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デブリ性質確認・・来年2月調査へ/福島2号機 & 川内原発訴訟が結審

デブリ性質確認・・来年2月調査へ/福島2号機

 東京電力福島第1原発事故で、東電は12月17日の原子力規制委員会の会合で、2号機の原子炉格納容器内部を2019年2月に調査する方針を明らかにしました。装置を使って溶け落ちた核燃料(デブリ)をつかみ、硬さなどの性質を確認します。

 調査は、伸縮するパイプを格納容器に差し入れて伸ばし、底部に向かって装置をつり下げます。装置には物を挟める一対の部品があり、底部にたまったデブリをつかんで硬さや動かせるかどうかを調べます。

 東電は得られたデータなどに基づき、19年度中にデブリの取り出し方法を決めるとしています。

 2号機の内部調査は今年1月にも実施。この時は底部に小石や粘土のような堆積物が見つかり、東電はこれらがデブリと断定しました。

(「しんぶん赤旗」2018年12月18日より転載)


川内原発訴訟が結審・・来年6月17日に判決

 九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働を認めた原子力規制委員会の新規制基準をめぐり、鹿児島など10都県の住民らが、火山の影響評価に問題があるとして規制委の設置変更許可取り消しを求めた訴訟が12月17日、福岡地裁(倉沢守春裁判長)で結審しました。判決は来年6月17日の予定。

(「しんぶん赤旗」2018年12月18日より転載)