南海トラフのプレート境界 浅い所でも「ゆっくり滑り」・・九州大など 日向灘で微動観測

 南海トラフの浅いプレート境界でも「スロースリップ」と呼ばれるゆっくりとした滑りが起きることを裏付ける微動を日向灘の海底で観測したと、九州大学や鹿児島大学、長崎大学、東京大学などの研究チームが5月8日付の米科学誌『サイエ

川内原発 再稼働差し止め却下に疑問、火山の影響評価に不備・・京都大学名誉教授・火山学者 石原和弘さんに聞く

 九州電力川内(せんだい)原発(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働差し止めを求めた住民側の仮処分申請を却下した4月22日の鹿児島地裁決定。同原発の160キロ圏内に五つのカルデラ火山が存在することから、とくに注目された火山災害の

福島第1 タンク汚染水漏れか・・東電発表 水たまり見つかる & 原子力機構、廃棄物ドラム缶3本に穴

 東京電力は5月1日、福島第1原発で放射能汚染水を保管しているタンク一基で水たまりが見つかったと発表しました。東電は、タンク内の高濃度の汚染水が漏れたと推定しています。タンクはボルトで鋼板を締める簡易型で、2013年8月

経産省・環境省の温暖化ガス「13年比26%削減」 目標案に有識者が批判・・30年排出量 「基準年なぜ動かす」

 2030年の日本の温室効果ガスの排出量について、経済産業省と環境省合同の有識者会議が4月30日開かれ、両省から日本の削減目標を「13年比26%削減(05年比25・4%削減)」とする要綱案が示されました。  内訳は、経産