原発の危険性 報道続ける 長年、原発ゼロを求め続けてきて感じるのは、マスメディアの報道のあり方に問題があるということです。原子力村や原子力行政の本質が批判的にきちんと報道されてこなかった。しかも、どんなに大きな集会があ
しんぶん赤旗
福島第1汚染水 国の小委が報告書・・海洋放出「社会的影響は大」 “現実的選択肢”大気放出も
東京電力福島第1原発で増え続ける放射能汚染水をめぐって、処理装置でも除去できない高濃度のトリチウム(3重水素)を含む汚染水の処分方法について社会的影響などを検討してきた国の小委員会(山本一良委員長)が1月31日、報告書
伊方原発は廃炉に・・四国4県共産党 四国電力に要請
四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転差し止めを命じた広島高裁の仮処分決定(1月17日)を受け、四国4県の日本共産党と県議団、白川よう子衆院四国ブロック比例候補らが1月31日、高松市の四電本店を訪れ、再稼働を断念
原発ゼロへ進む1年に・・全国連絡会が総会 「福島の真の復興を」
全労連、全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる「原発をなくす全国連絡会」は1月30日、東京都内で総会を開きました。東京電力福島第1原発事故を終わったことにしようとする安倍政権や東電の姿勢を許さず、福島の真の復興、原発
福島第1 汚染水上昇・・外部流出の危険は解消
東京電力は1月29日、福島第1原発2号機タービン建屋の地下にたまっている高濃度の放射能汚染水の水位が、周辺の地下水の水位を超えたと発表しました。汚染水が外部に流出する危険性がある異常事態。東電は建屋の汚染水をくみ上げ、
大飯の差し止め・・大阪高裁認めず/「科学者の声無視」
関西電力大飯原発3、4号機(福井県おおい町)は安全性に問題があるとして、京都府の男性が運転差し止めを求めた仮処分申請の即時抗告審で、大阪高裁(山下郁夫裁判長)は1月30日、男性の即時抗告を棄却しました。男性の弁護団は「
遠州灘海底 地震の痕跡・・4、5万年200回の発生
海洋研究開発機構と産業技術総合研究所、東京大学などの研究グループは1月29日、地球深部探査船「ちきゅう」で掘削した遠州灘海底堆積物から過去4万~5万年の間に約200回の地震があったことを示す痕跡を発見したと発表しました
高浜原発3・4号機 8・10月停止を発表
関西電力は1月29日、高浜原発3、4号機(福井県高浜町)について、航空機衝突などのテロ対策施設(特定重大事故等対処施設=特重施設)の設置が間に合わないため、8月、10月にそれぞれ停止すると正式に発表しました。停止に追い
伊方原発 広島高裁異議審・・異議申し立て当面見送り/伊方原発深刻トラブルで
四国電力の長井啓介社長は1月27日、伊方原発(愛媛県伊方町)でトラブルが相次いだことを受け、同県の中村時広知事に謝罪しました。会談後、長井社長は広島高裁で出た原発差し止め仮処分への異議申し立てについても、一時的に見送る
世論と司法 原発止める・・老朽原発の再稼働 国民の行動が左右
東京電力福島第1原発事故から間もなく9年ですが、今年は関西電力が運転40年を超えた老朽原発の再稼働を狙っています。一方、今月17日には広島高裁が再び四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転停止の仮処分決定を出したこ
南海トラフ 3メートル以上の津波今後30年以内 東海から四国高確率
政府の地震調査委員会(事務局文部科学省)は1月24日、南海トラフ沿いで今後30年以内にマグニチュード(M)8~9級の大地震が発生した際、海岸での津波の高さが3メートル以上、5メートル以上、10メートル以上になる確率をそ
伊方差し止めの高裁決定を歓迎・・保団連が声明
広島高裁が四国電力伊方原発3号機の運転差し止めの仮処分決定を行った(17日)ことについて、全国保険医団体連合会公害環境対策部(野本哲夫部長)は1月22日、決定を歓迎する声明を発表しました。 声明では「住民の不安を無視
玄海町長に100万円・・福井・高浜町元助役関係企業「当選祝い」
″原発の地元″ 九州電力玄海原発が立地する佐賀県玄海町の脇山仲太郎町長は1月22日、時事通信の取材に応じ、2018年に福井県敦賀市の建設会社側から現金100万円程度を受け取ったことを明らかにしました。関西電力幹部らの金
埋め立て延長判断「知事裁量・・上関原発訴訟 違法判断を逆転容認 広島高裁
中国電力が建設を計画する上関原発(山口県上関町)の予定地をめぐり、海面埋め立て工事の延長許可の可否判断を先送りにしたため、事務経費などの公金支出がかさんだとして、山口県の住民が県を相手取り、村岡嗣政知事らに賠償請求を求
2020年度 予算案の焦点(3)・・エネルギー・中小企業 原発・石炭火発に固執
2020年度当初予算案のエネルギー対策費は9008億円(19年度比96億円減)です。原発・石炭火発の開発や存続のための予算が並びました。 気候変動で流れに逆行 「原子力産業基盤強化事業」として新規に12億円計上しまし
環境放出せず対策を・・処理汚染水 原発事故被害者ら要請
東京電力福島第1原発事故で増え続ける放射能汚染水の処分方法を検討している国の小委員会(経済産業省・多核種除去設備等処理水の取扱いに関する小委員会=山本一良委員長)に対して、被害者団体などが1月22日、「処理汚染水を環境
伊方3号許可「適正な判断」・・規制委員長
原子力規制委員会の更田豊志委員長は1月22日の定例会見で、四国電力伊方原発3号機(愛媛県)の運転差し止めを命じた広島高裁決定(1月17日)への感想を問われて、同原発3号機に対する規制委の許可判断について「十分な調査に基
原発ゼロ政権実現めざす・・反原連が新年会
首都圏反原発連合(反原連)は1月21日夜、「反原発新年会」を東京都渋谷区の「LOFT HEAVEN」(ロフトヘブン)で行いました。落語家の立川談四楼さんによるトークと落語、ライブなどで多彩なプログラムが行われ、参加者は
県庁前で「原発ゼロ」・・新潟市民、東電社長訪問に抗議
1月21日、「なくそう原発新潟市民ネット」と「原発をなくす新潟県連絡会」は共同で、東京電力・小早川智明社長が県庁に花角英世知事を訪問するのに合わせ、県庁前で「原発ゼロへ」「再稼働反対」と声をあげました。 参加した同ネ
伊方原発差し止め・・地震でも火山でも危険は明白
広島高裁は17日、四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)について「運転してはならない」とする決定を出しました。同原発から50キロ圏内にある瀬戸内海の島(山口県)の住民が求めた運転差し止めの仮処分の申し立てを認めたもので