茨城県東海村の日本原電東海第2原発の廃炉を求める全国交流集会が6月29日、同村に隣接する、ひたちなか市で開かれ、230人余が参加しました。原発問題住民運動全国連絡センター(伊東達也代表)と同集会茨城実行委員会(田村武夫代
しんぶん赤旗
福島第1原発 海側井戸で高い放射能・・ストロンチウムなど含む
東京電力は6月29日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)敷地内の海に近い場所の地下水から高濃度の放射性物質が検出され、海へ漏れている疑いがもたれている問題で、新たに追加した観測孔(観測用井戸)の地下水から、放射性ストロ
南海トラフ地震 津波死者、9万6000人想定・・静岡県が公表「浜岡」事故も
静岡県防災会議は6月27日、南海トラフ巨大地震に関する独自の被害想定を公表しました。マグニチュード9クラスの地震が発生すると最悪の場合、津波による死者数は国の想定より約1%多い約9万6000人、浸水面積は国の想定を約5%
被ばく不安 賠償は困難・・東電側、表明
東京電力福島第1原発事故で被災した福島県飯舘村の住民が、被ばくへの不安に対する慰謝料などを求めた裁判外の紛争解決手続き(ADR)で、原子力損害賠償紛争解決センターが示した和解方針に対し、東電側が「受け入れは困難」との意見
福島からなぜ学ばない・・自民が急ぐ原発再稼働 首長が批判
安倍自民党政権が原発再稼働に大きく舵を切ってきました。再稼働に「最大限の努力」をするとした党の参院選公約を発表。外国への原発売り込みも前のめりの姿勢を示しています。これに対し、東京電力福島第1原発事故の被害に苦しむ福島県
原発事故直後の放射性ヨウ素 汚染分布図を初作成・・原子力機構
日本原子力研究開発機構は、東京電力福島第1原発事故から約3週間後の放射性ヨウ素131の汚染分布地図を初めて作成し、このほど公表しました。米エネルギー省(DOE)と共同で、航空機から放射線量を測定したデータを使った新たな解
福島第1 燃料取り出し前倒し・・廃炉工程改訂 見通し不透明
政府の東京電力福島第1原発廃炉対策推進会議(議長、茂木敏充経済産業相)は6月27日、同原発1~4号機の廃炉工程の改訂版をまとめ、発表しました。溶融燃料(燃料デブリ)の取り出しを1年半前倒しして実施するとしたほか、同会議の
MOX燃料、高浜に搬入・・原発事故後初 新基準で再稼働狙う
関西電力高浜原発3号機(福井県高浜町)のプルサーマル発電用に、フランスで製造されたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を積んだ輸送船「パシフィック・イーグレット」が6月27日、高浜原発の専用港に到着、同原発にMO
安倍政権と対決 政治を動かす 通常国会150日・・原発 再稼働と輸出へ暴走 即時ゼロ迫る
安倍内閣は、「世界最高レベルの安全基準」とうそぶいて、原発の再稼働と原発輸出で暴走しています。 これに対し、原発ゼロを願う国民の声を代弁して「即時ゼロ」を迫っているのが日本共産党です。 日本共産党は、事故収束もできず、原
茨城・東海第2 再稼働へ工事・・原電に東海村長が抗議
日本原子力発電(原電)が茨城県東海村の東海第2原発で、新基準で再稼働のために義務付けされたフィルター付きベント(排気装置)と防潮堤の建設工事を開始した問題で、同村の村上達也村長が6月26日、原電の濱田康男社長あての抗議文
大間フルMOX 安全疑問・・規制委員長
原子力規制委員会の田中俊一委員長は6月26日の定例会見で、電源開発が建設中の大間原発(青森県大間町)で、計画されているウランとプルトニウムの混合酸化物(MOX)燃料を全炉心で使用する、フルMOXについて、フルMOXの経験
福島第1原発 汚染地下水・・海流出「疑い強い」/規制委員
東京電力福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の海に近い場所の地下水から国の定める濃度限度を大きく上回る放射性物質のストロンチウム90やトリチウム(3重水素)が検出されている問題で、6月26日、原子力規制委員が「(海への流
原発 参院選の争点に・・反原連がプロジェクト発表
首都圏反原発連合(反原連)のミサオ・レッドウルフさん、野間易通さん、越後芳さんらは6月25日、参院議員会館で記者会見を行い、「参院選で原発を争点にし、日本を市民の元に取り戻す!」とする「あなたの選択プロジェクト2013」
名古屋でも集団提訴・・福島第1 避難住民が慰謝料請求
東京電力福島第1原発事故によって住み慣れた場所での生活を奪われたとして、福島県から愛知県に避難した8世帯29人が24日、東電と国を相手取り、総額3億1900万円の慰謝料を求める訴訟を名古屋地裁に起こしました。原告側弁護団
福島第1・・海水のトリチウム上昇
東京電力は6月24日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の港湾付近の海水に含まれる放射性物質の分析結果を発表しました。21日に1~4号機取水口北側で採取した海水に含まれるトリチウム(3重水素)濃度が1リットル当たり11
原子力規制委 大飯原発運転継続へ・・必要機器・事故対策手順 未整備のまま
原子力規制委員会の評価会合は6月24日、全国で唯一稼働を続けている関西電力大飯原発(福井県おおい町)3、4号機について、新規制基準で求められている機器の設置や手順書の多くが今月末にならないと整備が終わらないのに、「直ちに
「福島に生きる」 市民の立場で記録し発信・・原発被害を告発する小渕真理さん(56)
「福島で起きていることは、ヒロシマ、ナガサキ、チェルノブイリなどと同じく次世代、次々世代まで伝え続けていかなければ」と話すのは、福島県白河市にあるNPO法人「アウシュヴィッツ平和博物館」の館長、小渕真理さん(56)です。
「活動に制限」5割超 「健康」でわずかに「よい変化」も・・放射線教育「難しい」は8割超
福島県の市町村教育委員会、PTA連合会、福島大学などの教育団体がつくる「大震災後の福島県の教育復興を進める会」はこのほど、県内の全小中学校にアンケート調査した結果をまとめました。東京電力福島第1原発事故から2年。わずかに
住民手作りエネルギー・・埼玉・小川でNPO設立
地域でエネルギーの自立・自治を−。埼玉県小川町で6月22日、NPO法人「おがわ町自然エネルギーファーム」の設立総会が開かれました。近隣住民も含め、60人が参加しました。 昨年(2012年)暑から地域で講演会などを積み重ね
もんじゅ 点検漏れさらに2100点・・点検「完了」報告に偽り
日本原子力研究開発機構の高速増殖炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で1万点に近い機器の点検漏れが見つかった問題で、同機構は6月21日、既に点検をし直したなどとしていた機器のうち、約2100点が末点検だったと発表しました。同機