水戸市で12月27日、県の原子力安全対策委員会(古田一雄委員長・東京大学大学院教授)の会合が開かれ、廃止措置中の東海再処理施設(日本原子力研究開発機構、東海村)の火災・津波対策を審議しました。 同施設では、使用済み核
Articles by kyou yamamoto
福島原発事故 損害賠償訴訟 東電「賠償払い過ぎ」・・「最後の一人まで」どこへ 原告弁護団「反省ない」
東京電力福島第1原発事故をめぐる東電や国を被告にした損害賠償訴訟は全国で約30あり、原告は約1万3000人に上っています。訴訟のいくつかは最高裁のたたかいになっています。裁判で東電は「これまでの賠償は払い過ぎ」などと主
原発ゼロの実現迫る・・福島 高橋・岩渕議員が国会報告
臨時国会が閉会した21日、国会から駆け付けた日本共産党の高橋千鶴子衆院議員と岩渕友参院議員が、福島市で街頭国会報告を行いました。 この日の参院本会議で岸田首相に質問し、原発事故から10年たった福島県の実態を示しながら
汚染水放出計画 公開審査を決定 規制委
原子力規制委員会は22日、東京電力福島第1原発で発生する放射能汚染水を多核種除去設備(アルプス)で処理した高濃度トリチウム(3重水素)を含む水(処理汚染水)を海洋放出するという東電の計画の申請を受けて、審査を公開で行う
福島第1汚染水 放出認めるな・・共産党などが県に申し入れ
住民はだまされぬ 東京電力が前日に福島第1原発の汚染水(処理水)海洋放出のための海底トンネル建設実施計画の「事前了解願い」を県と大熊、双葉の立地両町に提出した問題で、日本共産党福島県議団と、ふくしま復興共同センターは2
汚染水放出 東電が申請・・福島第1 地元・漁業者反対の中
東京電力福島第1原発事故で発生する放射能汚染水を処理した後に残る高濃度のトリチウム(3重水素)汚染水(アルプス処理水)の海洋放出について、東電は21日、必要な設備などの計画を盛り込んだ申請書を原子力規制委員会に提出しま
原発・石炭火力ゼロこそ 汚染水放出方針の撤回要求・・参院本会議 岩渕議員が決断迫る
臨時国会閉会 岸田文雄首相が就任してから初めての本格論戦の場となった第207臨時国会が21日、閉会しました。日本共産党の岩渕友議員は参院本会議で、2020年度決算の質問に立ち、国土交通省の統計データや森友公文書の改ざん
原発避難 実効性に疑問・・8団体 各地の計画を問う集会
原子力災害が発生した際の避難計画の実効性を問う院内集会が12月20日、参院議員会館で行われ、オンライン(80人)と合わせ、110人が参加しました。国際環境NGO「FoE Japan」、原子力規制を監視する市民の会など8
台湾 民意は脱原発・・住民投票 建設再開を否決
【北京=小林拓也】台湾で18日、建設中止となっていた原発の建設再開を認めるかなど4件の住民投票が行われ、いずれも反対多数で否決されました。台湾で脱原発を求める団体は同日夜の声明で、「原発建設を再開させないということが社
福島 真の復興・原発ゼロへ・・全国連絡会集会 呼びかけアピール採択
全労連、全日本民医連、新日本婦人の会などでつくる原発をなくす全国連絡会は12月18日、「今こそ福島の真の復興と原発ゼロの未来を」を掲げ、全国集会をオンラインで開きました。原発ゼロの未来を実現するための共同を呼びかけるア
防波壁超す22.5メートル津波想定・・浜岡原発 規制委審査会合で報告
浜岡原発(静岡県)で想定される巨大地震による津波について、中部電力は、設置済みの「防波壁」の高さを上回る最大22・5メートルに達する想定を17日、原子力規制委員会の審査会合で報告しました。 浜岡原発3、4号機は、再稼
不公正な賠償正せ 汚染水の放出反対・・福島県農民連 官邸前で訴え
岩渕議員が参加 福島県農民連は16日、東京電力福島第1原発事故の不公正な賠償を正し、農民の賠償要求に誠実に応じることなどを政府と東電に要求しました。これに先立ち官邸前で「怒りの行動」を行い、「汚染水の海洋放出反対」「賠
汚染水防止 抜本策急げ・・福島県農民連 国・東電に要求
共産・立民の国会議員同席 福島県農民運動連合会(福島県農民連)は16日、東京電力福島第1原発事故をめぐり、汚染水の海洋放出方針の撤回や不当な賠償切り下げの是正などを国と東京電力に要求しました。 交渉では▽汚染水の海洋
原発事故から10年 福島の真の復興を・・18日、全国連などが集会
「東京電力福島第1原発事故から10年 今こそ福島の真の復興と原発ゼロの未来へ!」をスローガンに掲げた集会が12月18日午後2時から、オンラインで行われます。主催は、原発をなくす全国連絡会、ふくしま復興共同センターです。
再稼働“住民が是非”島根原発近隣3市市民が会見
中国電力島根原発2号機(松江市)の再稼働の是非を問う住民投票の実現に向け、立地自治体の松江市と、30キロ圏内の米子、出雲両市で直接請求運動に取り組んでいる3市の市民団体が11日、松江市内で共同記者会見を開きました。
「流さない」が最大対策・・福島 汚染水放出撤回求め宣伝
東日本大震災から10年9カ月を前にした10日、福島市で、過酷事故を起こした東京電力福島第1原発で増え続ける汚染水(処理水)の海洋放出決定の撤回を求めて、宣伝・署名行動が取り組まれました。大震災・原発事故被害の救援と復興
“アンモニアでCO2減”は本当か・・わずかな削減 膨大なコスト
石炭火力発電は、二酸化炭素(CO2)排出が多いことから、気候危機対策として段階的廃止が国際的に議論になっています。岸田首相は所信表明演説でも、アンモニアや水素の利用によって「火力発電のゼロエミッション(CO2排出ゼロ)
政府・東電回答に批判 公害総行動 継続交渉・・汚染水海洋放出「行う」 原発・火発に固執
全国公害被害者総行動実行委員会は12月7日、衆院第2議員会館で、内閣官房、経済産業省、東京電力に対し第46回公害総行動の継続交渉を行いました。 交渉では、帰還困難区域の除染を、復興拠点から広げ「棄村・棄民」を避けるこ
福島・浪江町 大堀相馬焼13代目窯元が見学会・・時が止まった店内「原発事故の被害を伝えたい」
東京電力福島第1原子力発電所事故の被災地・福島県浪江町で300年の伝統を誇る「大堀相馬焼の郷」。窯元が、かつての工房と店舗で「原発事故で時間が止まり、荒れ果てた悲惨な被害を伝えたい」と見学会を開いています。(山本眞直)
老朽原発このまま廃炉・・大阪で集会
「老朽原発このまま廃炉!大集会inおおさか」が5日、大阪市西区の、靱(うつぼ)公園で開かれました。主催は同実行委員会。約1600人が参加し、集会後、デモ行進し市民にアピールしました。 集会では、原子力発電に反対する福