安倍晋三政権は15日、地球温暖化対策に関する閣僚会合を開き、2020年までの温室効果ガス排出量を05年比で3・8%削減する新たな目標を決定しました。京都議定書の基準年である1990年比に直すと約3%増になります。「増加目
しんぶん赤旗
汚染水漏れ つなぎ目で・・福島第1タンク
東京電力は11月15日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で午前8時50分ごろ、4号機の南西側にあるG6南エリアの汚染水タンクから水が滴り落ちているのを発見したと発表しました。東電は、タンク内部からの漏れとみています。
破砕帯「活断層でない」・・大飯原発規制委チームが評価書
原子力規制委員会の専門家チームは11月15日、関西電力大飯原発(福井県おおい町)の安全上重要な施設を横切る敷地内破砕帯(断層)について、「将来活動する可能性のある断層等には該当しない」とする評価書案(大飯発電所の敷地内破
原発ゼロ決断して・・首相官邸前で抗議行動
首都圏反原発連合(反原連)は11月16日、首相官邸前抗議行動を行いました。国内の全原発が停止している現状でも電力は足りています。福島第1原発の放射能汚染水が流出し続けているのに、原発の再稼働・輸出にひた走る安倍晋三首相。
原油需要見通し、上方修正・・IEA
【口ンドン=時事】国際エネルギー機関(IEA)は11月12日、2013年版の世界エネルギー見通しを公表しました。35年時点の原油需要は、12年比27・0%増の1億1100万バレルと、前年見通し(1億850万バレル)から上
原発事故想定し対策を・・南海トラフ巨大地震 高橋氏要求
高橋ちづ子議員は7日、衆院災害対策特別委員会で南海トラフ巨大地震を想定した対策を政府に求めました。 高橋氏は、政府ワーキンググループが作成した「南海トラフ巨大地震対策について」の報告書に原発事故の被害想定がないことを指摘
あす官邸前行動/来月22日には国会大包囲
首都圏反原発連合(反原連)は11月15日、午後6時から8時まで、原発に反対する首相官邸前抗議行動を行います。「汚染水対策もままならないこの現状! 原発再稼働などしている場合か」「いまこそ全ての原発を廃炉に」などを訴えます
漏水箇所を初確認・・福島原発1号機 格納容器の底部/4号機プール、核燃料の3体取り出し困難
東京電力は11月13日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)1号機の原子炉建屋地下を調査して、格納容器からの水漏れ箇所を初めて確認したと発表しました。 1~3号機の原子炉格納容器には損傷があり、水が地下へ漏れてたまってい
「柏崎刈羽」審査開始へ・・原子力規制委 再稼働優先くっきり
原子力規制委員会は11月13日、東京電力柏崎刈羽原発(新潟県柏崎市、刈羽村)6、7号機の再稼働に向けた公開審査を開始することを決めました。予定されていた議題には上がっていませんでしたが、会合の終盤、田中俊一委員長が審査に
原発避難死で和解・・新潟 裁判外紛争解決手続き(ADR)
東京電力福島第1原発事故で緊急避難を強いられ、持病の薬も持ち出せないまま妻が白血病で死亡したとして、福島県浪江町の70代の男性が東電に慰謝料などを求めた裁判外紛争解決手続き(ADR)で和解が成立しました。東電が約1500
再生可能エネ、独大企業が応分負担・・連立交渉で合意
ふゆみ 国の総発電量の25%が自然エネルギーって、すごくない。今年のドイツの自然エネルギーの発電量の占める割合よ。2020年には35%、50年には80%にするんだって。 のぼる 自然エネルギーは再生可能エネルギーともいう
東電は慎重作業を・・核燃料取り出しNPO法人声明
NPO法人「原子力資料情報室」は11月14日、東京電力が今月中旬にも始めようとしている、福島第1原発4号機の使用済み燃料プール内の核燃料の取り出しについて、「慎重な作業を求める」声明を発表しました。 声明は、作業中に燃料
気候変動、改善求め「断食」・・COP19フィリピン交渉官
【ワルシャワAFP=時事】11月11日にポーランドで開幕した国連気候変動枠組み条約第19回締約国会議(COP19)の席上で、猛烈な台風30号が直撃したフィリピンの交渉官が「(気候変動問題で)意義のある結果が視野に入るまで
毎日新聞の出席拒む・・規制委会見で報道内容理由に
原子力規制委員会は11月11日、毎日新聞社の報道が事実に反するとして、田中俊一委員長らによる記者会見に同社記者が出席することを拒否すると明らかにしました。規制委の事務局である原子力規制庁の森本英香次長は12日の会見で、会
福島第1 タンク北71万ベクレル検出・・観測井戸全ベータが上昇
東京電力は11月12日、福島第1原発(福島県大熊町、双葉町)で、8月に300トンの汚染水漏れが発覚したタンクの北側の観測用井戸で10日に採取した水から1リットル当たり71万ベクレルの全ベータ(ストロンチウム90などベータ
ついのすみか奪われ・・福島原発訴訟住民ら口頭弁論
東京電力福島第1原発事故で、被災者が国と東電に原状回復と損害賠償を求めた裁判の第3回口頭弁論が11月12日、福島市の福島地裁(潮見直之裁判長)で行われました。 今回から「生業(なりわい)を返せ、地域を返せ!」福島原発訴訟
福島原発の被害、救って・・避難・汚染地域住民ら国会請願デモ
原発事故の被害者救済を求めて市民約150人が11月12日、国会請願デモを行いました。主催は「原発事故被害者の救済を求める全国運動」。 東京電力福島第1原発事故の被災者を支援する「子ども・被災者支援法」の十分かつ具体的な施
反原発団体に大量メール・・着信149万通 成り済ましも
脱原発などを訴える20を超える市民団体などに計200万通を超える大量のメールが送りつけられていたこと11月11日、明らかになりました。 脱原発弁護団全国連絡会共同代表の海渡雄一弁護士らによると、メールは9月18日ごろか1
放射能汚染 魚検、査国の責任で・・水産考える会が討論会
漁業関係者や消費者でつくる「21世紀の水産を考える会」は11月9日、「海とさかなの放射能汚染を考える」と題する討論集会を東京都内で間きました。 1985年から高校生とともに、ビキニ水爆実験被災船員の調査を28年間続けてき
放射線健康影響で初会合・・環境省 来年度中に中間報告
東京電力福島第1原発事故により、子どもや妊婦らが受けた放射線による影響を評価する環境省の専門家会議(座長・長滝重信長崎大名誉教授)は11月11日、都内で初会合を開きました。 専門家会議は、原発事故の被災者を支援する「子ど