首都圏反原発連合(反原連)は2月24日、首相官邸前抗議を行いました。冷たい風が突き付けるなか参加者は、ドラムにあわせて「再稼働反対」「原発いらない」とコール。九州電力川内原発2号機の運転再開に反対の声をあげました。
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玄海・大飯再稼働・・避難体制不安な原発動かすな
原子力規制委員会(田中俊一委員長)が「規制基準」に「適合」すると1月に決めた九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県)に続いて、関西電力大飯原発3、4号機(福井県)についても「適合」との審査書案をまとめました。安倍晋三政権は
トランプ政権と温暖化 「パリ協定」脱退、資金停止いうが・・再生エネ転換止まらない/名古屋大学大学院教授 高村ゆかりさんに聞く
「地球温暖化は中国のでっち上げ」などと主張し、「パリ協定からの脱退」を公約したトランプ米大統領。世界の温暖化対策への影響は? 日本はどうすべきか? 名古屋大学大学院教授(国際法)の高村ゆかりさんに聞きました。 (君塚
加害者が“被害”線引き・・原発自主避難者の住まい奪うな/1千万署名 市民の会集会
東京電力福島第1原発事故により避難を余儀なくされた自主避難者への住宅無償提供の打ち切りに反対し、支援の継続を求める集会が2月18日、東京都内で行われました。主催は、「さようなら原発」一千万署名市民の会。 政府と福島県
福島第1原発 廃炉作業阻む高線量・・事故6年 本紙記者が現場ルポ
東京電力福島第1原発事故から6年になるのを前に、本紙記者は2月14日、事故収束作業が続く同原発構内に入りました。東電が、合同取材団に公開しました。作業環境は改善されつつあるものの、廃炉作業を阻む高放射線量。その恐ろしさ
原発事故 津波は予想可能だった・・山添議員、国の責任ただす
日本共産党の山添拓議員は2月15日、参院資源エネルギー調査会で、福島原発事故をもたらした津波について、国は予想可能だったとして、その責任をただしました。 政府の地震調査研究推進本部は2002年、「三陸沖から房総沖にか
福島原発事故 被災者対策 真剣に・・原発住民運動全国連 政府・東電に迫る
原発問題住民運動全国連絡センターは2月13日、東京電力、電気事業連合会、原子力規制委員会、文部科学省、経済産業省に東電福島第1原発事故に対する根本的反省と被災者・被災地対策に真剣に取り組むことなどを申し入れました。
福島第1事故21兆円国民にツケ 会議の透明度ゼロ・・本紙請求の東電委情報公開に 公表済み資料を“開示”
国民へ21・5兆円にのぼる東京電力福島第1原発事故のツケ回しが経済産業省・資源エネルギー庁の非公開の会議で議論されています。どんな議論で巨額の国民負担を決めているのか、本紙が会議の議事録を情報公開請求したところ、同庁は
原発再稼働=残業青天井 衆院予算委で真島議員追及・・「公益事業」として規制外し
電力会社のもうけのために労働者の命を危険にさらすのか—。日本共産党の真島省三議員は2月6日の衆院予算委員会で、原発を「公益事業」として再稼働にかかわる電力会社の業務を残業時間規制の適用除外としている政府のごまかしを告発
東南海震源域にひずみ・・紀伊半島沖M6級 間近で精密観測
紀伊半島沖の海底下で昨年(2016年)4月、マグニチュード(M)6.5(気象庁発表)の地震が発生しました。海洋研究開発機構などの研究グループが、南海トラフ沿いに発生する巨大地震、東南海地震の想定震源域で発生していたこと
格納容器内 毎時53万ミリシーベルト・・福島第1原発2号機 1分で死に至る線量
東京電力は2月2日、1月末に実施した福島第1原発2号機の原子炉格納容器内のカメラ調査について、調査場所の放射線量が、最大で毎時約530シーベルト(53万ミリシーベルト)に上るという推計結果を明らかにしました。原子炉圧力
原子炉直下に黒い塊・・福島原発2号機 溶融核燃料か
東京電力は1月30日、福島第1原発2号機の原子炉圧力容器の直下に初めて投入したカメラで、黒い堆積(たいせき)物を確認したと発表しました。東電によると堆積物は、装置の保温材などが溶け出したものであるほか、事故で圧力容器底
台湾がエネルギー政策の舵きり・25年までに全原発の運転停止を明記
台湾がエネルギー政策の舵(かじ)を切りました。先週、立法院が脱原発法を可決し、2025年までに全原発の運転を停止することを明記。6基の原発は40年の運転期間を迎えれば廃止し、再生可能エネルギーの比率を現在の4%から20
原発を推進する安倍政権倒そう・・官邸前抗議 反原連
首都圏反原発連合(反原連)は1月20日夜、首相官邸前抗議を行いました。東京電力福島第1原発事故の被災者を切り捨て、原発のコストを国民に押し付けながら再稼働に突き進む安倍晋三政権。身を切るような寒さのなか、参加者は「原発
玄海3・4号機「適合」・・規制委 避難に課題残したまま
原子力規制委員会は1月18日、九州電力玄海原発3、4号機(佐賀県玄海町)が新規制基準に適合しているとする審査書を決定し、九電の設置変更申請を許可しました。規制委が設置変更許可を出したのは、5原発10基目。 再稼働には
住民無視の再稼 働断固反対・・玄海原発対策住民会議 成冨忠良事務局長(75)の話
福島原発事故は今も続いています。事故原因の究明、事故収束の道筋も明らかになっていません。避難生活を余儀なくされている被災者の痛みをどう考えているのでしょう。 玄海町長は審査書の決定を前に、山口祥義佐賀県知事に「再稼働
関電社長に指導票・・福井・労基署交付 課長の過労自殺で
関西電力の高浜原発1、2号機(福井県高浜町)の運転延長の審査手続きに対応していた関電の40代課長が過労自殺した問題で、福井労働局敦賀労働基準監督署が管理職を含む全社員の労働時間管理の徹底を求めた指導票を交付していたこと
原発再稼働加速・・住民同意なき運転強行するな
全国各地の原発をめぐり、停止中の原発の再稼働を狙う安倍晋三政権や電力業界と、国民・住民との対決が今年も激しくなろうとしています。東京電力福島第1原発の事故から間もなく6年になろうとしているのに、事故原因の究明が尽くされ
「再稼働認められない」・・官邸前抗議 反原連
首都圏反原発連合(反原連)は1月13日、首相官邸前抗議を行いました。この冬一番の冷え込みのなか、参加者は「原発やめろ」「安倍はやめろ」「再稼働反対」とコールしました。 初めて参加した東京都多摩市の男性(24)=飲食店
「原発なくすデモだよ」・・親子連れ、傘さして/東京・高田馬場
反原発西武線沿線連合(反西連)は1月8日、東京都新宿区で第5回高田馬場ニューイヤー脱原発デモを行いました。氷雨を突いて約150人が参加し、原発再稼働反対、福島第1原発事故の被災者支援打ち切り反対などを訴えました。 反