福島に生きる 「津島原発訴訟」原告団相談役 三瓶宝次さん(82)・・党派超え「古里返せ」

 「ふるさとを返せ 津島原発訴訟」原告団の相談役を務める三瓶宝次さん(82)は、11月30日に開かれた第15回口頭弁論で、こう意見陳述しました。  「このままでは浪江町津島地区が消滅してしまう。夜も眠れません。どうかこの

原発輸出暗礁 国内新増設に活路・・「悪あがきやめてゼロへ」小池氏 経団連会長発言を批判

 日本共産党の小池晃書記局長は12月18日、国会内での記者会見で、経団連の中西宏明会長(日立製作所会長)が、英国への原発輸出計画の凍結を示唆する一方、国内では「原発のリプレース(建て替え)・新増設が必須」だと述べたのに対

きょうの潮流

 安倍首相自ら宣伝し他国に売り込んできた、原発輸出戦略が行き詰まりを見せています。今月、日本政府と三菱重工業がトルコの原発建設計画を断念する方向でトルコ政府と調整に入ったと伝えられます。英国での建設計画も出資企業が集まら

COP24 パリ協定実行段階へ(上)・・「実施ルール」道筋つく 途上国に不満 課題も

 ポーランド南部カトウィツェで2週間にわたって開かれた国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は、気候変動に取り組むパリ協定の「実施ルール」を採択して12月16日未明閉幕しました。とりあえずパリ協定は202

日本の石炭融資 時代遅れ・・オイルチェンジ・インターナショナル コリン・リースさん語る

 エネルギーをめぐる資金の流れを調べ、再生可能エネルギーへの資金を推進する市民団体「オイルチェンジ・インターナショナル」のコリン・リースさん(米国)に、日本の石炭火力推進の問題点について聞きました。 (カトウィツェ〔ポー

社会リポート 福島第1原発 アルプスで分離 2次廃棄物・・水処理後の汚泥 放射能の“本体”

被ばくや環境への影響 懸念  東京電力福島第1原発では、多核種除去設備(アルプス)で放射能汚染水を処理した後に残る汚泥などの「水処理2次廃棄物」の取り扱いが大きな問題の一つです。この廃棄物は「スラリー」などと呼ばれ、処分

COP24 NGOが評価・・各国の目標 報告受け見直しを & 「パリ協定」実施ルール 各国の真剣さが問われる

COP24 NGOが評価・・各国の目標 報告受け見直しを  【カトウィツェ(ポーランド南部)=岡本あゆ】国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)が12月15日、閉幕しました。環境NGO・地球環境市民会議(C

COP24inポーランド パリ協定「実施ルール」採択・・会議閉幕 温室効果ガス削減促進へ

「国際社会が断固として取り組むロードマップ」  【カトウィツェ(ポーランド南部)=伊藤寿庸】国連気候変動枠組み条約第24回締約国会議(COP24)は12月15日深夜から16日未明(現地時間)にかけての総会で、地球温暖化対