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脱原発「へこたれない」新潟知事選 片桐氏及ばず

 5月29日投開票の新潟県知事選で、保守を含む幅広い層の市民と日本共産党、社会民主党、新社会党、緑・にいがたが擁立した「新しいリーダーを誕生させる会」の片桐奈保美氏(72)は20万3845票(得票率22・46%)を獲得しましたが、及びませんでした。

 自民、公明、国民民主が推す現職の花角英世氏(64)が、2期目の当選となりました。

 現職当確の報道を受け、新潟市中央区で開かれた開票報告会に駆けつけた片桐氏は支援者からねぎらいの大きな拍手を受けました。

 脱原発の市民運動に長年携わり、今回の知事選で柏崎刈羽原発再稼働反対の公約を強固に掲げた片桐氏。選挙結果を受けて「なんのこれしき、へこたれないという思いです」と改めて再稼働反対への意欲を見せ、当選した花角氏に、県が独自で進める原発事故の「三つの検証」をやり抜くよう呼びかけました。

(「しんぶん赤旗」2022年5月31日より転載)