・・ふくしま復興センター 政府と交渉
ふくしま復興共同センター(代表・斎藤富春県労連議長)はこのほど、国会内で除染労働者の労働条件の改善を求めて政府交渉を行いました。日本共産党の高橋ちづ子衆院議員が同席し、厚生労働省、環境省、国土交通省、復興庁の各担当者が出
“電気をつくる人々”ミニ発電所お持ち帰り・・神奈川の「藤野電力」
東京から電車で約1時間半。500~1000メートルの山々に囲まれた神奈川県旧藤野町(相模原市緑区)は今、新緑の季節を迎えています。 10年前に廃校になった牧郷(まきさと)小学校はアーティストたちがアトリエとして再利用して
除染指針 初改訂へ・・環境省
東京電力福島第1原発により拡散された放射性物質を取り除く除染のガイドライン(指針)について、環境省が初の改訂案を発表しました。「改訂の考え方」の一つが洗浄水の「放流・回収・処理方法を示す」という点です。今まで高圧洗浄機に
「収束」に程遠い福島第1原発 汚染水編⑤・・国の責任どうなの?
春男 汚染水をめぐる状況がここまで深刻になっているのは、東京電力がその場しのぎの対応をしてきたからだけでなく、国の責任が大きいと思うけど。 あやめ そうね。たとえば地下貯水槽の設置はじめ汚染水対策の計画に、ゴーサインを出
土壌の放射能10倍に・・1号貯水槽、2日前と比べ 福島第1
東京電力福島第1原発の地下貯水槽から放射能汚染水が漏れた問題で、東電は4月28日、1号貯水槽の外側土壌で27日に採取した水の放射能濃度が、2日前と比べ10倍超に上昇したと発表しました。貯水槽外側土壌での水採取場所は2カ所
太陽光・風力が全電力の5割超・・ドイツ平日の昼間では初めて
【ベルリン=時事】ドイツの民間研究機関「再生可能エネルギー国際経済フォーラム」は4月25日までに、今月18日正午に太陽光と風力の発電による電力が国内電力需要の50%以上に達したことを明らかにしました。夜間や週末に太陽光と
東京─埼玉 西武線82駅前「原発いらない」一斉に
歌声響かせシール投票 東電と埼玉をつなぐ西武線沿線の反原発団体と個人がゆるやかにつながる「反原発西武線沿線連合」は4月27日、「反原発西武線100☆駅アクション」をおこないました。 西武線の82の駅前でいっせいに「原発い
「収束」に程遠い福島第1原発 汚染水編④・・地下水減らせないの?
春男 ところで、汚染水が増える原因になっている地下水のことだけど、どうにかならないの? あやめ そうよね。これまで原子炉建屋の隣のタービン建屋地下などにつながるケーブルの貫通部を3カ所、止水工事したそうよ。それで流人量が
貯水槽周辺に放射能・・福島第1 汚染水が拡大か 東電発表
東京電力は4月27日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の地下貯水槽周辺に設置された観測孔で採取した水から放射性ストロンチウムなどが含まれていることを示す「全ベータ」(注)が検出されたと発表しました。貯水槽から漏れた汚
「あの日」から27年・・チェルノブイリ原発事故
【モスクワ=時事】史上最悪の放射能汚染をもたらした旧ソ連チェルノブイリ原発事故は4月26日、発生から27年となりました。原発職員らが住むウクライナ北部スラブチチでは、発生時刻のモスクワ時間午前1時23分(日本時間午前6時
きょう官邸前行動・・原発ゼロ訴え/原発事故収束していない
首都圏反原発連合(反原連)は4月26日、即時原発ゼロを訴える首相官邸前抗議行動を行いました。茂木敏充経済産業相が“秋にも原発を再稼働する”と語るなど、再稼働をねらう安倍晋三内閣に対し、2500人の参加者(主催者発表)は「
漏れ続ける汚染水 原因候補多すぎ・・東電 特定に混迷 福島第1地下貯水槽
高濃度の放射能汚染水が相次いで漏れた東京電力福島第1原発の地下貯水槽。汚染の拡大を止めるには、漏出した場所や原因の特定が急がれます。ところが貯水槽の安全性に自信があったはずの東電はいまになって、さまざまな理由で水漏れが起
きょう官邸前行動・・原発ゼロ訴え
「大飯原発を停止せよ」「再稼働反対」などを訴える首相官邸前抗議行動が4月26日午後6時から8時まで、官邸前・国会正面前でおこなわれます。首都圏反原発連合の主催。「私たちの声で、もう一度原発のない社会をつくり、たいせつな命
北海道電値上げ申請・・泊原発の再稼働を想定
北海道電力は4月24日、政府に家庭向け電気料金の平均10・20%の値上げを申請しました。川合克彦社長が高原一郎資源エネルギー庁長官に申請書を提出しました。9月1日から実施する考えで、標準的な家庭では月451円(6・81%
福井 大飯原発運転差し止め訴訟・・事故の危険性訴え
全国で唯一再稼働している関西電力大飯原発3、4号機をめぐる運転差し止め訴訟の第2回口頭弁論が4月24日、福井地裁(樋口英明裁判長)で開かれました。 原告側から中嶌哲演・明通寺住職=小浜市=が意見陳述を行い、「大飯原発震災
東電福島原発事故・・収束宣言の撤回こそ大前提だ
使用済み核燃料冷却プールなどでの停電事故や放射性物質を含む汚染水の地下貯水槽からの水漏れなど、東日本大震災で重大事故を起こした東京電力福島第1原発で、事故やトラブルがあとを絶ちません。事故は発生から2年以上たっても真った