東京電力は7月6日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)の1~4号機取水口内北側で3日に採取した海水から1リットル当たり2300ベクレルのトリチウム(3重水素)が検出されたと発表しました。この場所で採取した海水から検出された値としては最大です。
同原発では、1~4号機タービン建屋の海側に設置した観測用井戸の一つで採取した地下水からも1リットル当たり最高51万ベクレルという高濃度のトリチウムが検出されており、放射性物質が海へ流出したことが疑われています。
1~4号機取水口内北側では1日に採取した海水から同2200ベクレルのトリチウムが検出されていました。