政府が、日立製作所などの日本企業が英国で受注した原発建設に対し、政府系金融機関を通じた資金支援を検討していることが分かりました。国際協力銀行(JBIC)や日本政策投資銀行が原発の建設や運営を行う現地法人に投融資する案が
Articles by kyou yamamoto
廃炉・賠償費 国民に押し付け・・賠償2・4兆円「託送料金」上乗せ/福島原発事故 経産省会議「中間とりまとめ」了承
大きく膨らむとされる福島第1原発事故の廃炉・損害賠償費用や、それ以外の原発の廃炉費用の一部をさらに国民負担にする問題を検討してきた経済産業省の有識者会議は12月16日、「中間とりまとめ」を了承しました。今後、国民への意
東海再処理施設・・安全対策を確認 規制委
日本原子力研究開発機構の東海再処理施設(茨城県)の廃止に向けて原子力規制委員会は12月14日の定例会合で、資金計画や廃止措置計画の詳細を明確にする必要があるとして、安全対策の妥当性を廃止措置計画認可の枠組みで確認してい
“国民負担に転嫁”の方向・・東電委提言案 料金高止まりも
経済産業省は12月14日、東京電力の「経営改革」などを検討する非公開の有識者会議「東京電力改革・1F回題委員会」(東電委員会)を開き、東電に送配電事業や原子力で他社との共同事業体を早期に設立するよう求める提言案を示しま
福島第1 原子炉注水低減・・水処理の余裕確保へ
東京電力は12月14日、福島第1原発1号機で溶けた核燃料(デブリ)を冷却するための原子炉への注水量を段階的に減らし始めたと発表しました。注水量低減で、放射能汚染水の発生量を抑制し、建屋滞留水の処理の促進を目指します。
「組織として相当欠陥」・・規制委員長 原燃報告で
日本原燃の濃縮工場(青森県六ヶ所村)で見つかった放射性廃棄物の管理の保安規定違反について、同社副社長をトップとする担当部署が、対策が終了していないにもかかわらず、終了したとする虚偽の内容の評価書を作成し、社長に報告して
“電気料金への上乗せ”原発廃炉・賠償費 市民が反対集会
原発の廃炉や事故・賠償費用の一部を送電線使用料(託送料金)に上乗せして原発を持たない「新電力」や消費者に負担させようとしている問題で12月14日、国会内で反対集会が開かれました。主催は原子力市民委員会や市民電力連絡会な
“共同の歩み”原発依存からの転換・・衆院議員・比例北陸信越ブロック 藤野保史さん㊤
日本の原発の半分が集中する北陸信越ブロック(長野、新潟、富山、石川、福井)。2014年12月、木島日出夫さん以来、11年ぶりの日本共産党衆院議員として当選した藤野保史さん(46)の初質問は、原発問題でした。 「『原発
福島 原発ゼロに・・「100万人署名」行動
原発再稼働を止め、福島切り捨て政治を転換するため、国と東京電力が責任を果たすことを求める「100万人署名」行動が12月12日、福島市のJR福島駅前通りで取り組まれました。ふくしま復興共同センターの呼びかけです。 参加
自主避難者への住宅提供打ち切り Q&A
2011年の東京電力福島第1原発事故に伴い、避難指示区域以外から避難した「自主避難者」への住宅無償提供が来年3月末で打ち切られようとしており、避難者が継続を求めて運動を続けています。 Q 自主避難とはどういうことです
東京福島第1原発・・この1週間
■12月3日 「凍土壁」(陸側遮水壁)で、計画的に未凍結にしていた山側7ヵ所のうち2ヵ所の凍結を始めました。原子力規制委員会が2日、認可していました。 ■4日 午後10時40分ごろ、1~3号機の使用済み核燃料プールの冷却
福島・宮城県境で再開・・JR常磐線 一番列車に笑顔
東日本大震災の影響で運休になっていたJR常磐線・相馬(福島県相馬市)-浜吉田(宮城県亘理=わたり=町)間(約23キロ)が12月10日、再開しました。福島県北部の南相馬市、相馬市と仙台市が5年9ヵ月ぶりに鉄道でつながりま
川内原発すぐ止めて・・反原連が官邸前抗議
首都圏反原発連合(反原連)は12月9日、首相官邸前抗議を行いました。国民多数の声を無視して、九州電力川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の再稼働を強行した安倍政権を批判。参加者は「川内原発今すぐ止めろ」とコールしました
美浜3号機 運転延長取り消しを・・名古屋地裁 廃炉訴訟原告団が提訴
高浜原発40年廃炉・名古屋訴訟の原告団・弁護団は12月9日、名古屋地裁に福井県の高浜1、2号機の運転延長認可取り消しの第3次提訴と、同様に全国で初めて美浜3号機の認可取り消しを提訴しました。 原発は福島原発事故を受け
川内1号機が運転再開
九州電力は12月8日夜、定期検査で停止していた川内原発1号機(鹿児島県薩摩川内市)の原子炉を起動しました。新規制基準に合格し再稼働した原発が定期検査で停止後に運転を再開したのは初め。11日に発電を始め、2017年1月6
鹿児島 川内原発再稼働認めるな・・県庁前 知事に要求、県民ら集会/今夜にも再稼働
鹿児島県の三反園訓(みたぞの・さとし)知事に対し、定期検査で停止中の九州電力川内原発(薩摩川内市)1号機の再稼働を認めないよう求めて、市民グループ「ストップ川内原発!3・11鹿児島実行委員会」12月7日、昨日に引き続き
福島第1またトラブル・・汚染地下水処理設備で漏水
東京電力は12月6日、福島第1原発1~4号機建屋周辺の井戸(サブドレン)などからくみ上げた汚染地下水を処理する設備で漏水があったと発表しました。 東電によるとご午前6時43分ごろ、汚染地下水の処理設備の警報が作動。社
“東電福島第1 凍土壁”遮水効果 表れぬまま凍結範囲を拡大・・地下水位の管理が課題
東京電力福島第1原発の放射能汚染水対策として1~4号機周囲の地盤を凍らせる「凍土壁」(陸側遮氷壁、総延長約1500メートル)で、計画的に末凍結にしていた山側7ヵ所(計45メートル)のうち2ヵ所の凍結を始めました。地下水
「原子力も他社と提携」・・経産省が有識者委 東電改革で提言
経済産業省は12月5日、有識者らで構成する非公開の「東京電力改革・IF(福島第1原発)問題委員会」を開きました。東京電力ホールディングス(HD)の改革案について、二社対応では限界」などとして、柏崎刈羽原発など原子力をは
ベトナム 再生エネ重視・・原発撤回後 関心高まる/官民挙げての支援デンマーク前向き
【ハノイ=松本眞志】ベトナムでは11月、国会で原発建設の白紙撤回が承認され、再生可能エネルギーに関心が高まっています。そうしたなかデンマーク大使館と同国の風力発電会社ベスタスは今月1日、ホーチミン市で再生可能エネルギー